見出し画像

初心者向け後攻ワンパン銀河眼【祝☆ストラク】

女性デュエリストを増やし隊のフォドン(♀)です。

周囲を見ると、デュエリストになる女性は
・アニメ→リンクス→マスターデュエル
・アニメ→OCG収集→OCGプレイ

の流れをたどる人が多いように思います。
(もちろん男性にもおられるはず)
しかし、最後の矢印の壁が高い!

マスターデュエルやOCGの情報はたくさんあるのですが、その内容は「どうすれば勝てるか」に偏りがちです。
ですが上記のルートを通る方なら、そもそも「勝ちたい」の前に「カッコいいカードを使いたい」「あのキャラっぽいデッキを組みたい」があるのではないでしょうか?

そんな方々を意識して、「強い銀河デッキ」ではなく「使いやすい銀河デッキ」を考えてみました。
最高にカッコいいモンスターの最高にカッコいい一撃を軽率にキメていこうぜ!!!

今回の主役



ということでこの記事のターゲットは以下のような方です。

・簡単にかっこいいカードを出して勝ちたい人
・とりあえず銀河を試してみたい人
・マスターデュエルに慣れていない人

このレシピでは銀河眼のフルパワーは出せません!
そして勝ちたいだけならそもそも銀河フォトンを握る必要はありません!!はい。

それでもいいという方はご覧くださいませ。


このデッキのメイン勝ち筋

まずは動画でどうぞ。

つまり後攻で↓の2体を並べ、超火力で殴る!というデッキになります。

No.62銀河眼の光子竜皇と輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン

それぞれの効果を見てみましょう。

まずはこのデッキのエースモンスター、『No.62銀河眼の光子竜皇』です。

ふつくしい

効果はザックリ言えば「攻撃するときに攻撃力を上げる」というもの。
具体的には場のモンスターのランク×200上がります。先の2体が揃っている場合は(8+4)×200で2400アップです。
つまり攻撃力が6400になります。(単体なら5600)
これでも十分ムキムキですが、相手のライフ8000には届きません。

しかし『銀河眼の残光竜』があれば話は別です。

儚げなのは見た目だけ

Xモンスターの効果を発動するときに素材であるこのカードを取り除くと、銀河眼の光子竜を呼び出しつつ、バトルフェイズなら自分フィールドの『No.』の攻撃力を倍にします。マジで?
ちなみに『残光竜』は『銀河眼の光子竜』を素材にすることもできるため、『光子竜皇』のダメージ半減も防げます。よくできてる…。

ということで『光子竜皇』の攻撃力は6400×2で12800
直接攻撃はもちろん、攻撃力4800以下のモンスター相手なら8000以上のダメージを与えてゲームセットとなります。
10000ダメージとかザラにある。

しかし『光子竜皇』は何の耐性もありません。
なので『聖なるバリア―ミラーフォース』があれば破壊されますし、『強制脱出装置』でデッキに戻ります。かなしい…

そういった妨害から『光子竜皇』を守るのが『輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン』です。

愛しさとせつなさと心強さと

このカードは攻撃力2000以上のモンスターを守ることができます。
具体的には効果の対象にならず、効果で破壊されなくなるので、「選んで」「全て」の「墓地へ送る」「除外」「デッキ(手札)に戻す」には注意。(ここ何言ってるか分からなくても大丈夫)
ちなみに『ブラスト』の攻撃力は1800なので、自分のことは守れません。
なのでミラフォでコイツだけ消えました。かわいいね。

ということで、『輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン』で守りつつ、『銀河眼の残光竜』で強化した『No.62銀河眼の光子竜皇』で攻撃する。これがこのデッキの勝ち筋です。


モンスターの展開方法

まとめると以下のようになります。

場にレベル4を2体、手札に『銀河眼の光子竜』
→『輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン』と『光子竜』を特殊召喚
→『銀河眼の残光竜』を特殊召喚
→『No.62銀河眼の光子竜皇』をX召喚

細かく見ていきましょう。
まずはレベル4を2体と『光子竜』を揃えます。

キーになるのは『フォトン・バニッシャー』です。

頭数としても囮としても優秀

場に『フォトン』か『ギャラクシー』がいれば特殊召喚ができ、さらにデッキから『銀河眼の光子竜』をサーチできます。お得。

主に以下の『フォトン』『ギャラクシー』モンスターたちとランク4の『ブラスト』を作りましょう。


・『フォトン・スラッシャー

クラッシャーくんはお休みです


『フォトン・アドバンサー』

ギャラクシーは管轄外


・『銀河剣聖』(本来はレベル8)

