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あなたは大企業タイプ?中小企業タイプ? Part2
社会人で重要なものは?
前回の投稿に続いて、大企業または中小企業の従業員として
生き抜く秘訣をもう少し深堀りしていきたいと思います。
社会人になって一番重要なのは「継続性」です。
自分で会社を経営していようが、従業員だろうがそれは同じです。
人生にはかならず山あり谷あり。
良い状態をできるだけキープ出来るかが鍵になります。
ではその良い状態をキープするためにはどのような事が必要なのか?
そこに触れていきたいと思います。
[ 大企業タイプ ]
ずばり「我慢」です。
会社が大きくなればなるほどライバルも多くなりますし、
自分が希望する業務、ポジションを得るのもキープするのも実力以上に運が必要になります。
なぜでしょうか?
それは、あなたじゃなければいけない仕事は無いからです。
会社は属人化を非常に嫌うため、特定の個人に依存した業務をなくします。
現代の天才スティープ・ジョブスが亡くなった後のApple社を見ればわかります。天才創業者がいなくなっても会社は機能していますよね。
そういうものです。
逆に言えば、属人化を排除し交代可能な業務にし、
平準化、分散化出来たからこそ 会社が大きくなったのです。
会社の経営者はそういう事を考え実行しています。
脱線したので話を戻します。
会社は従業員に公平にチャンスを与えたいと思っているはいるでしょうが、
全従業員に公平に同じチャンスを与えることは不可能です。
それはなぜか?なぜ不可能なのか?
ここで、チャンスを与える側の思考を考えてみましょう。
誰かを選抜する必要がる
誰でも良い
という条件の場合、
近くにいる人(知っている人)
好きな人 or 推薦された人 or 苦手・嫌いではない人
にチャンスを与えるのが普通でないでしょうか?
「近くにいる」や「苦手と思われていない」というのは運そのものと言えるでしょう。
ですので、運を手にするまで我慢が必要になりますし、
あまり我を押し通すと、「あいつじゃなくてもいいや」と思われて交代されてしまいます。
というわけでとにかく我慢する癖を付けたほうがよいでしょう。
この例は比較的安定的な会社、現場での例になります。
非常に忙しかったり、成長が著しい会社、現場の例はもっと運の要素が強くなります。
会社は利益を上げることが大前提であるため、
お金を稼げる事業、案件に最も優秀な人材を投入するのは普通であり定石です。
自分より優秀な人達がいない
好調の波が来ている時に自分が存在している
自分の興味と会社の事業、案件が一致している
どうでしょう、努力ではどうしようもない事実ではないでしょうか。
[ 中小企業タイプ ]
中小企業の場合、一番必要な能力は「柔軟性」になります。
中小起業は悪く言えば社会に必要とされていない組織、
良く言えばスピードと実行力がある組織です。
中小企業の場合、1年後には全然違うことをやっている場合も珍しくありません。
理由は以下のようなことが原因です。
良いビジネスプラン、商品が思いついた
社員の退職、合併などで組織が大きく変わった
商売を大手に真似されシェアを奪われ方向転換を強いられた
中小企業はスピードと実行力が魅力です。
よっぽど魅力的な商品や技術があれば話は別ですが、一般的にはスピードと実行力がなければ中小企業は生き残れないでしょう。
したがって、上記のような事が起きればいち早く対応するため、1年後には今とは全く想像していなかったことを担当している事になります。
自分のやりたい事、得意な事と会社の意向は必ずズレてきます。
意地になって反発しても小さな組織で浮いてしまって居づらくなってしまいます。
中小起業の従業員であるならばこれを受け入れていく必要があるため、柔軟性が必要となってきます。
会社の興味と自分の興味が一致すること自体が運ではありますが、
柔軟性があれば我慢せず自分もチャンスの波に乗れる可能性があるもの中小企業です。
いかがでしょうか?
またの機会にこの手の話題を深堀りしていきたいと思います。
それでは。