#8 映画『人生タクシー』乗車。
イランのジャファル・パナヒ監督の映画を観た。全てが本当なのか、映画なのかわからなくなる。
終わった後もわからないが、
なぜか画面が暗くなって、思わず
かっこいい
と声を漏らしてしまった。
なんと上質な映画なのだろうか。
花の人は言った。
「映画に関わる人は信じられる。」
ふとしたこの言葉にも感銘を受けた。
どれが本当でどれが本当ではないのか、
観終わった後でも分からない。
でもそれがいいのかもしれない。
人生タクシー
その時々にいろんなものを乗せ、
時にはその乗せたものに翻弄される。
それもそれで楽しい人生ではないか。
私がこの映画を撮るならば、
『事故の男と奥さんににもう一度会いに行きたい。』
では、素敵な映画生活を。
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