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「木綿のハンカチーフ」があまりにも名曲すぎるので語りたい。

みなさんこんばんは。木綿のハンカチーフって、最高すぎませんか?

写真中心のアカウントだったはずなのに唐突に音楽?なんだ?って感じかと思いますが、今回から私の趣味的な部分というか、一見写真には無関係っぽいお話を時々していこうかなと思います。写真の小難しい話ばっかりじゃ疲れちゃうよ!

わざわざ記事にするぐらいなので、要するに私の思想や人格を形成しているものの一部みたいなものです。それを知っていただくことで私の感性の源流を共有できたらな、みたいなそういうテーマでお送りします。

ちなみに音楽は大好きですが専門的な知識とか皆無なので、ひたすら「最高」「すごい」しか言いません。よろしくお願いします!(爆)

ではでは秋の夜長にしみじみとやっていきましょう。


改めて今回ご紹介する楽曲はこちら!

「木綿のハンカチーフ」
歌:太田裕美
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
リリース日:1975年12月21日

初めましての方はじめまして!
いつも読んでくださってる方はこんにちは!こんばんは!
どうも、建築フォトグラファーの藤川です。
建築写真撮影を生業としており、普段は住宅や店舗の竣工写真や不動産物件写真など関東を中心に建築を撮って生きております。


1975年リリースの曲ということで1993年生まれの私には本来無縁な楽曲わけですがこの曲を知るきっかけになったのは、なんとも悲しいことに筒美京平先生の訃報でした。正直に言うと、それまで先生のことを知らなかったんです。でも、訃報を受けてから色々調べ始めたら、なんと歴代売上枚数が日本一の作曲家さんだということを知りました。

2位はなんと私が大好きな小室哲哉氏!日本の音楽シーンを象徴するお方だと知り、ものすごく衝撃を受けました。小室さんについてもまた今度語りたいと思います。世代じゃないのにめっちゃCD集めました。それぐらい好きです。

そして、今回お話しする筒美先生の「木綿のハンカチーフ」。この曲を初めて聴いた時の感動は、正直うまく言葉にできませんが、メロディの美しさと、各楽器の繊細さ、現代ではもうほとんど聴けないような楽曲構成に、私は完全にやられてしまいました。目玉が10回ぐらい飛び出したかもしれません。
実際、今でも多くのアーティストがこの曲をカバーしているそうです。(私はこのオリジナルの演奏が特に好きなのでカバーソングに関してほとんど聴来たことがありません)

ここから先は、私がこの楽曲に感じた衝撃と感動、その心の声をそのまま書き出していきますね。果たして文章として成り立っているのか怪しいですが、その生感をお楽しみください。


まず、冒頭からもう衝撃。

流れるような美しいイントロから始まります。この時点で最高です。
そして歌い出しからなんとも心地よい。

”恋人よ〜”の完成された美しさ。

さらに”僕は旅立つ〜”の”つ〜”で上がるところがまず衝撃!うーん、美しさの限界突破!!!!

”探すつもりだ〜”のところでもう全てが完璧すぎてここで曲終わっていいんじゃない?とすら思えます。これは次の展開のハードルが高い!というか超えられないだろうと思うわけです。

でも実際には超えてくる!!しかも異次元の方向に!!!

”いいえ〜あなた〜”


はい、もうおかしい。一回あれだけ盛り上げてここで下げてきたー。そのメロディ展開の意外性と親和性、なんというか「うわぁそう来るかぁ」と唸らされる感じが凄すぎるんです。天才ってこれかーって感じ。まじでいい。

そこに絶妙に控えめなサビが続く。このサビの控えめな感じが、逆に曲全体を引き締めている気がするんです。サビらしいサビがないのがいい!サビって一番盛り上がるものでしょ?っていう概念がない!!!
しかも、さらにこの曲って4番まであるんですよね。ただ当時の歌謡曲としてはまぁそこまで珍しいわけではないのかもしれませんが、現代ではまずあり得ない!

3番のストリングスがやばすぎる

そして、個人的にさらに天才的だと思うポイントは3番
ここだけストリングスが入るんですけど、これがまた…。

歌詞で
”あなたが好きだったのでも” ”木枯らしのビル街”
の間に「とぅとぅとぅん!とぅとぅとぅん!とぅとぅとぅん!……」というストリングスが入るんです!
はい!今すぐ聴いてきてください!!最高ですよ!!!

歌詞にある木枯らしの風が吹く感じをストリングスで表現しているのでしょうか。
ただ言えることはとにかく美しい。とにかく大好き。
流れるようなメロディのストリングス大好きなんですよー!!!
ほら、もう一回聴いてみて!めっちゃいいでしょ!


ちょっと脱線しますがストリングス大好きって話します。

最近のアーティストだと「星野源」や「ずっと真夜中でいいのに。」の楽曲のストリングスの使われ方がめっちゃめちゃ好きです。
星野源だと「Hello Song」のストリングスがまじで神です。特にイントロとサビね!!!担当はおそらく岡本美央さんです。違ったらすみません。


ずとまよだと「暗く黒く」のストリングスがえぐいです。てかずとまよの楽曲は一部星野源の影響を受けているように感じます。弾き語りでweekendとか色々やってるみたいなので、多少の影響はやはりあるかもです。

ストリングス担当は真部裕さんです。

てか、星野源もずとまよもめっちゃいいよね。


ただいまです。脱線が長くなりました。

とにかく3番のストリングスが最高すぎる好きすぎるというのはこれで何とか伝わったかなと思います。

最後に

全体を通して主旋律のメロディーが美しいのはもちろんのこと、各楽器の細かい部分が全部いいんです。間奏のギターも哀愁があっていいですよねー!

ぜひ大音量で各楽器の大活躍を聴いてほしいです。ってもう皆さん何度も聴いてますよね。若い人で知らなかった人はこの機会にぜひ!

このように1975年にリリースされた曲なのに、現代の私たちをも魅了するこの「木綿のハンカチーフ」。これこそ名曲と言わざるを得ません。

あ、最後にもうひとつ脱線。
私が世界で最も好きな楽器がマンドリンなんですけど(その話もいずれ)、その奏者で偉大な青山忠氏がカルテットでアレンジカバーしたものがとんでも無く良いのでぜひ最後に聴いていってください。


それでは今夜はこの辺りで。

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良い夜を!


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