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苔ぼっくり 2個目

あの状態のマツボックリに


2024年10月28日の様子

今日はホソバオキナゴケを摘めていった。この作業、結構時間がかかって、それも老眼には細かい作業。前段階のミズゴケも気になる部分をもう少し手直しして、落ち着かせてからの作業。

ここをきちんと綺麗に詰めていかないと水を上げるためにコップに沈めたりしたと持ち上げると細かくちぎれた苔がポロポロと手についたりするのである程度みっちり詰めます。この時にしっかり奥のミズゴケにくっつくように押し込むのですが、その押し込んだピンセットについて一部がちぎれて戻ったり、そもそも全部が取れちゃったり。

ホソバオキナゴケは増える速度が遅いのに人気の苔なので、自然界のをあまり多く取るのは気が引けますし、かといって苔を育てている業者さんから買う場合、売り切れもあって悩みどころ。

なので、マツボックリに詰めるときも丁寧に隙間のないように詰めていきますが、ミズゴケとの関係で2重に詰めてしまっているところも実はあります。でも、スカスカだとそこからこぼれていくように思いますので、隙間がないように、でも、多すぎないように詰めていきます。

私は初めてこの苔ぼっくりを買った時にそれなりのお値段2700円だったので、ちょっと高めかなと思ったのですが、実際に作ってみると良い出来上がりを目指そうとすると手間がかかるのが良くわかりました。

前回の時もそうでしたが、みっちりと詰められたと思ってもその後、詳細にチェックすると、マツボックリ自体が多少変形するのもあって、あ、ここ足りないとかいろいろわかってきて詰め直したりしますから、数が作れない。

山に土地を持っていて大量に生えているとかではなければ、どこかで苔を購入したり、あまり増えないこの苔を数か月栽培しなければいけません。と考えるとあの金額は安いぐらいです。

マツボックリも苔もタダだから出来上がったものも安くて良いと考えるのは今の時代許されないのではと思います。とは言え、個人の趣味で作ってプレゼントしたり飾っておくのには凄く良いものなので、これを作る方が増えたら良いなと思っています。

あ、写真を忘れていますね、現時点ではこんな感じです。


2024年10月29日現在の様子

胞子体が出来ているのですが、これは後でカットして使っていない苔を保管している発泡スチロールの中に入れてみようと思っています。ちなみに撒き苔をした場合この苔がここまでふっくらと育つのに1年ではダメなようなので、気長に気長にお付き合いですね。

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