
とあるガラス工場の美しい廃棄物
某ガラス工場の一般公開にて。
きれいに整理された廃棄物置き場できらりと光るものが目が止まりました。色ガラスの不良品が粉砕された廃棄物がゴミとは思えない美しさでした。ちょっと分けて欲しいくらい。
色顔料を含むガラスは炉に戻して溶融再利用できないため、失敗すると即廃棄になるとのこと。赤いガラスだけは溶融再利用できるらしいです。赤ガラスは、金ナノ粒子のプラズモン共鳴で発色しているので、金ナノ粒子が溶融するくらいの温度の炉に再投入すれば冷える過程で再度ナノ粒子が発生し同じように発色するらしいです。といってもそれも職人技でしょうけども。