委員長の独り言: トーク採択の裏側
こんばんは、あすみ(@asumikam)です!
先ほど、PHPカンファレンス小田原(以降、ぺちこん小田原)はトーク採択・非採択のご連絡をしました。
まず、トークに応募して頂いた皆様、本当にありがとうございます。
たくさんのプロポーザルがあって採択・非採択があるのは嬉しいような悲しいような気持ちです。(たくさんきて嬉しいが、本気で全員にトークしてもらいたかった)
私も他のカンファレンスでトークに応募することもありますが「採択をする」経験は他でトークを応募する時も役立つな、と思いました。本気で全員にトークしてもらいたかったからこそ、何を持って採択・不採択にしたのか?というのを、トークに応募してもらった皆様に採択基準を伝えたくなったので書いていきます。
あくまでぺちこん小田原での決め方であり、他のカンファレンスでもそうという訳ではないのでご了承ください。
トーク採択の裏側
まず、採択までの流れは以下のようなものでした。
前投票
採択会議前にトーク全てに目を通し、聞きたいと思ったものに採択pt(1点 or 2点)をつけておく
採択会議
運営がつけた採択ptの上位5,6名は即採択
ふせん投票
30分の枠を決める
15分の枠を決める
5分の枠を決める
未採択の「小田原っこ」トークに関して採択をかける
ふせん投票ではタイムテーブル数より少し少ないふせんを各スタッフに配り、集計→話し合い→採択の手順で行いました。ここでは、前投票の段階で採択ptが集まっているものに関してふせんが集まっている傾向にありました。
採択pt付与・ふせん投票・採択に強く働いた要素は以下です。
「コンテンツが想像でき、ワクワクする、聞きたいと思う」
タイトルや内容の中身は、やはり1番重要です。トーク(タイトル・内容)から、コンテンツを想像してどんなことが繰り広げられるかが想像できるのは大事ですね。
「PHP・技術的な話である」
PHPの技術カンファレンスということもあり、これは単純に上位に食い込む確率が上がります。
「小田原に独自で投げている」「現時点で他で喋ってなさそう」
これは本当にわりとキュンでした。面白そうさがあった上で、小田原のために用意してくれてるな…へぇ….キュン、となりました。また、他のカンファレンスに投げているものだとしても、現時点でまだ発表してなさそう、であれば投票が集まる印象でした(ここは全部追ってないのでキャッチアップできていないものもあるかも)
逆に強く働かなかった要素は以下です。
「トークタイトル・内容を読んでも発表の内容が不明瞭」
私たちはみなさんがどのようなトークをするかはトークのみを見て判断するしかないのでプロポーザル時点でふわっとしているものは採択ptが自然につかない傾向にありました。
「なんらかの宣伝」
技術の話がメインではなく、特定サービスや特定組織の宣伝要素が強いものは上位に食い込みませんでした。
また、「お気に入りの数」に関してはSNSのフォロワー数に寄ってきそうな感覚があったため、ぺちこん小田原では参考値程度にとどめています。
少し別の観点ですが、単品で見た時には聞きたいものでも「既に採択済みのトークとバランスを取った時にジャンルが偏ってしまうので泣く泣く不採択」にしたものもありました。
そして、今回「小田原っこ」の枠を設け、8人の小田原っこを観測しました。初の試みでドキドキでしたが(何もかもが初だが)、めちゃくちゃ嬉しい思いでした!!ご活用いただいた皆様、本当にありがとうございます。これにより、まだ未採択の「小田原っこ」枠を一連の採択基準に倣って追加で採択、とするフローを最後に設けました。
おわりに
以上がぺちこん小田原での採択基準でした。
実は、通したいものが多すぎて、元々のタイムテーブルから5,6名拡張もしました。それでも通せなかったものもあるのは、正直めちゃくちゃ悔しいです。いつかでっかいキャパで全員に喋ってもらえるように、初回である2024年を大盛り上がりにします!
ぺちこん小田原の通常チケット販売は12/25(月)を予定しております。
是非、お越しいただけると幸いです。それではまたどこかでお会いしましょう👋