【俳句・川柳】小句集
山藤の雫滴るアメシスト
石楠花に口紅引いて涙する
不如帰血を吐くまでは鳴いて死ぬ
泣くならば泣くがままにて不如帰
古への皇子と成りて白牡丹
汝が髪に百花の王を戴冠す
朝焼けの心は命祝福す
芭蕉布はあの頃の夏織りなして
説く法を軽んじられて慈悲心鳥
眠れずにクロノトリガー浦島草
曇天の淡き光に麦の秋
山藤の雫滴るアメシスト
石楠花に口紅引いて涙する
不如帰血を吐くまでは鳴いて死ぬ
泣くならば泣くがままにて不如帰
古への皇子と成りて白牡丹
汝が髪に百花の王を戴冠す
朝焼けの心は命祝福す
芭蕉布はあの頃の夏織りなして
説く法を軽んじられて慈悲心鳥
眠れずにクロノトリガー浦島草
曇天の淡き光に麦の秋