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ビビり散らかしてたフジロックに行ってみた

2023年7月
長い間夢だったフジロックに初めて行ってみたので、感想や注意点などをまとめてみます。

まず率直な感想

思ってたよりもイージーだった!!楽しい!また行きたい!

です。
行く前のイメージは、アクセス悪いし、環境過酷だし、とにかくハードで苦しいものというイメージがありました。
しかし行ってみると、そこまで過酷なものではなかったので少し心配しすぎだったのかなあと思いました。

帰るまでの流れ、持ち物等以下に項目ごとにまとめております。


現地入り〜帰るまでの流れ

7/27(木)18:00 岐阜県某所より出発。
移動手段は車で、Googleマップの案内だと出発地から越後湯沢駅までは6時間かかるとのことでした😨
中央道を東に進み、長野県の更埴ICで長野自動車道へ。さらに北に進み、豊田飯山で高速を降りました。
国道117号を北上した後、県道353号線を南下して無事越後湯沢駅の宿に辿り着きました。
途中で休憩など挟んだので、少しナビの予定より遅れて24:30に到着しました。

翌朝は、10時に越後湯沢駅のシャトルバス乗り場に着きましたが、乗れたのは11:00くらいでした。この間日向でひたすら待っていたのでちょっとしんどかったです。

このバス待ちの時間の間に朝ごはんを済ませておくことを強くおすすめします!
現地に着いてからでも食事はできますが、バスの待ち時間は正直予測がつきにくいと思うので、思ったよりバスの待ち時間が長くてご飯食べてたら見たいアーティストまで間に合うかわからん!(泣)なんてこともありえると思ったからです。
バスの乗車時間は予定通り40分ほどでした。現地までくねくね道が続いたらどうしよう〜と不安な気持ちもありましたが、急なカーブはそこまでなかったので、車酔いはそこまで心配しなくても大丈夫かと思います。

現地に着いてからの流れは、こんな感じでした。
 思い出野郎Aチーム(White Stage 12:40〜)
 あっこゴリラ(Gypsy Avalon 13:40〜)
  食事・休憩タイム
 ComplianS(Gypsy Avalon 19:00〜)
 The Strokes(Green Stage 21:10〜)
  散策・トイレタイム
 帰りのバス乗車(24:15〜)
 旅館到着(02:00)
 就寝(03:00)

元々The Strokes以外の目当てがそこまでなかったのですが、そのおかげで余裕を持って行動できたのが良かった点だと思っています。1つ絶対見たいアーティストを決めておいて、プラスで3〜4組くらい見当をつけておくと、心の余裕にも繋がりそうです!

あとは、予定がない時間を作るのも大事だと感じました。会場は音楽ステージ以外にも素敵なモニュメントやハンモックがあったり、川などもあるのでそういう場所で休憩がてら遊ぶ時間があると、より充実すると思います。

帰りのシャトルバスは大体20分くらいの待ち時間で、思ったよりも早く乗ることが出来ました。

持ち物


必須度★★★


大容量のリュックサック
小リュック+サコッシュと迷いましたが、機能性と持ち物軽減を重視して少し大きめのコチラを使いました。大きいと持ち物がたくさん入るのはもちろん、飲み物も買い溜めしてあげるのでありがたい!
個人的に、腰のベルトがマストだなと感じました。肩で支えるのではなく腰で支えることで重さを感じにくいし、肩こりの防止にもなります!あとは背中とリュックが密着しにくいから踊りやすいし、涼しいです!本当に腰ベルトに助けられました。腰ベルトがなかったら倍くらい疲れたかも。腰ベルト、ゼッタイ!

上着
日中は必要ないですが、夜になって朝が冷えると寒く感じるのでやっぱり上着はあったほうがいいと思います。なるべく軽いと良さそうです。

交通系icカード
事前に1万円チャージしました。十分足りました。パスケースにキーリールをつけて、リュックのフープにかけて使ったところめちゃくちゃ好調でした。携帯での決済は電波障害や充電の問題もあるので、icカードがいいと思います!