レベル4として特殊召喚できる


どれも特殊召喚効果を持っているため、ポンポン出せます。
ただしそれぞれ条件が違うので注意。

そして手札に持ってきた『銀河眼の光子竜』ですが、実は『ブラスト』を特殊召喚するとその効果で『銀河眼の光子竜』を特殊召喚できます。有能。
なのであとは『残光竜』のことを考えればOK。

そして『残光竜』ですが、手札にあれば自分の効果で特殊召喚できます
条件は場に『銀河眼』がいることです。
つまり『ブラスト』の効果で『光子竜』を召喚できていれば問題ありません。

ではこの『残光竜』をどうやって用意するのか。これは次章で解説します。

『銀河眼の光子竜』と『残光竜』でエクシーズすれば『光子竜皇』降臨です!
破滅の一撃によって勝利するのだ。


サーチ効果を持つカード

手札が常に完璧であればいいのですが、人生そううまくはいきません。
ということで前述の『フォトン・バニッシャー』のように、特定のカードをデッキから呼び出せるカードを活用します。


把握しておきたいのは「召喚が必要かどうか」と「何をサーチできるのか」です。
実際に見ていきましょう。


・『フォトン・オービタル

召喚:不要
サーチ先:『フォトン』『ギャラクシー』モンスター

場の『フォトン』『ギャラクシー』モンスターに装備し、墓地に送ることで使えます。欲しいものが大体手に入ります。

ランク4の素材にも使えますね。


・『銀河の魔導師

召喚:必要
サーチ先:『ギャラクシー』カード

召喚は必要ですが、モンスターだけでなく魔法にもアクセスできます。
レベルを8にする効果もありますが、基本は『残光竜』を呼び出すために使ったほうがいいです。

こちらもランク4の素材になります。


・『銀河遠征

召喚:魔法なので不要
サーチ先:レベル5以上の『フォトン』『ギャラクシー』を特殊召喚

場にレベル5以上の『フォトン』『ギャラクシー』がいるという条件があるものの、特殊召喚できるのは強いです。
主に『残光竜』を呼び出すことになるかと。


・『銀河戦士』

召喚:特殊召喚可
サーチ先:『ギャラクシー』モンスター
手札の光属性を好きな『ギャラクシー』モンスターに変えることができます。
無効にされると痛いですが、それを見越して囮にすることも。
フィールドにいれば『遠征』の発動条件を満たせます。
便利な分展開ルートをややこしくしがちなので、慣れないうちはダブったカードや墓地に送りたいカードをコストに使うといいです。

レベル5のため素材にするには工夫が必要。
大体最後まで1人で横向いてます。ごめんね。


・『増援

召喚:魔法なので不要
サーチ先:レベル4以下の戦士族モンスター

テーマのカードではありませんが、チュートリアルでもらえる汎用カードです。
『バニッシャー』をはじめとするレベル4モンスターの多くにアクセスできます。


これらのカードで何をサーチするか、よかれと思って優先度順に並べてみました!


①『フォトン・バニッシャー』

『オービタル』『増援』でサーチ可能。
なるべく展開に絡ませたいけどサーチしにくいカードです。最初から『光子竜』を引いていれば他のレベル4でOK。


②『銀河眼の残光竜』

『オービタル』『魔導師』『遠征』『戦士』でサーチ可能。
だいたいのサーチカードで持ってこれます。そもそも『光子竜』がいないと意味がないので、『バニッシャー』優先のことが多いです。

直接サーチするよりは『遠征』を経由した方が失敗のリカバリーがききやすい…かも。


③『銀河眼の光子竜』

『バニッシャー』『オービタル』『魔導師』『遠征』『戦士』でサーチ可能。
パーフェクトです。さすが看板モンスター。
なるべく『バニッシャー』で用意したいところ。

大体こんな感じですが、他の手札によって欲しいカードはもちろん違います!
シンプルにレベル4モンスターが必要なこともあります。
状況に応じて判断してください。


『銀河百式』セット

『銀河百式』『フォトン・ジャンパー』『銀河天翔』『銀河光子竜』もサーチカードと言えるのですが、少し運用が複雑なため、ここでまとめて紹介します。

このデッキは『輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン』と『No.62銀河眼の光子竜皇』を目指すのが基本です。
しかし手札に余裕がある場合、あるいはキーカードが足りない場合には、まず『銀河光子竜』を特殊召喚することになります。

