広角歪みの違和感を減らす撮影技法
広角レンズを使うと写真は歪んでしまうものだと諦めていませんか?あまり知られていませんが、実は広角歪みには攻略法があります。
初めましての方はじめまして!
いつも読んでくださってる方はこんにちは!こんばんは!
どうも、建築フォトグラファーの藤川です。
Xでは建築写真キャット🐈というアカウントで活動しています。
建築写真撮影を生業としており、普段は住宅や店舗の竣工写真や不動産物件写真など関東を中心に建築を撮って生きております。
前回の記事で紹介した通り、広角レンズを使うとき特に建築写真や風景写真において、「何か違和感がある」「気持ち悪さを感じる」と思うことがあります。
これらの違和感は広角レンズ特有の歪みや遠近感が強調されることが原因であるという解説をしました。この記事です↓
今回はその広角歪みの違和感を減らすための撮影技法について、実際に私が撮った写真をベースに解説していきます。この記事はメンバーシップ限定のため、具体的な作例写真をお見せしながら、より専門的な内容をお届けします。
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では前置きが長くなりましたがやっていきましょう!
1. 広角の気持ち悪さの正体
前回の記事で詳しく解説しましたが、広角レンズによる違和感の正体は、主に2つの要素によって引き起こされます。
歪曲収差(ディストーション)
これはレンズそのものの光学的特性から生じる歪みです。特に樽型歪みや糸巻き型歪みが広角レンズでは目立ちやすく、直線が湾曲して見えることがあります。これはあとから編集ソフトで改善できることが多く、それほど大きな問題ではありません。(その編集方法についても別途記事にするかもしれません。)
遠近感(パースペクティブ)
今回の主役はこちら!広角レンズは視野が広いため、被写体の遠近感が強調されやすく、特に近くにある被写体が大きく写り、遠くにあるものが極端に小さく見えることがあります。これが「広角の気持ち悪さ」の一因です。
これは撮影時から配慮しておかないと後からどうにもならないケースがほとんどです。
今回は遠近感、つまりパースペクティブの歪みを軽減するための解説をしていきます。これは広角レンズの特性上、軽減できないものであると考えている人も少なくありません。
2. 遠近感が強まる条件
広角レンズの特徴である遠近感が強調される条件について理解することは、違和感を減らすための第一歩です。
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