フェイスタオル
日焼け対策もかねて首にかけていました。ちょっとしたとき汗とか拭けるのありがてえええってなりました。何かと便利。

ウェットティッシュ
必須!!!トイレの手洗い場が激混みな時、ご飯の後、机を拭く時などなど。ないと結構不便かも。

ジップロック
すぐゴミを捨てられない時に重宝しました。あとはモバイルバッテリーなどの濡らしたくないものをしまうのにおすすめ。

日焼け止め
必須!!!必須!!!(2回目)
体真っ赤になっている人ちょいちょいいました~~~。こまめに塗りなおしできるように持っていきましょう!頭皮にも忘れずに!

必須度★★☆


折りたたみイス
ご飯エリアには椅子がないところもあったので、助かりました。食事の際以外にも、行列に並んでいる時やGypsy Avalonのステージ、ちょびっと休みたい時に重宝しました。ただ、購入したものは柱が三本だった為少し頼りなかったです😥次行く時は4本足でもっと大きいやつにしたい。また、あったら助かるけど1日だけならなくてもまあいけるかな程度の必須度合いでした。

カッパ
フジロックは必ず雨が降る!と誰もが口を揃えて言うから必須アイテムとして買ってみたけど、運が良かったのか20分程度の夕立に遭遇しただけでした。購入したのは透湿機能付きのものだったけど、天気予報が元々雨とかではないならビニールの簡易カッパでも十分だと思う。なんなら大きめのゴミ袋被ってカッパ代わりにしている人もいたくらいでした。
持ち歩きの重さ・デカさの割に必須かというと正直微妙なアイテム。

汗拭きシート
生き返ります。冷感のものだと良さそう。

大き目のゴミ袋
市町村の大き目のゴミ袋を持っていきました。レジャーシート感覚で使えるのがよかったです。持ち物を置いておけるくらいの大きさのイスがあれば特にいらないかも。

装備

服装
トップスはUNIQLOのコットン生地のタンクトップに、シースルー素材の上着にしました。これらは私服から用意しました。

パンツは乾きやすく軽いものが良いかなと思い、少しお金をかけてコロンビアの長めのパンツを新たに購入しました。やっぱりアウトドアブランドなだけあって機能性は素晴らしかったです!ガシガシ履けるし、雨を気にしなくていい!蒸れない!コロンビア最高!

他のお客さんを見ると、完全に街仕様の服を着ている人もいたので服はわりとなんでもよさそうではありました。ただ、ジーパンやチノパンなどの面素材で重いものは雨が降った時にしんどそう…。あとはベルトがいらないものがよいと思いました!

1点反省ポイントとして思うのは、半ズボンでもよかったかなーというところです。トイレが仮設でやや汚いので、裾が地面に付かないように少し気を遣いました。

帽子
必須!!!まぶしさが全然違います!
帽子もコロンビアで揃えました。つばの広めのものを使っている人が大半
で、キャップは数えるほどしか見ませんでした。
アウトドア用なら何でもよさそうですが、めちゃくちゃ汗をかくので洗えない紙素材とかはちょっと微妙かも。
買ったものは顎紐が付いていたのと、小さくたためる素材だったのでとても助かりました!

サングラス
こちらも必須!!!!
買ってから思ったけど、夏って気づかないうちにまぶしくて目細めているんですね~~~。あると本当に楽ちん!目から紫外線を感じて日焼けするとかも聞くし、UVカットのレンズにしましょう!
ちゃんと普段から使いたいと思えるように、眼鏡屋さんでフレームとレンズ選んで作りました。ほとんどの眼鏡屋さんでかけ心地を調節してもらえると思うので、その点でも雑貨屋さんよりも眼鏡屋さんで購入することをお勧めします~。

トレッキングシューズ
歩きやすさと防水性を兼ねているからトレッキングシューズがいいよ!といろんな人にお勧めしてもらったので、トレッキングシューズ買ってみました。

靴が合わなかったらこの世の終わりレベルで詰んでたと思うので、靴にはお金をかけるべきだと思いました。実際、今回いろいろ買いそろえた中で一番高額でしたがおかげで快適な1日を過ごせたので、良い買い物でした~。

でも他のお客さんを見るとトレッキングシューズとサンダル半々くらいでした。天気が良かったからかな?
足元はそこまで悪くないので、ちゃんとしたサンダルならトレッキングシューズじゃなくても全然大丈夫そうでした。しかも川に入れたりしちゃうし、来年はサンダルもありだな~。

