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MDから遊戯王OCGに手を出した初心者♀のRAMオフレポ
前回前々回の記事では温かい反応を多数いただき、ありがとうございました。
需要がどこかにあるなら…ということで、今度は2024/5/4に開催されたRAMオフでの体験を書いていきます!
初紙デュエル@遊戯王の日はこちら↓
必要なサプライ編↓
1. なぜRAMオフなのか
前年の『RARITY COLLECTION -QUARTER CENTURY EDITION-』、そして今年3月発売の『QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE』のお陰で、【銀河フォトン】に必要なカードが格段に手に入りやすくなりました。
そして私はRAMチャンネルのファンです。
5/4のオフ会なら、4月にデッキ組んで練習すれば間に合うのでは…?
しかもちょうどARC-Vカフェもやってるし…
ということで、GWに東京遠征を行うことに決めました。
![](https://assets.st-note.com/img/1716800578105-UW60oBKMjE.jpg?width=1200)
やはり具体的な目標を立てないとなかなかカードを揃えられなかったと思うので、ちょうどいいタイミングでRAMオフが開催されていたのは幸運でした。
遊戯王の日でもオフ会でも、これに出る!と決めてしまったほうが動きやすいですね。
参加の決め手は「ファンだから」になってしまうのですが、それ以外にもRAMオフなら…と思った理由を挙げておきます。
あくまでも私の見解であり、以下を満たしていれば大丈夫or満たしていなければ危険というわけではないのでご了承ください。
・主催者の名前が知られている
チャンネル登録者数4万人のチャンネルを持ち、大会やオフ会を多く開催されている方です。
少なくとも行ってみたら宗教勧誘だった!みたいなことにはならないでしょう。
そもそもRAMチャンネルは宗教
・規模が140人
特にトラブルがなくても、圧倒的に異性が多い場所は居心地が悪い…
ですが、140人もいればさすがに紛れます。
実際男も女もなく人間いっぱいって感じでした。
母数が多いほど女性の数も多くなる…かも。
・チャンネルの雰囲気
RAMチャンネルは「ピア~」や「ピュ~」といった謎の鳴き声が飛び交うチャンネルのため、非常にコメント欄が穏やかです。
もちろん「デュエルできればどこでもいい」と参加される方もおられると思いますが、やはりそのチャンネルの雰囲気が好きな方が集まりやすいのではないかと思いました。
以上の理由から、RAMオフ行ってみよう!となったわけです。
2. 申し込み
個人が主催するオフ会の場合、公式イベントより手続きがややこしくなると思います。
今回のRAMオフの場合、
①トナメルで申し込み(先着順)
②メールでlivepocketへ誘導
③livepocketで支払い
という流れでした。
意識したことはこちら↓
・説明を隅から隅まで読む
・期日、時間を守る
・新しい連絡がないかこまめにチェック
参加者はお客様ではないので、主催者の負担を増やさないように立ち回っていきたいものです。
主催アカウントなどはフォローしておいた方がスムーズですね。
申し込みができれば、名札やデッキなど必要なものを準備していきます。
3. 当日の流れ
RAMオフの場合、最寄り駅からの道のりを細かく説明してくださっていたため、土地勘のない人間でもスムーズにたどり着くことができました。
多分同志だろうな…という大きめのカバンを持った男性陣と共に建物内へ。
そして入口前で独り黙々とはんぺんクッションをトスするオニーサンを横目に会場に入りました。
いったい誰えもんだったんだ…
10:00-10:50受付で、私は10:40ごろに着きました。
この時間に140人が来ると間に合わないと思いますので、早めに来てくださっている他の参加者の皆さんに感謝です…
ただあまりにも早すぎる場合、待機場所など注意が必要なこともあります。
説明をよく読みましょう。
直前に座席表とトナメル受付番号がTwitterに掲示されており、その番号を伝えることで受付をしてもらいました。
座席表と実際の机を照合させつつ、自分の席へ向かいます。
私が着いた時点で9割くらいの方は来られていたのですが、ほぼ全員デュエルしていました。
開会は11時ですが、まあデュエリストが二人揃ったら始まりますよね。
もうちょっと早めに行けばよかったかー!と思いつつデュエル開始です。
デュエルは死ぬほど楽しかったのですが、そのへんは後ほど…
11時になるとRAMさんから挨拶と簡単な説明があり、その後全員でデュエル開始の掛け声を行いました。
「ピア~」じゃなくて少し残念…
そしてデュエルを再開。
初戦は座席表で対面している方と対戦ですが、気が済んだら席を移動していきます。
対戦相手募集中・休憩中の札が用意されていたので、挑みに行くのもよし!待ち構えるのもよし!です。
RAMオフ、受付はじまってます!
