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Lightroomの自動歪み補正は役に立たない

自動歪み補正使ってますか?その使い方では不十分かもしれません。Lightroom(以下Lr)には便利な機能がたくさんあります。その中のひとつが「自動歪み補正」です。この機能は、レンズプロファイルを元に歪みや周辺光量落ち(いわゆる「ビネット」)を補正してくれるものですが、タイトルにもある通り「役に立たない」と感じることが多々あります。
今回はその理由を深掘りしつつ、どのように歪み補正を活用すべきかを解説していきます。

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ちなみに今回お話しする「歪み」とは「歪曲収差」のことです。パース歪みとは異なりますのでご注意ください。その違いについても過去の記事で詳しく説明しています。

では本題、やっていきましょう!

1.自動歪み補正の仕組み

Lrの自動歪み補正は、Adobeが用意したレンズプロファイルに基づいています。このプロファイルには、特定のレンズで発生しやすい樽型歪みや糸巻き型歪みなどの情報が含まれています。
自動補正をオンにすることで、これらの歪みが修正される仕組みです。

各メーカーのレンズに合わせて補正プロファイルが存在しますが……

2.それでも「役に立たない」理由

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