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塩素系漂白剤で布が赤くなる問題

うっかり塩素系漂白剤で白シャツの一部を赤く染める季節になりましたね。

この赤色は塩素系漂白剤と日焼け止めの組み合わせで生じます。日焼け止めの一部に使われている紫外線吸収剤の一種、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ナトリウム(DHHB)と塩素の反応によるものです。

という訳で複数の日焼け止めに10倍希釈した塩素系漂白剤を滴下してみるテスト。
左から
・単なる制汗剤(塗るタイプ)
・某DHHB入り(安い)
・某DHHB入り(上等)
・DHHBなし、紫外線散乱剤のみ
です。

Before
After(10倍希釈した塩素系漂白剤を1滴落としたあと)

同じ日焼け止めでもDHHBを含まないものは呈色していないのが分かります。

この赤色生成物は洗えば(大体は)落ちるので、慌てず洗濯しましょう。

それでも漂白したいとき
①酸素系漂白剤を使う(塩素系でなければ呈色しない)
②気合いで成分を読んでDHHBを避ける
③紫外線散乱剤オンリーのを使う
④服に付着する動作をしない(無理)
⑤脱ぐ前に日焼け止めを落とす(めんどい)

まあ①ですね。
僕は②からの③です。

なぜならすでに塩素系漂白剤の新品を買っちゃったからです(´▽`) '`,、'`,、
さっきうっかり襟口を赤く染めてしまったことで試してみようと思った次第。

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