— RAMオフ@次回は2024年下旬ごろ (@RAM_OFF_) May 4, 2024
前回高評だった「休憩中」と「募集中」の札は今回全卓分用意しました!! pic.twitter.com/C1e04u7LOJ
会場内には飲食可能な休憩スペースがあり、ちょっとしたおやつも用意されていました。ありがてぇ…
ちなみに対戦スペースでは蓋つきの飲み物以外飲食禁止です。
また自由に途中退出できるため、朝ごはんや昼ごはんを買いに行ったり、食べに行ったりすることもできます。
ただ食べるものは持ってきておいた方がいいですね!
私は「何時間もぶっ通しでデュエルは疲れるから、気分転換に外に出た方がいいかな?」とか、「友達できたら誘ってみようかな?」とか思っていたんですが…
甘かった…
2人と対戦させていただいたあと、時計をみれば13時半…(体感は30分)
私用により17時には撤退する必要があったため、あと3人くらい…?
飯買いに行ってる場合じゃねぇ!
ということでお菓子で凌ぎました。
ゼリー飲料とかおにぎりとか、さっと食べられるものを持っていくといいと思います。
対戦してくださった方に…と思って持ってきた元気の出る魔法のお菓子が脳に染みました。
ちなみに1人にしか渡せてません。懺悔の用意…
本部席ではグッズの販売が行われていました。
プレイマットなども持っていきますのでよろしくお願いいたします!
— RAMオフ@次回は2024年下旬ごろ (@RAM_OFF_) May 2, 2024
(前回特典の缶バッジは今回ありません…) pic.twitter.com/Z0rUCh91lc
1戦終えた段階ではそんなに人が集まっている様子はありませんでしたが、2戦後以降は対戦で盛り上がっておられたので、RAMさんに一声かけたい…という方は人がいないうちに突撃しましょう。
差し入れなどもあれば持っていくといいですね。
ライフ計算メモを買うついでにRed Bullからの差し入れを受け取りました。
レッドブル様より【参加者140名全員】にエナジードリンクをご提供いただきました!
— RAMオフ@次回は2024年下旬ごろ (@RAM_OFF_) May 2, 2024
当日皆様に一本ずつお渡しいたします🎉🎉🪶(ᵔᴗᵔ)🪶 pic.twitter.com/p6RugpXEEl
個人イベントに協賛あるんだ…
4. デュエルについて
・ザックリ感想
楽しかったですね…!
以前参加した遊戯王の日ももちろん楽しかったのですが、やはり相手の温度感が分からないため、話しかけていいものなのか、何を話すのか、結構悩ましかったです。
ですがオフ会は人と出会うためのイベントでもあるので、みなさんフレンドリーですし、愛着のあるデッキを使われています。
デッキやカードの話で会話にならないことはなかったです。
私の場合、Twitterでカードの話をしたり、アニメのファンでオフ会をしたりすることはあったのですが、リアルで同好の士とカードの話をするのは初めてだったんですよね。
幸せすぎる…
「この子強いですね!」とか「このイラストいいですよね~!」とか…素敵な時間でした。
すでにもう一回行きたいです。
ちなみにコミュニケーションが取りやすいポイントが2つありました。
まずはレアリティ。
カードがギラギラだったり絵違いだったりすると思わず言及しちゃいます。
推しカードのレアリティをこだわると話のタネになるかもしれません。
逆に相手のこだわりに気づいたら触れていきたいですね。
もう一つはカードのテキスト確認です。
カジュアルデッキの場合、お互いに相手のカードの効果をほぼ知らないと思いますので、確認をかねて見せびらかしちゃっていいと思います。
今回のオフ会では、こちらから要求する前に対戦相手の方がカードを渡してくれることも多く、「イラストかわいいですね!」や「この効果はこういうことですか?」など、会話しやすかったです。
制限時間のないオフ会ならではですね。
もちろんスムーズな進行を好む方もおられると思うので、相手の様子を見て合わせましょう。
・反省
一応事前に目標を立てておりました。
ズバリ、女の子とデュエルする!!
