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カメラの保管とメンテナンスの基本【物件写真撮影内製化計画#5】

カメラの保管やメンテナンスって悩ましい問題ですよね。頑張りすぎると疲れてしまうし、手を抜きすぎると機材に悪影響が出るかもしれません。そこで今回は、最低限守るべきポイントに絞り、簡単かつ効果的に機材を守る方法をお伝えしようと思います。

皆さんこんにちは、こんばんは。初めましての方、初めまして!
建築フォトグラファーの藤川です。
Xでは建築写真キャット🐈というアカウントで活動しています。
建築写真撮影を生業としており、普段は住宅や店舗の竣工写真、不動産物件写真など関東を中心に建築を撮らせてもらって生きております。
物件撮影歴でいえば下積みも含めると気がつけば丸6年になりました。
過去に撮った物件の数はもう数え切れなくなったので○千件と表現しておきます。詳しい実績については下記リンクの記事を読んでください。

今回も不動産業者さんが物件写真撮影を内製化していくことを想定した記事を書いていきます。(ここで言う物件写真とは主に不動産売買や賃貸で広告として使用する写真のことを示します。)

大前提として、完全に私個人の主観による記事であることを予めご理解ください。

  • しっかり調べるのめんどくさい!

  • とりあえず最短でいい感じに撮りたい!

  • カメラの勉強なんてする気はないけど、質の良い物件写真だけは必要!

そういう手っ取り早く物件撮影を内製で行いたい不動産屋さん向けの記事になります。
ここで最大の注意点なのですが、竣工写真や施工写真を撮ろうとしている工務店さんや住宅会社さんは絶対にこの記事を参考にしないでください。ただ今回のメンテや保管方法の記事に関しては他の建築撮影ジャンル、なんなら建築以外の撮影ジャンルにも共通すると思うので皆さん最後までぜひ読んでみてください。

同じ建築撮影でも物件撮影と竣工撮影はジャンルが違うと言っていいほど別物です。もしそういう方でより詳しく知りたい方がいらしたら、noteメンバーシップのプレミアムプランへの参加をお待ちしています。
それでは前置きが長くなりましたが解説を始めましょう。

今回はカメラの保管とメンテナンスの基本を解説します!


1. カメラ&レンズの保管方法

カメラやレンズは、保管環境が非常に重要です。温度や湿度、直射日光を避け、適切な保管をすることで機材の寿命を延ばすことができます。ここでは、カメラの保管に使用する製品を4つの方法に分けてご紹介します。

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