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【8月新刊】PHP文芸文庫&単行本6作品、一挙紹介!
みなさん、こんにちは!
こちらの投稿では、2023年8月発売の文芸作品を一挙ご紹介します。
気になる本が見つかると嬉しいです。
8月9日ごろ発売! 文芸文庫5作品
京都府警あやかし課の事件簿8|天花寺 さやか著
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三角関係、ついに決着!?
第7回京都本大賞受賞の人気シリーズ、待望の第八弾!
●STORY
ついに自分の思いを大に伝える決心をした塔太郎。
同じく大に想いを寄せる総代との「約束」にけじめをつけるため、塔太郎は彼を呼び出すが、大と総代は二人で東京に行く予定があるそうで……。
一方、大には喫茶ちとせの店長にならないかという話が持ち上がる。
大は、その勉強のため「清水焼」の陶芸体験に行くが――。
文庫オリジナル。
主人公。古賀大(まさる)が京都府警委嘱「採用リクルーター」になりました!
シリーズ特設サイトはこちらから
幽霊長屋、お貸しします(二)|泉 ゆたか著
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読売の種拾いとして働くお奈津は、とある事件を通じて知り合った“事故物件”専門の家守(不動産屋)・直吉の力を借りながら、江戸の幽霊騒動に関わっていく。
心中事件の真相、国じゅうの幽霊話を集めているという怪しい男・七五郎との出会いなど、人と霊の巡り合わせを追う中で、直吉の両親が行方不明になった事件の手がかりを見つけるが……。
話題沸騰の「事故物件×時代小説」シリーズ第二弾!
第一巻の情報はこちらから!
消えた依頼人|田村 和大著
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真実は――法の向こう側。
かつて殺人罪に問われた女性の無罪判決を勝ち取った敏腕弁護士の大石は、今度は医療過誤訴訟を手掛けていた。
勝訴となれば更なる名声を得られるとほくそ笑む大石だったが、その裁判当日、原告は法廷に姿を見せず、後日、原告の自宅を訪ねると、そこには全くの別人が!?
弁護士資格を剥奪されかねない窮地に追い込まれた大石の、起死回生の一手とは。
傑作リーガル・ミステリー。
天離り果つる国(上)|宮本 昌孝著
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「この時代小説がすごい!」2022年版(宝島社刊)の単行本部門第1位作品の文庫化。
書評家・書店員など、本読みのプロたちに圧倒的な支持を得たこの作品の舞台は、飛騨白川郷。
そこに織田信長の魔の手が迫るところから物語は始まる。
戦国武将が喉から手が出るほど欲しいのは、金銀と、鉄炮火薬に欠かせない塩硝。それらは白川郷で豊富に産するという。
宝の眠る里を我が物にしようと企む、織田・上杉・本願寺……。
そんななか、信長によってこの地に送り込まれたのが、天才軍師・竹中半兵衛の愛弟子・七龍太である。
“天空の城”と言われる帰雲城に拠って白川郷を治めるのは、内ケ嶋氏理。
氏理には、野性味あふれる姫がいた。美しき里に魅せられた七龍太は、領民の平和な生活を守るため、信長の命に反し、姫武者・紗雪とともに立ち上がる。
そこには、七龍太の出生に関わる、思いがけない出逢いも待っていた。
『剣豪将軍義輝』『風魔』の著者、渾身の「戦国エンタテインメント」。
天離り果つる国(下)|宮本 昌孝著
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世界遺産・白川郷の地を舞台にした戦国ロマン!
織田信長の実質的な後継者となった豊臣秀吉は、思い通りにならない七龍太の処刑を黒田官兵衛に命じる。七龍太の運命やいかに。
一方、徳川家康の支援を仰ぐべく、真冬の立山連峰越えに挑む猛将・佐々成政の前に、囚われていたはずの内ケ嶋の姫・紗雪が現われる。
秀吉・家康らが虎視眈々と狙うなか、美しき里の平穏を願う領主・内ケ嶋氏理は、真宗勢力と手を携え、飛騨白川郷の独立をめざす。「天離(あまさか)る地」の小国は生き残ることができるのか。
戦いの時は刻々と迫っていた。押し寄せる大軍を迎え撃つそのとき、驚天動地の出来事が――。
本書は、一夜にして消えた帰雲城をめぐる壮大なスケールの物語。
戦国時代の飛騨に注目した、戦国好きにはたまらない、一気読み必至の傑作長編小説。
「この時代小説がすごい!」2022年版(宝島社刊)の単行本部門第1位作品の文庫化。
8月19日ごろ発売! 単行本1作品
首都襲撃|高嶋 哲夫著
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その日、東京は戦場になった……。
『官邸襲撃』の著者が描く、衝撃のクライシス小説第二弾。
夏目明日香は、一年前の官邸襲撃事件のトラウマを抱えつつも、総理付きSPとして復帰した。
一方、総理の新崎は、欧米で立て続けに起きたテロ事件に対抗し、〈テロ撲滅世界会議〉を東京で開催すると宣言。
しかしその結果、東京がテロの標的となることに。そんな中、六本木で最初の爆発事件が起きた……。
さらに国際会議を守るべく奮闘する明日香たちの作戦はテログループに漏れ、対策は後手に回り続ける。裏切り者は誰なのか? そして会議の開催の行方は!?
本当に日本は安全なのか、安全保障対策は万全なのかをあらためて問いかける、首都・東京の危機を描いた傑作長編。
以上、8月発売の新刊6作品のご紹介でした!
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