そしてそれを通常召喚なしで呼び出せるのが以下の『銀河百式』セットです。


①『銀河百式』

サーチ先:デッキから『フォトン』『ギャラクシー』モンスターを墓地に送る
メインの効果は置いておいて、発動時の効果で『フォトン・ジャンパー』を墓地に送ります。


②『フォトン・ジャンパー』

サーチ先:『フォトン』『ギャラクシー』魔法罠
墓地に送られることでサーチ効果を使うことができます。『百式』で落とした場合は『銀河天翔』をサーチ。
そのまま『銀河天翔』を発動しましょう。


③『銀河天翔』

サーチ先:墓地の『フォトン』モンスターと同レベルの『ギャラクシー』モンスターを特殊召喚
2000ライフを払い、『フォトン』と『ギャラクシー』しか召喚・特殊召喚できないという重い制約がありますが、強力なカードです。
墓地から『フォトン』、デッキから『ギャラクシー』を同時に特殊召喚することができます。

『百式』とのセット以外でも使い道のあるカードですが、それは後述。

今回は墓地の『ジャンパー』とデッキの『銀河の魔導師』を呼び出し、この2体で『銀河光子竜』をX召喚しましょう。


④『銀河光子竜』

サーチ先:『ギャラクシー』『フォトン』カード
なんでもサーチできるエクシーズモンスター。
もちろん『百式』ルート以外で出しても強いです。
その場合、素材の『ジャンパー』を取り除くことでその効果を発動させることが可能。

サーチ以外にも
・自分以外攻撃力500アップ
・特殊召喚されたモンスターのレベル変更

といった便利効果があります。優秀。


①~④までやって何が起こったかというと、

2000ライフを失った
・『フォトン』『ギャラクシー』以外召喚特殊召喚できなくなった
・高打点モンスターを特殊召喚した
・好きな『フォトン』『ギャラクシー』をサーチできた

という状態になりました。
このデッキの場合、上2つはたいしたデメリットではないため、要するに『銀河百式』を好きな『フォトン』『ギャラクシー』カードに変えつつ、フィールドにモンスターを増やすことができたというわけです。

そして本命の『ブラスト』『光子竜皇』の前に『銀河光子竜』を立てることで、以下のようなメリットがあります。

・本命の前に相手の妨害を受けてくれる
・ブラストの攻撃力が2000より高くなる
     →ブラストが対象・破壊耐性をもつ

通っても強いし通らなくても強いです。
ただあくまでも『残光竜』入り『光子竜皇』で攻撃できないと勝てないため、きちんと見通しを立てた上で呼び出すか考えましょう。


デッキレシピ

ひとまずここでレシピを紹介します。
上の知識があれば『光子竜皇』までたどり着けるはずなので、読み疲れたら一回やってみたほうがいいかも。
長い記事で申し訳ない…

まずソロモードで回してみる用の「オリジン・オブ・ギャラクシー」3箱+「レイジ・オブ・サイファー」1箱でほぼできるデッキです。

生成はRのみ

デッキコード:2un8g6g

「サイファー」はEXのみなので、最悪なくても回せます。
相手の妨害がなければだいたいランク8までいけるはず。

トレードインが入っていますが、使わずにランク8までいけるなら使わない方がいいですね。
ついついギャンブルがしたくなる…

最強デュエリストのドローは全て必然!


そして一応ランク戦を意識したものがこちら。

ベストな構築よりも入手しやすさを優先してます

デッキコード:6g6g36a

今回の構築は銀河のフルパワーではないので高ランク帯は難しいと思いますが、一応ゴールドを越えてプラチナに入れました!
妨害用のカードは自分が持っているものを優先してもらってもいいと思います。
つまずいたらレシピのものを試してみてください。

MDの公開デッキ検索に上のコードを打ち込めばレシピを使うことができます。よろしければお試しいただき、使用感など教えてもらえると嬉しいです。

便利~!



