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2021年5月の記事一覧

企業にとって、ほんとうの「資産」とは何か

小阪裕司著『「顧客消滅時代」マーケティング』の第1章・全文公開、今回は、コロナショックによる自粛期間中、企業の明暗を分けたものは何か、具体的な事例を交えての解説です。「思わず納得!」と唸らされる、ビジネスのヒントが満載です。【普及局コバヤシ】 4月に「前年比150%」を達成した高級レストラン「4月は前年比150%を達成しました」  あるレストランからそんな報告が入ったのは、2020年5月のことだ。その店の名前は、名古屋にあるコース料理専門の完全予約制レストラン「ことわりをは

企業の多くは、ギャンブルをしている⁉

小阪裕司著『「顧客消滅時代」マーケティング』の第1章・全文公開、今回は、大企業にとってもBtoBビジネスにとっても、アフターコロナの時代を生き抜くための重要なキーワードを紹介。まず顧客を知ることから――とは、出版業界にとっても耳の痛い話だと思いました。【普及局コバヤシ】 ●「心が豊かになる」ビジネスにとって、今はチャンスである●「顧客の時間」はむしろ増えている あなたは外出を自粛する中で、こんな思いを持ったことはないだろうか。 「コロナのせいでよく行っていたあの店に行けてい

顧客は無意識に「選別」を行なっていた!!

小阪裕司著『「顧客消滅時代」マーケティング』の第1章・全文公開、今回は、コロナショックによって消えてしまった顧客は、遅かれ早かれ、去っていく運命にあったという、いささかショッキングな内容です。が、これからのビジネスのヒントが満載です。【普及局コバヤシ】 現代社会の歴史上、人の流れが初めて止まった 1990年代のバブル崩壊、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災など、我々は数々の「危機」に直面してきた。しかし、2020年の「コロナショック」の影響は、それらを大

植松努著『不安な時代に踏み出すための「だったらこうしてみたら?」』

前回の「はじめに」に続き、「おわりに」を公開します。 今回、植松さんは人口減少社会の話に触れています。私自身も不安ではありますが、読むと、何をすべきか、どういう心構えでいるべきか、自分のサイズで考えられるようになれた気がしました。未来は明るくなると、希望の持てる内容です。ぜひご一読ください!【普及局コバヤシ】 おわりに いま日本はものすごく大きな変化の時代を迎えています。長く続いた人口増加期が終わって、これからは、急激な人口減少期を迎えます。これはもう、30年も前からわかっ

コロナ禍と人口減少社会を見据えて

コロナ禍により、多くの企業が苦境に立たされた。とくにお客様に直に接する飲食業などの「リアルビジネス」を展開している人にとっては、まるで「顧客が消滅」したかのような状況である。こうしたなか、2021年2月の発売から3カ月余り、早くも本書は、絶望的な時代を乗り切るための「コロナ時代の新マーケティング・バイブル」との評価もいただいた。 そこで、3度目の緊急事態宣言が出され、ビジネスの切迫度合いも増してきたいま、著者・小阪裕司氏のご厚意により、本書のコアな部分である序章と第1章を、5

植松努著『不安な時代に踏み出すための「だったらこうしてみたら?」 』

コロナ禍が続くなか、先行きが見えず、将来に不安をもつ方も多いと思います。5月22日発売の新刊、植松努著『不安な時代に踏み出すための「だったらこうしてみたら?」 』は、そんな大人や子供たちに向けた一冊です。 さまざまな苦難を乗り越え、宇宙開発に邁進する植松さんの言葉は力強く、そしてやさしく、勇気と元気が湧いてくる内容です。その思いは、とくに本書の「はじめに」と「おわりに」に込められています。 そこで、「この部分だけでも、ぜひ多くの方に読んでいただきたい」と思い、ご本人に相談した