富士フイルムX-T4を借りました (PART-2)
X-T4レビュー(PART-1)の続きです。
移動中にレンズをXF16㎜ F1.4に変えてみました。
普段広角単焦点には慣れていないので、広角単焦点はなかなか難しいです。
2段ほど絞ってみましたがとても自然な描写です。
歪みがなく、まっすぐのものがまっすぐに写っています。
本当に富士フイルムのレンズはいいレンズばかりです。
真正面から撮影してみました。
画面の隅々まで流れたりすることなく、きちんと解像していますね。
角度を変えて。本当によく写ります。
こういう場面で周辺が流れるととても気になるのですが、
このレンズはそういうことが全くありません。
再びXF16-55㎜ F2.8に戻して撮影。
このレンズとても気に入りました。
前回借りたXF18-55㎜はあまり撮影せず、XF35㎜ F1.4ばかり使ってしまいましたが、このレンズは積極的に使いたくなります。
これだけきっちり写るならば、標準域はほぼこのレンズ1本で賄えますね。
16mm(35㎜換算で24㎜)付近の広角レンズの場合ボケは比較的小さいので、F1.4とF2.8の差はあまり感じません。
購入するとしたらまずはこのレンズとXF35㎜ F1.4にしようと思います。
真っ直ぐのものがまっすぐ写って明るいところから暗いところまでつぶれず飛ばずなめらかです。
石の質感もとてもよく出ていると思います。
フィルムシミュレーションをクラシックネガにしてみました。
確かにネガフィルムっぽくなります。
暗いところは少しグリーンにシフトして明るいところはマゼンタにシフトするような感じですね。
確かにネガフィルムで撮ったような色合いになります。
でも個人的にはあまり使わないと思います。
ちょっと「フィルム」っぽすぎ、不自然すぎに感じます。
ならばフィルムで撮ったほうがいいと思います。
余り望遠端で撮ってないなと気づいたので望遠端で撮影。
ビルのガラス面に映りこんだ銀杏です。
東京も随分寒くなって、紅葉もそろそろ終わりです。
望遠端でも歪みなどなくきっちりと解像しています
富士フイルムのカメラは、ガラスの描写もいいですね。
ガラスがガラスのように映る感じがします。
この写真は「Pro Neg Hi」で撮影してみました。
クラシックネガと違って、色を不自然にゆがめていないのがいいです。
クラシッククロームとはまた違った感じの、落ち着いた描写が好みです。
Pro Neg Hiでカラフルな建物を撮ってみました。
しっかりと色が出ていますし、比較的正確な色合いと感じます。
同じく「Pro Neg Hi」で撮影。
錆びた金属の感じによく合います。
赤も落ち着いた色合いになるので、鮮やかな赤も色飽和しづらいと思います。
とはいっても地味になるわけではない、いい色合いのフィルムシミュレーションです。
(PART-3に続く)
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