盆栽大野フェスに行ってきました。
って気が付いたらわかりやすい写真が一枚もない (;^_^A アセアセ・・・
実は2日とも参加したのですが、それには理由があって。。。
植物が好きだけど、家の庭の関係からそうそう草花を植えるスペースがなく、ミニバラの鉢でいっぱいだけど、もう少し何かをしたい。
そんな時にYOUTUBEの園芸チャンネルを見ている時にお勧めに現れたのが盆栽Qさんのチャンネル。園芸チャンネルの一つとして眺めていると盆栽大野の大野さんが話している内容に凄く救われた気がしたんです。
盆栽というと長年誰かが育ててきたものに、また手を加えたりして、それを後の世代に伝える、そんなイメージがあったのに、そこに映っていたのは小品盆栽という15cm以下の盆栽で尚且つ大野さんの盆栽はその中でも小さくて、ビックリ。
それもその小さな鉢に何年もその植物が生きていて花をつけたり実をつけたりする。草もOK。
ちょっとした良いカルチャーショックでした。その上に、「ちゃんとやっていたつもりでも枯れちゃうこともあるわねぇ~~~」とにこやかに言われているし、挿し木なども「やって見ればいいのよ、つくときもあるし、つかない時もある」とまぁ、なんてお優しい。
そんな大野さんのところで盆栽フェスを初めて開催するというのに参加しないわけがありません。その上、メンバーに加えて頂いているボンスキージョの方に大野さんからお声がけがあって、中の人として参加できると聞いて、片道3時間、いつか一度行ってみたいと思っていた盆栽大野さん、それもフェスに行かないわけがありません。
実際に行ってみて感じたのが皆さん、凄く盆栽も植物も植木鉢も好きで、私のようなこの夏から始めたばかりの初心者にも丁寧に教えてくれるということ。特にスタッフのおじいちゃん。何を聞いてもすぐにいろいろ教えてくれるので、大野さんが「うちには良い営業がいるから」と言われるのがわかるぐらい。
これはどういう植物でどういう扱いをとか思って見ていると「これはね」と育て方をいろいろレクチャーしてくれるだけでなく、「それが気になるならこっちにはこれがあって」と他のもいろいろ教えてくれるので、でも、その話の内容は営業というより、ただただお客さんの知りたいそうなことを教えてくれるという感じのトークなんですよね。
なので、私を含めて皆さん、あれ?って思うぐらいにレジにつく頃にはいくつもの鉢を手にすることになります。でもね、皆さんにこやかな笑顔になるのが本当に素敵でした。
そのいろいろなお話の中で私が一番聴いて良かったと思ったのは「出来上がった盆栽を買うのではなく、素材を買って、これをどう育てていくか考えながら、木の様子を見ながらいじっていくのが楽しい」というお話。
完全な初心者なんですが、でも、だからこそ、誰かがきちんと育てたものを崩さないで、より良くするのが怖いというかそんなスキルがないので、まずは素材が育つかそこからスタートと思っている私には最高のお話でした。
とりあえず、買った素材と赤松を始めとした種を植えて、芽を出してそこからのものと、「花芽を見たいなら緩めて(鉢のサイズアップをして)花を見てから小さくカット。そしてカットした枝は挿し木をしてみると良い」といわれたサルスベリをきちんと育てないと。。。
2日間、年金生活者にとってあまりにも懐かしい文化祭などの気持ちも味わえましたし、たくさんの種類の木々にも出会えてとても楽しかったです。で、中の人もやっていたので、人の写真を撮ってあげたりしていて、盆栽大野の看板も何も撮ったつもりが自分では一枚もなかったという始末。次回参加できるのであればもう少しそこもちゃんとしたいです。