その他のEXモンスター

ここからはメインギミックの補助となるカードを紹介していきます。
このデッキで使うカードに絞って紹介しているため、魔法を無効にするあのこモンスター効果を無効にするあのこはいません。ご了承ください。
みんなで協力して破滅の一撃を決めましょう。
レアリティが書かれているものはストラク収録外です。

リンク2

・『銀河眼の煌星竜』

このデッキで使うのは②の墓地回収の効果ですね。
例えば『遠征』や『天翔』で呼び出した残光竜が何かしらで破壊されてしまった場合。
『煌星竜』で手札に戻した後、自身の効果で特殊召喚!という流れが考えられます。
攻撃力が下げられていると出せないこともあるので注意。

ランク4

・『フォトン・バタフライ・アサシン』R

レガシーパック収録ですが、Rなので作ってしまうのがオススメ。
相手守備表示モンスターを攻撃表示に変えることができます。
守りを固めて油断している相手に破滅の一撃。


 ・『輝光帝ギャラクシオン』R

デッキ・手札から『銀河眼の光子竜』を特殊召喚できます。
強いっちゃ強いのですが、素材が『フォトン』限定ということで厳しく、さらに自身は『フォトン』でも『ギャラクシー』でもないため『天翔』の制約とかち合います。
よってあんまり使わない方がいいです。
かわいそう…
リメイクお待ちしてます。

ランク8

・『CNo.62超銀河眼の光子龍皇

一家に一台ロイヤル『超光子龍皇』の時代。
『光子竜皇』の進化形です。
むしろここまで読んでいて「どうしてカオスエクシーズチェンジしないんだ…」と思っておられる方も多いと思います。
実際どっちでもいいです。

正確にはどっちにも利点があります

『超光子龍皇』が勝る点は以下の2点。
・モンスターへの連続攻撃
・相手モンスター効果を受けない

やはり強力なのは耐性ですね。
厄介なモンスターがいる場合、『超光子龍皇』でないと越えられないことがあります。

手強い

ただこういった妨害は基本「見えて」います。

一方で『光子竜皇』は以下の2点が強みです。
・攻撃力が高くなりやすい
・効果の発動がダメージ計算時

2つ目の「ダメージ計算時」というのがなかなか深い…!

以下少し発展的な話↓

モンスターがバトルする場合、以下のような段階を踏みます。
 ①攻撃宣言
 ②バトルステップ
 ③ダメージステップ

そしてほとんどのカードはバトルステップまでしか効果を発動することができません

これは効果を無効にするカードも同様で、
ダメージステップ中に発動できる無効は「発動を無効にするカード」だけであり、「効果を無効にするカード」は発動できないんですね。

この恩恵を最も強く受けるのは『残光竜』です。
いくら『超光子龍皇』が耐性を持っていても、『残光竜』は『灰流うらら』『墓穴の指名者』によって無効になります。
しかし『光子竜皇』によってダメージステップ中の発動になった場合、上2つの妨害カードは発動することができません

効果を無効なんですよね

このような「見えない」妨害を越えるなら、『光子竜皇』のほうが優れていることが多いのです。

↑難しい話終わり

簡単に言うと『光子竜皇』の方が『残光竜』を守りやすいということです。
なので『超光子龍皇』は『光子竜皇』が通らないと分かっている場合に使うのをオススメしております。
ただ誤差のようなものではあるので、お好きなNo.62を使っていただければ…!
せっかくならロイヤル使いたいよな。わかる。

私は『光子竜皇』の連チャンエフェクトが好きなんですよね。
銀河眼の光子竜どーん!!
攻撃力ぐーん!!!
破滅の一撃どごーん!!!!

ぜひ一度お試しあれ。

なお『超光子龍皇』の耐性は素材に『銀河眼の光子竜』がある時だけです。
そこも踏まえて選択しましょう。


・『銀河眼の光波竜』→『ギャラクシーアイズ・FA・フォトンドラゴン』→『銀河眼の光波刃竜』(ランク9)

人は彼らを殺人ミルフィーユと呼ぶ…(呼びません)
リンクスでもお馴染みですね。

これらは重ねるだけのX召喚で呼び出すことができ、『FA』で表側表示のカードを1枚破壊、『光波刃竜』で何でも1枚破壊することができます。
怪しげなカードは粉砕!

『光波』は「レイジ・オブ・サイファー」という別のストラクを買えば手に入ります。

『光波竜』のコントロール奪取効果は他のモンスターの直接攻撃を封じるため、状況をよく見て使いましょう。
『光波刃竜』が破壊されたときに復活する用と割りきってもいいかも。

この上に重ねてエクシーズはできない


ランク12

・『天霆號アーゼウス』UR

ストラク収録外のURです。
エクシーズを使うデッキなら1枚持っておいて損はない!

相手をワンキルできなかった場合の保険となるモンスター。
素材を2枚取り除くことでこのカード以外のすべてのカードを墓地に送ります。マジで?
相手ターンにも使えて、ターン1の制限もありません。マジで?