(※筆者も♀です!異性にグイグイいくのはやめよう!)
登録者の割合的には2%らしいです。
ルビサファで野生のラルトスが出現する確率が4%みたいなので、それよりレアですね。
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それでも行ってみたら何人かおられたので、頑張ってアタックしました。
実際何人かデュエルさせていただいてとても楽しかったのですが…
妙にハイだったため色々な方面にご迷惑をおかけしたかな…と反省しております。
変な割り込み方しました…すみません。
それではどうすればよかったか。
できることがあったとすれば、タグの活用かと思います。
RAMオフにはハッシュタグが用意されており、当日の感想を呟くほか、事前の情報収集にも使われていました。
もちろん前もってタグをチェックされる方は多くはないと思いますが、例えば「銀河デッキを持っていきます!銀河眼使いの方とぜひお話したいです!」みたいにアピールしておけば、当日に同志から話しかけてもらえる可能性が高まるかもしれません。
女の子とデュエルしたいです!!は…いいのか…?
もし次の機会がありましたら、「銀河眼使い」と「女性」と「ニードルフェルトが気になる人」は軽率にお声がけいただければと思います。
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ただその場の偶然の出会いも大切にしたいので、加減が難しいですね。
というわけでもちろん上記以外の方もよろしくお願いいたします…!
・使用デッキ
他の方のデッキは#RAMオフで探していただくとして…
私がカジュアルオフ用に使ったデッキは以下の3点を意識しました。
・ガチ構築ではできないポリシーを貫く
・相手のやりたいことを邪魔しない
・防御力、継戦能力が高い
某プロの言葉を参考にしています↓
具体例としてよく言ってるのが「1つのデッキで色んな層の相手とデュエルしたいならギミックの防御力をあげろ」という話です。除去から守る、再展開する、ライフを守る、という部分は強すぎたとしても相手に何もさせない一方的ゲームには繋がらず、また相手の方が強い場合も何も出来ないという事はない
— はみるとん@爆アド.com (@ZenmaiShark) May 17, 2020
せっかくなので実際のデッキについて具体的に紹介させていただきます。
そんなオリジナリティーがあるわけでもないので、上の3点が「なるほどね」となる人はとばしてもらって結構です。
それでは参りましょう!
まず今回一番使ったのが「フォトン・チェンジ」デッキです!
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コンセプトは「フォトン魔法罠を使いたい」です。
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KONAMIのファンサービス溢れるこれらのカード、ガチ構築では残念ながら出番がありません。
そもそもフォトン魔法罠自体がかなりアクセスしづらかったのですが、おととし(もうおととし!?)の『PHOTON HYPERNOVA』新規によって自分のターンにサーチできるようになりました!
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ということで強化された銀河のパワーを無駄遣いするデッキを組んでみたわけです。
それでは基本戦術をご紹介しましょう。
まず頑張って以下のカードを構えます。
『銀河光子竜』
『フォトン・リタデイション』
『輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン』
『銀河眼の光子竜』
(調子がよければ『No.90銀河眼の光子卿』)
![](https://assets.st-note.com/img/1716798679925-cYXrCGBdqL.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1716798710375-c3dPrXXTUc.jpg?width=1200)
この記事を書くにあたって試しに1人回ししてみたところ、『No.90銀河眼の光子卿』以外のメンバーは5回中4回揃えることができました。展開力…!
『銀河光子竜』と『輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン』が並べば、盤面の全モンスターに対象耐性・破壊耐性です。
そして相手ターンに『フォトン・リタデイション』から『フォトン・チェンジ』をフィールドへ置きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716560536090-us1iJQ4p2w.jpg?width=1200)
『フォトン・チェンジ』で『銀河眼の光子竜』を墓地へ送ることで、『フォトン』カードを1枚サーチ、『フォトン』モンスターを1体特殊召喚できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716560605318-2kwUutkn6A.jpg?width=1200)
こうして面白フォトン銀河魔法を手札に加えてニヤニヤするデッキとなっております。
『輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン』の効果で『銀河眼の光子竜』を呼び戻せば、損失なしでカードを増やすことが可能。
『銀河眼の光子竜』を維持しやすいため、『フォトン・ハンド』『破滅のフォトン・ストリーム』といったロマンカードも使えます!
