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書店の現場から

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書店員オススメの本の魅力とは? 全国各地の書店にお邪魔しているPHPの営業マンが、その店頭展開の様子と書店員さんの声をレポートします。
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【書店さまが選ぶ当店のイチオシ!】

テーマ別PHP新書フェア 紀伊國屋書店さいたま新都心店 新書・理工書ご担当 岩本学様 【取材・文】PHP研究所東部書店普及部 平賀哲史 JRさいたま新都心駅から直結した商業施設・コクーンシティ内「コクーン1」1Fにある当店は、1日の来店客数が平日で1,000~1,300人、休日だと1,800~2,000人ものお客様で賑わいます。客層のメインは平日だと中・高生の学生さん、休日は親子などご家族連れが多く来店されます。当店2Fには映画館があり、線路を挟む反対側には、さいたまスー

【書店さまが選ぶ当店のイチオシ!】

『乗り物の迷路』香川元太郎 作・絵 小賀野 実 監修 MARUZEN博多店 児童書ご担当 大和泰子 様 【取材・文】PHP研究所東部書店普及部 瀬田成俊 当店は、JR博多駅に隣接する商業施設「アミュプラザ博多」の8階にあります。ご来店されるお客様は、平日はベビーカーの親子連れからご年配のお客様、夕方以降は仕事帰りのお客様が中心です。週末には、家族連れのお客様が多数ご来店され、幅広い層のお客様にご利用いただいております。 今回、私がお薦めするのは、『乗り物の迷路』です。累

【書店さまが選ぶ当店のイチオシ!】

PHP文庫フェア 戸田書店高崎店 須藤ゆかり様 【取材・文】PHP研究所東部書店普及部 仲谷誠弘 当店は1985年4月に開店、高崎市内のロードサイドにお店を構え、児童書から理工書をはじめとする専門書まで、さまざまな書籍を読者に提供している書店です。お客様はご年配の方からビジネスマンまで、週末にはファミリ ー層にもご利用いただくなど、客層は幅広く、書籍や文具以外にも、CDやレコード、美術品の売り場を特設するなど、お客さまの あらゆるニーズにお応えできるように取り組んでいます

【書店さまが選ぶ当店のイチオシ!】

弊社は福井を中心に北陸と首都圏で主に複合型の書店を展開しております。首都圏には最初に出店したKaBoS宮前平店(神奈川県川崎市)ほか、4店舗があります。 ところで、多くの出版物は、文化やファッションなどと同様に、流行は都市部→地方という順序をたどります。ベストセラーも売れはじめるタイミングに長短の違いはあれ、一定の時差が生じます。あまり逆はないものです。そういう意味で、今回ご紹介する枡野俊明著『比べず、とらわれず、生きる』は、福井の店舗から売れはじめた希な例と言えるかもしれま

【書店さまが選ぶ当店のイチオシ!】

『まんがでわかる感情の整理ができる人は、うまくいく』有川真由美 著/Jam マンガ   株式会社精文館書店 商品部 書籍バイヤー課 課長 川田智美さま 【取材・文】PHP研究所西部書店普及部 稲垣雄介 弊社は愛知県豊橋市に本部を置き、愛知県、静岡県、埼玉県、神奈川県、千葉県に計49店舗の支店を展開しております。1,000坪を超える売場を持つ豊橋本店など、大型店舗では雑誌・コミック・一般書はもとより、専門書についても豊富なラインナップを揃えるようにしています。 さて、今回ご

【書店さまが選ぶ当店のイチオシ!】

『道をひらく』松下幸之助著 ㈱平惣 書籍部 部長 八百原 勝さま 【取材・文】PHP研究所西部書店普及部 稲垣雄介 弊社の創業は1739年(元文4年、江戸時代の享保の改革後、将軍は徳川吉宗のころとなります。以来、徳島県内に7店舗を構え、つねに地元のお客様に良質な出版物の提供を、と心がけてまいりました。 今回ご紹介します『道をひらく』平惣オリジナルカバーの展開については、2018年の第1回目に続き、今回が2回目の取り組みとなります。最初は、徳島特産の阿波藍染を活かし、表に