画角を決めるという事

写真においても動画においても
画角を決めるということがまず第一の項目としてあります。
ただ、曖昧な感覚でカメラを向けてシャッターを切ってしまうと
「画角が甘い」「眠たい画」「なんかわからないけど違和感」
みたいな写真になってしまうことが多いのです

カメラを買って写真を撮り始めた皆さん
まず液晶に『グリッド線』を出して見ましょう
グリット線とはiphoneのカメラを立ち上げても出てくる
この縦と横の線です！

この線をガイドとして使っていくことで
写真を見るひとの視線を魅せたいところへ誘導することができます

まず、最初に簡単に取れるのがセンターに被写体を持ってくるいわゆる
「日の丸構図」と言われるもの。
次に簡単なものがグリッド線のクロスポイントに被写体を持ってくる撮影方法です、上の写真にもある通り魅せたい被写体をグリッドのクロスポイントに置くだけで周りにスペースはあるものの「違和感」はあまり感じられないと思います。

この撮影は止まっている「静止物」の撮影において役に立つ知識となります
お花の撮影などでもこのクロスポイントの撮影は効果的と言えるでしょう

風景写真

風景写真の撮影においてもこのグリッド線というものは大活躍してきます
まっすぐな線がファインダー、液晶にあるということは
「水平」や「傾き」の違和感を如実に感じることができます。
その結果その違和感を正すための一つのアイテムとなるのです

この写真を見てどう思うでしょうか
「傾いてね？」だと思われます。しかし、カメラを向けていた時は地平線が
まっすぐになるように気をつけていたはずです。誰しも
どんなにカメラを長い間やってきている人でも
注意散漫となってしまうとこのように違和感の写真をとってしまうこともあるのです。
傾きを修正して見ましょう

なんと美しい海と空なんでしょう！
これこそ地平線ではないですか。
傾きは撮影後でも修正はできますので、お持ちのアプリや修正ソフトで
最低限直してからSNSなどにあげましょう
ただ、今上げたい！今おしゃれなカフェにいるんだ！今！
という状況の場合は『グリッド線』をしっかりと出して
変に傾いていない写真を上げることをお勧めいたします。

お手元のカメラの画面表示設定を開いて見ましょう
そこにいるはずです救世主「グリッド線」が。