オリンパス 初代EM-5とEM-10 Mark III 動画の手ブレ性能の比較(録画有)
最新モデルのオリンパス EM-10 Mark IIIと発売から8年たった初代EM-5の動画における手ブレ性能を比較する機会があったのでまとめます。
カメラのキタムラで比較させてもらったのですが、結論から言えば私も店員さんも感動するレベルで進化がありました。ただ新しい疑惑も…
現行キットレンズでの比較
両機種とも現行キットレンズの広角端28㎜で撮影してます。
初代EM-5のフルHD録画
EM-10 Mark IIIでのフルHD録画
初代EM-5は手ブレ補正は効いているけれども、画面にコンニャクのようなウネウネ感があります。
対するEM-10 Mark IIIは手ブレ補正が安定感のある補正具合になっています。やはり動画に関しては現行機種との差は圧倒的です。
広角28㎜なら問題なく歩き撮りもできそうです。
この比較をしようと思った経緯
初代EM-5の写真性能には十分満足しているのですが、動画を撮った際に出る「コンニャク現象」に不満をもっていて他のオリンパスのミラーレス一眼を色々と調べていてEM-5 Mark IIが良いかなと思ったのですが
ガジェット系Youtuberのドリキンさんの過去のEM-5やGH5の動画を見ていたらコンニャク現象が起きていたのでマイクロフォーサーズの限界なのか?という疑念があって実際に調べてみました。
もう一つの検証 広角24㎜だと問題発生
手持ちのレンズ古いキットレンズでも検証しました。こちらのレンズは広角端が24㎜と若干広いレンズです。カメラのモニターで確認したときはかなりいい感じ撮れていると思っていました。
初代EM-5 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
EM-10 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
EM-10でも新しいタイプの謎の歪みが発生してしまいました。
最新の手ブレ補正と旧レンズの組み合わせが悪いのか?手ブレ補正の限界は広角28㎜なのか?
別の機会にEM-10 Mark IIIと別の新しい広角レンズの組み合わせを試してみたいと思います
まとめ
今回の検証では、3世代差があると動画面での手ブレ補正性能はかなり差がありました。実際EM-10 Mark IIIの手ブレ補正はジンバルに近い効き具合を感じました。
しかしながら24㎜レンズでの謎のブレの発生もありました。一定以上の広角レンズだと手ブレ補正に問題が発生する」という疑念も発生しました。
また別の機会でより検証してみたいです。
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