嫁ヶ島|島根県松江市
宍道湖に浮かぶ小さな島、嫁ヶ島。遡ると出雲風土記に「蚊島」として記載のある古い島です。
湖中に落ちて水死した不幸な身の上の女性を哀れみ、水神が島ごと亡骸を持ち上げたという伝説と共に、今では「嫁ヶ島」と呼ばれています。
現在では美しい夕景で知られていますが、水面にぽつんと浮かぶ姿に、ふと、人の力の及ばない自然の力を感じることがあります。昔の人は、この静かな佇まいに気配としての神を感じ取ったのかもしれません。
宍道湖に浮かぶ小さな島、嫁ヶ島。遡ると出雲風土記に「蚊島」として記載のある古い島です。
湖中に落ちて水死した不幸な身の上の女性を哀れみ、水神が島ごと亡骸を持ち上げたという伝説と共に、今では「嫁ヶ島」と呼ばれています。
現在では美しい夕景で知られていますが、水面にぽつんと浮かぶ姿に、ふと、人の力の及ばない自然の力を感じることがあります。昔の人は、この静かな佇まいに気配としての神を感じ取ったのかもしれません。