ちなみにトレッキングシューズもサンダルもKEENがめちゃくちゃ多かった。

トイレのあれこれ

トイレに一番ビビってたんです。「フジロック トイレ」とかで調べると、1時間待ちだとか、行列の写真とかがヒットするからめちゃくちゃ身構えていました。

結論平常時は全然待たなかったです。待って10分くらいかと思います。もちろんグリーンステージの終演後とかは別ですが、そこまで心配しなくても大丈夫だと思います。トイレットペーパーもちゃんとセットしてありました。

種類は和式トイレが7割くらい。洋式は数は少ないけど、巡り会えないということはないです。ちょっと移動すれば全然洋式あります。まじ全然大丈夫。

あとは、女性専用トイレがあるのが本当にありがたかった…!どのトイレエリアにも女性専用トイレが設置してあった(はず)なので、男女共用トイレに抵抗がある方でも安心だと思います。

汚れやニオイは、正直ちょっとありました。でも息ができないほどでもないし、汚物で散らかっているということもないです。特に女性専用トイレはニオイそんなにしないです。

トイレ内の床には泥や水濡れがありますが、トレッキングシューズで足元が守られていたからかそこまで気になりませんでした。サンダルだとちょっと気になるかも?

各アーティストの終演後は混みがちなので、少しでも尿意を感じた後はトイレ行っておきましょう!

ごはん・飲み物のあれこれ

めちゃくちゃ待ちました~~~~やばいくらい待ちました。トイレ問題よりこっちの方がくらいましたね~。

ランチタイム以外でもずっと行列が出来ていて、どこのお店も基本的に1時間は待つかな~といった感じです。ご飯タイムは余裕をもって!

あまりにも並んでいるので、小腹が空いた時用のエネルギーゼリーとかおにぎりとか持っていくとめちゃくちゃ助かると思います。

また当日の夕飯は適当にコンビニでいっか〜と思い軽い気持ちで越後湯沢駅のセブンイレブンに向かったのですが、午前1時の時点で店外まで会計待ちの行列が出来ていました。ギリギリお弁当をゲット出来ましたが、タイミングが悪いとおにぎりしか売ってないかもしれないです。みんな考えることは同じだ~~。
現地で食べようにも、各ステージの最終アーティストを見ようとすると、夕飯のタイミングが難しいところでした。

あとは、会場にはマイボトル持参の方向けに象印の給茶所があると聞いていましたが、普通にふらふらしているだけではたどり着けませんでした(泣)
また、他の給水ブースもあったのですが、「予定量に達したため終了します」との張り紙があったので、給水できないこともあるのかもしれないです。なのでペットボトル持参か現地調達がよさそうです。ペットボトルは飲食ブースに1本200~250円で売っていました。

そういえば自販機も見つけられなかったです。どこにあるんだ!?

他フェスとの比較

森、道、市場

フジロックのごはんは美味しいと聞いていましたが、個人的にごはんは圧倒的に森、道、市場の勝利でした。飲食店の多さ、種類の多さ、美味しさ、待ち時間どれをとってもフジロックはちょっと劣るかな。
でもね、屋台とかよりは全然美味しいです!たぶん森道市場がおいしすぎるだけだと思います。

暑さや人混みの面ではフジロックの方が快適でした。標高が高くて爽やかなのと、会場が広いからか、人でごった返してる感が少なかった。

客層は森道と被る感じもありますが、森道が全体的にオシャレ~な人が多い感じのなのに対し、フジロックはアウトドア装備8割の中、オシャレを極めし者がポツポツいるみたいな感じでしたね。

SUMMER SONIC

1度だけサマソニ大阪に参加したことがあるのですが、フジロックの方が快適でした。暑さが違う。フジロックって暑いといっても30度前後だし空気も冷たいので、サマソニのアスファルトの照り返しと比べたら全然快適でした。

装備や持ち物の面ではサマソニの方が楽ですね。サマソニはみんなほんとに普段のお出かけの格好で来てるもんね。あとは近くにコンビニもあるからご飯や飲み物の心配も少ない。

フジとサマソニで出演アーティスト層のかぶりはあるけど、フジのちょっと(かなり)アクセス悪いところとか、自然と一体化している雰囲気とか、丸1日体力使って遊んでるぞ!!!!!!って感じがすごく楽しいし、特別なものだと感じたので、サマソニ好きな人もぜひ行ってみてほしいな~と思います。

まとめ

交通手段と宿さえ準備すればフジロックは怖くない!

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