不動産物件写真にコストをかけると成約率が上がる?
結論、不動産物件の写真が良くなると物件の魅力が最大限に引き出され、結果として購入や賃貸の成約率が向上します。では具体的に何がどう変わるのか、今回の記事では詳しく説明していきます。
皆さんこんにちは。
初めましての方、初めまして。
建築フォトグラファーの藤川です。
Xでは建築写真キャット🐈というアカウントで活動しています。
建築写真撮影を生業としており、普段は住宅や店舗の竣工写真、不動産物件写真など関東を中心に建築を撮らせてもらって生きております。
物件撮影歴でいえば下積みも含めると気がつけば丸6年になりました。
過去に撮った物件の数はもう数え切れなくなったので○千件と表現しておきます。詳しい実績については下記リンクの記事を読んでください。
1. 広告写真の役割と効果
まず物件写真の話をする前にもっと根本的な話をしましょう。ということで広告写真の話です。
広告写真は商品の魅力を引き出し、購買意欲を高めるために欠かせない要素です。たとえば、ファッション広告ではモデルが着用する服のデザインや質感がリアルに伝わるよう工夫され、食品広告では料理の美味しさが視覚的に伝わるよう撮影されています。要するに何かを売る時にはその製品の特徴や魅力を伝えるために必要不可欠な訳です。
不動産物件の写真も同様に、物件の魅力を最大限に引き出し、見る人に「この物件に住んでみたい」「所有したい」「買いたい」と思わせることが重要です。良質な物件写真は、物件の特長や魅力を視覚的に伝えるだけでなく、信頼感や安心感を与える効果もあります。
2. 現状の物件写真
現在、多くの不動産物件写真は不動産業者の担当者さんや売主さんが撮影しています。これらの写真は専門的な技術や知識を持った人が撮影しているわけではないため、物件の魅力を十分に伝えられていないことが多いです。結果として物件の情報が正しく伝わらず、購入者さんや借主さんに物件の良さを十分に感じてもらえないことが多々あります。ネットから物件探しを始める時代である現在にこのやり方は非常に悪手です。
物件の魅力が伝わらない以外にもデメリットがあって、それは「この不動産会社本当にやる気あるのかな?」と思われてしまう点です。質の低い写真が並んでいるとPRに力を入れていないと公言しているようなものです。「いやいや私たちは営業力でやってるから!」とおっしゃる方も多いかと思いますが、そもそも問い合わせ前に候補から外れてしまっています。
このような状況では物件写真が広告写真としての役割を果たしていないと言えます。魅力的な写真がないと物件に対する興味を引くことができず、結果として成約までの時間が長くなったり、成約に至らなかったり、そもそも問い合わせにも繋がらないことがあります。
3. プロの私が撮っている物件写真
私がプロのフォトグラファーとして撮影している物件写真は、写真や機材の特性を熟知したうえで、物件の魅力を最大限に引き出すように工夫しています。プロでないとわからないような撮影技術や物件の見せ方を駆使し、広告写真としての役割を果たす写真を撮影し、編集しています。
例えば、広角レンズを使って部屋全体の広さを表現したり、自然光を活かして明るく清潔感のある写真を撮影したりします。また、写真の編集においても色調補正や不要な光の排除など細かな調整を行い、物件の魅力を最大限に引き出します。
これまでに多くの物件を撮影してきた実績があり、その写真は多くのポータルサイトで高評価を得ています。これにより物件の成約率が向上し、不動産業者様からも高い評価をいただいています。
実際にどんな写真を撮ってるの?
ってことで、私が撮影した写真を置いておきます。
4. 物件撮影にコストをかける価値は十分にある
プロによる物件写真撮影には一見高額な費用がかかるため(私の場合3〜6万円ほど)、そこへの投資に抵抗がある方も少なくありません。しかしながら最終的に手に入れる利益と比較してみてください。
例えば売買の話ですが、物件写真が良ければ相場の数十万〜最大100万近く高額でも問い合わせが来るというお話を実際にお客様から頂いたことがあります。つまり数万円の投資で数十万以上の利益を上げることができるとしたらどうするか、考えなくても当然その数万円を投資しますよね。
賃貸でも同様で、仮に月々の家賃が5万円だとしましょう。入居者者が決まらずに2ヶ月が経過したら10万円の売り上げを得る機会損失をしてしまっています。そこで数万円の撮影に投資するのが無駄だと思いますか?
つまり一見高額に見えてもそうではないということが言える訳です。
いいことばかり書くとポジショントークがすぎるのでうまくハマらない時のことも書いておきます。それはいくら写真が良くても実際に条件の厳しい物件はなかなか問い合わせも契約も増えづらいという現実。ただそういう物件こそ写真は力を入れて欲しいとは思います。そしてその真逆も然り、やはり写真を掲載しなくても契約の決まる物件は存在するということ。条件の良い物件は掲載直後(なぜか掲載前に決まっちゃったりね…)から引っ張りだこの奪い合いです。そのような物件には確かに物件写真は不要かもしれません。
しかしそうではない物件の方が多いのが現実。行動しなければ変化はない。現実から目を逸らさずに一度見直してみましょう。
5. 物件編集サービスなら全国の皆さんにチャンスがある
とはいえ、撮影となるとどうしても私の活動拠点である神奈川県を中心に関東圏での対応に限られてしまいます。私以外に頼むとしてもカメラマンの多くは都市部に集中しており、その中でも信頼出来るカメラマンを見つけるのはなかなか苦労すると思います。またプロフォトグラファーに依頼すると5万円以上のコストがかかることもあります。先ほどは高くない投資であると書きましたが現実問題これがネックとなり、プロに撮影を依頼できない方も多いでしょう。
しかし、私が提供している物件写真編集サービスなら、全国どこにいても平等に比較的安価に利用することができます。このサービスでは皆さんが既に撮影した写真をプロの手で編集し、物件の魅力を最大限に引き出します。
これにより実は平等どころか、地方でプロカメラマンがいない地域では他社と圧倒的な差をつけることができます。地方にこそ大きな可能性があると私は考えています。
作例を置いておきます。
1枚目は垂直が取れておらず全体的に暗い印象で、iPhoneで撮ったよく見かける物件写真です。これでも水平は取れているのでまだマシな方でしょう。
それに対して2枚目は明るさを適正に調整し、垂直を出すことで空間を適切に把握しやすくなります。
「素人にこんな違いわからない」と思うかもしれませんが十分お客様はその差に気付きますし、自覚がなくても認識の水面下で異なる印象を受けることは間違いありません。
このように物件写真編集サービスを利用することで、コストを抑えつつ、プロが手掛けたような高品質な写真を手に入れることができます。詳しくは下記のリンクから詳細をご確認ください。わからないことがあれば、XのDMかリンク先の公式LINEにお気軽にメッセージをお送りください。
6. まとめ
不動産物件の写真が良くなることで、物件の魅力が最大限に引き出され、購入者さんや借主さんに強くアピールすることができます。プロのフォトグラファーが撮影することで、物件の魅力を効果的に伝えることができ、成約率の向上につながります。
現状、多くの物件写真は専門家ではない人によって撮影されていますが、プロの手による写真はその効果を大きく向上させます。また、物件写真編集サービスを利用することで、全国どこでもプロのクオリティを手軽に手に入れることができます。
不動産業界での競争に勝ち抜くためにも、ぜひ物件写真のクオリティを向上させることを考えてみてください。これにより、物件の魅力を最大限に引き出し、より多くの成約を目指すことができるでしょう。
この記事が、不動産写真の重要性とその効果について理解を深める一助となれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!
フォローといいねを是非是非お願いします!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!!