Xモンスターでバトルを行ったターンにXモンスターに重ねて召喚という不思議なモンスターです。
普通に出せば素材は3枚ですが、『光子竜皇』→『超光子龍皇』→『FA』→『アーゼウス』とすることで最大5素材にできます。
上のミルフィーユの最後だけ変えると4素材です。これでも十分。

『残光竜』を素材にしていれば効果を使うことができるため、自分ターンが来れば攻撃力3000×2で攻め返すことができます。
5素材持っているなら『銀河眼の光子竜』を素材にすることで3回目の効果を使えなくもない。

実は上手な人ほど使わないカードです…(ワンキルを失敗しない)
私は定期的にお世話になっています。

なお『銀河天翔』の制約に引っ掛かります
使ってしまった場合は、ムキムキの『光子竜皇』か『超光子龍皇』に頑張って生き残ってもらいましょう。頼むぞブラストくん。

その他の勝ち筋

『ブラスト』→『光子竜皇』以外のパターンを提示しておきます。
『ブラスト』の効果が無効になったり、『光子竜皇』に『神の宣告』を食らったり、手札がギリギリだったりしたときにご活用ください。


・『魔導師』+『銀河遠征』
『銀河の魔導師』はレベル4ですが、効果でレベルを8にすることができます。
そこに『銀河遠征』で『残光竜』を持ってくると、とても手軽に『光子竜皇』をX召喚することができるという…

ただしこの場合『銀河眼の光子竜』を素材としていないため、『光子竜皇』は与えるダメージが半分に、『超光子龍皇』は耐性を持たない状態になります。
『残光竜』の効果で補いましょう。


・手札に『銀河眼の光子竜』+『銀河剣聖』+『銀河遠征』

基本はレベル4扱いで特殊召喚する『剣聖』ですが、レベル8の『銀河眼の光子竜』を見せることでレベル8扱いで特殊召喚することができます。
ということで『遠征』があれば上の魔導師と同じように『光子竜皇』を召喚することが可能です。
必要なカードは多いですが、『ブラスト』を止められた時の保険になりますね。

・『銀河眼の光子竜』特殊召喚+『残光竜』
あのブーメラン投げるやつだ!!

①の効果

このデッキの場合、モンスターが2体いればエクシーズを狙うことがほとんどですが、『ブラスト』が無効になった時など、たまにリリースして召喚することがあります。
「発動」しないため、無効にされにくいのが利点です。
どうにかして『残光竜』を追加しましょう。


・墓地の『銀河眼の光子竜』+『銀河天翔』
一発で『銀河眼の光子竜』と『残光竜』を揃えることができ、『光子竜皇』を呼べます。
強力ですが止められやすいカードなので注意。

墓地から誘拐されると不発になるぜ!

この構築では『銀河戦士』『銀河光子竜』の効果か『禁じられた一滴』(後述)で墓地に『銀河眼の光子竜』を用意することになります。
あとは神に色々言われたときですかね。

これはブラスト君でも守れない

『天翔』は『魔導師』『銀河光子竜』『ジャンパー』なので、こちらのほうがアクセスしづらいですね。
『戦士』で『銀河眼の光子竜』を墓地に送り、『魔導師』をサーチすると無理なく準備が整います。


・『煌星竜』+『残光竜』+『遠征』
残光竜の特設召喚効果はフィールドに『銀河眼』がいれば使えるので、『煌星竜』くんでもOK。
あとは『遠征』で『銀河眼の光子竜』を呼びましょう。


・『残光竜』入りランク8+攻撃力1800以上

『残光竜』を使って上のミルフィーユを作れば、相手のカードを破壊しつつ『銀河眼の光子竜』を呼び出せます。
『光波刃竜』3200+『銀河眼の光子竜』3000=6200となり、あと1800通ればOK。
『ブラスト』1800、『銀河光子竜』2000(そもそも攻撃力上昇がある)、『煌星竜』2000などでなんとかなるでしょう。
『フォトン』がいるなら『アドバンサー』でもいいし、『剣聖』の隠された効果もあります。
『バニッシャー』『スラッシャー』は攻撃に制限があるので注意。


相手の邪魔をするカード

いわゆる手札誘発(相手ターンでも手札から使えるカード)、後攻捲り札(後攻でこそ輝く雑に強いカード)と呼ばれるカードたち。
相手は先攻でこちらの邪魔をする準備を整えて来るので、それをさせない、または越えていくための武器です。
ストラクには収録されていないので生成するかショップの特設パックで入手することになります。
デッキに入れているものも入れていないものも紹介しているので、色々試してみてください。