![](https://assets.st-note.com/img/1716391004345-Z05OMSbdJg.jpg?width=1200)
『銀河の修道師』が墓地のギャラクシー・フォトンカード5枚をデッキに戻して2ドローという効果を持っているため、これを『銀河眼の煌星竜』で使い回せば長期戦もバッチリです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716560789306-pmeEtgDapp.jpg?width=1200)
相手の展開の邪魔をするような効果もほぼなく、それでいてリソースが削られにくいデッキのため、どんなデッキともそれなりにやり合えました。
事故ってもだいたい『フォトン・リタデイション』まではたどり着けるため、ひとまずやりたいことはできます。
改善点を挙げるなら、『輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン』を戦闘で突破されることが多かったのと、対象を取れない・攻撃できないという場面が厳しかったので、『銀河眼の光子竜』を特殊召喚することより手札に『ギャラクリボー』を用意することを優先してもいいかもしれません!
![](https://assets.st-note.com/img/1716391100232-LbSiPOLwWZ.jpg?width=1200)
もうひとつカジュアルデッキとして『月光』を持っていきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1716731948381-5hl3VZL2Zz.jpg?width=1200)
こちらは「カードショップあまくだり」でデッキ販売されていたものをわずかに改造したものです。(群雄割拠を抜いて捲り札を入れました)
そのため私が意識して構築したわけではないのですが、こちらも前述の要素をある程度満たしていたと思います。
・RRを混ぜない純月光
・テーマ内に相手ターン中に使える妨害なし
・耐性持ちの融合モンスターと『月光虎』『月光黄鼬』の継続リソース
思っていたよりも楽しく試合できました。
『炎舞-「天璣」』を発動するだけでややウケして面白かったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716561182647-oItCZAlhal.jpg?width=1200)
ということで私が使用したデッキを紹介させていただきました。
パワーの高くないテーマであればそのままカジュアルデッキとして使えますし、強いテーマでもちょっと惜しいカードにフォーカスするなど、やりようはあると思います。
たとえオリジナリティのあるコンボを産み出せなくても、ちょっとマイナーなカードを使うだけで面白いです。
5. 強めの感想
今回RAMオフで感じたのは遊戯王カードというコンテンツの懐の深さです。
これまでに私が遊戯王カードを楽しんできた方法としては、「MD」をプレイすることと「YouTube」を視聴することが主でした。
これらは「優れている」ことを良しとしています。
例えばMDは基本的に強さを追い求めるゲームですし、YouTubeで見る動画も強さだったり面白いコンボだったり、他の人にはできないことが評価されます。
ところが今回のオフ会は特に優れている必要がなかったんですよね。
デュエルが上手くなくても、使うカードが強くなくても、「好き」という熱意だけで楽しむことができる。
そしてその「好き」も人によって異なります。
原作が好きな人、アニメが好きな人、キャラクターが好きな人、カードイラストが好きな人、特定のテーマが好きな人、面白コンボが好きな人、カードゲームが好きな人…みんな色々な「好き」を持っていて、それぞれの割合で混ぜ合わせてデッキにしているわけです。
こんな強い弱いもなく上手い下手もなく勝負をする空間があるとは…
もちろんこういったカジュアル戦を楽しむ人の他にも、ただカードをコレクションしたり、新規の情報だけ追ったり、場合によってはファンアートをひたすら楽しむような人もいるわけで。
遊戯王カードの楽しみ方は無限大…!
へっぽこデュエリストでも存在していいんだな…と改めて感じさせてもらえたオフ会でした。
主催陣に感謝…!
ということでRAMオフのレポは以上です。
MDをやってて「勝ちたいんじゃなくてこのカードを使いたいんだよな…」と思うことがあるなら、オフ会おすすめです!
都内ならいろいろなイベントがあるようなので、チャンスのある方はぜひ。
またそのうちレポや初心者向け情報などを書くと思いますが…
リアクションをもらえるとモチベと投稿ペースが上がります!
よろしければスキやコメント、フォロー、共有等お願いします!!
では!!!!
RAMさんご本人のオフ会紹介記事↓
ご本人の記事があるならそれでいいのでは…?