・『増殖するG』UR(手札誘発)

相手が特殊召喚に成功するたびにカードをドロー「しなければならない」という効果。
これが通れば、相手は
・展開を中途半端なところで止める
・展開しきってこちらに大量の手札を与える

の二択を迫られます。
いずれにせよ大チャンスです。

打つタイミングは状況によりますが…
①相手が特殊召喚を含む効果を発動したとき
②モンスターが2体揃ったとき(→EXから特殊召喚される可能性が高い)

のどちらかを満たしたときが無難だと思います。
これは3枚作りましょう。

逆に相手に増Gを打たれた場合、最速で仕留めるしかありません。
走り続けようぜ!人生という名のライディングデュエルを!


『ライトニング・ストーム』UR

自分の表側表示のカードがあると発動できない代わりに、相手攻撃表示モンスターか魔法罠を全破壊できます。選べる!
後攻といえばこのカード。

銀河は罠カードに弱いため、複数枚入れておきたいところですが…他のデッキではあまり使いません。
URポイントや自分の好きなデッキタイプを考慮して揃えてください。
ショップに特設パックがあります。

・『ハーピィの羽箒』UR

・『サンダーボルト

お馴染みの全破壊カード。
『ライスト』のように選べませんが、自分フィールドにカードがあっても使えます。
サンダーボルトはチュートリアルでもらえますね。

・『禁じられた一滴』UR

手札・フィールドから任意の枚数カードを墓地に送ることで、その数だけ相手モンスターの攻撃力を半減し、効果を無効にします。
『天翔』用に『銀河眼の光子竜』を墓地に送る手段としても有用。
ショップに特別セットがあります。

色々とテクニカルな使い方ができるので、デュエルに慣れてきたらぜひ調べてみてください…!
個人的には遊戯王の面白さが詰まっているカードだと思います。

・『無限泡影』UR(手札誘発っぽい)

罠カードですが自分の場にカードがなければ手札から使えます。
そして罠なので相手ターンにも発動できる。インチキ効果。
自分のターンの最初にも使えるので、後攻のドローでも無駄にならないカードです。
ショップに特別セットがあるので1枚は確保しましょう。

・『三戦の才』UR

自分メインフェイズに相手がモンスター効果を使っていると発動できます。
効果は3種類の中から1つ選ぶことができ、モンスターを奪ってワンキルを通したり、相手の手札から妨害札を消したり、手札を補充したり、どの効果も強力。
ソロモードや低ランク帯だと出番がないかもしれません。

・『三戦の号』UR

相手がモンスター効果を使っている場合に発動可能。
こちらはメインフェイズじゃなくてもOK。
デッキから通常魔法・罠をサーチできます。

相手の場にモンスターがいればそのターンに発動できるので、相手のフィールドに合わせて『サンボル』か『羽箒』か選んだり、『遠征』で展開したり色々できます。
名前の通り『三戦の才』を持ってくるのも有効です。
これもソロモードや低ランク帯だと出番がないかもしれません。


・『原始生命態ニビル』UR(手札誘発)

相手がモンスターを5回以上召喚・特殊召喚したターンに発動でき、

モンスターを全てリリース
→このカードを自分の場に召喚
→相手の場にトークンを召喚する

という効果です。豪快。
強力ですが、相手トークンの攻守はリリースしたモンスターの合計になるので基本的にムッキムキであることと、場にカードが出現するので『無限泡影』などが打てなくなることに注意です。
ショップに特別セットがあります。
これもソロモードや以下略。

ちなみにこのデッキは『ニビル』を食らった時のことを考えていません
『天翔』を抱えていない時はお祈りです。
日々善行を積んでおきましょう。

おわりに

今回のデッキはサーチ先や展開ルートをシンプルにすることを目標に作りました。
なので選択肢をかなり広げてしまう『フォトン・エンペラー』や『銀河の召喚師』を不採用とし、まずエクシーズ召喚目標をもってカードをサーチすることに慣れてもらおうとしております。
楽しいと思っていただけるなら、ぜひガチな構築にも挑戦してもらいたい…。

↑先攻銀河の展開例。
調べれば色々出てきます!


ということで初心者向け銀河眼デッキをご紹介しました。
ぜひ皆様にも10000越えパンチの爽快感を体験していただければと思います。
簡単にブッ飛んだ火力が出せて最高ですよ~!

破滅の一撃によって勝利するのだ。


いいなと思ったら応援しよう!