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カメラでパシャパシャしながら散歩するだけでお金がチャリンチャリン貯まるお手軽ストックフォト攻略法 【後編:自宅作業編】

この記事は、前作
『カメラでパシャパシャしながら散歩するだけでお金がチャリンチャリン貯まるお手軽ストックフォト攻略法』の後編:自宅作業編となります。

前編は、コチラになります。

前編のさんぽ編で撮影した写真を
売れる写真に仕上げる画像処理を
初心者でもわかるように
動画で解説します。

また、
ストックフォトで一番大事な
登録作業
についても説明します。

考えるのが苦痛な「タイトル」
面倒くさい「タグ付け」ですね。

だけど、みんな
もう疲れていると思うので、
タイトル案は、僕が考えました。
売れるタイトルの
カンニングペーペーを
ご用意してあります。

コピペできるタグ集も用意しました。


それでは、早速
作業をして行きましょう。

まずは、平凡な写真を
カンタンな画像処理だけで
ストックフォトで売れる写真に
仕上げる方法です。

第1章:平凡な写真をカンタンな画像処理だけで
ストックフォトで売れる写真に仕上げる方法


写真が売れるかどうかは、後処理で 9 割決まります。

平凡な写真をカンタンなレタッチ(画像補正)と
フォトショのスゴ技を使って、
売れる写真にまで引き上げましょう。

この章はこんな感じになっています。

1-1.たった4STEPで平凡な写真を爆売れ写真に変える魔法のレタッチ術

1-2.大量の写真を一撃で現像するフォトショテク

1-3.不要な人物を一撃で消す神ワザ

1-4.不要なものを一瞬で消す魔法のフォトショツール

1-5.車のナンバーを消して、売れる写真に変える方法


それでは説明していきます。


1-1.たった4STEPで平凡な写真を
  爆売れ写真に変える魔法のレタッチ術


ストックフォトで写真が売れるかどうかは、

テーマ選定
写真の 4 つの要素で決まります。

テーマ選定は、前作:さんぽ編で
売れやすいジャンルの写真を撮った
ので
クリアしています。

では、売れる写真の
4 つの要素
が何かというと

です。

写真は、この4つを意識するだけで
劇的に見違えます。

Adobe Photoshop
(以下、フォトショ)
などの画像編集ソフトは、
使いこなせないほどの機能が
搭載されていますが、
実は、フォトショの
たった1%の機能を使えるだけで
十分、売れる写真はつくれます。

今回は、
フォトショのたった3つの機能だけで、
写真の見栄えを良くします。

その3つとは、

です。

これら3つの機能だけで、
写真の
「明るさ」
「コントラスト」
「色味」
を調整し、
売れる写真に変えていこうと思います。

ここでは、JPG画像を
フォトショで補正する場合を
想定して説明します。

また、フォトショやLight Roomは、
現像段階でこれから説明する
項目が調整ができるので、
RAW現像する人は、
現像時に調整して下さい。

RAWデータの方が、
画像の劣化が少ないからです。

では、実際の写真を使って説明していきます。

(1)明るさを調整する

写真の明るさは、
ストックフォトの売上に影響します。

明るい写真の方が売れやすいです。

検索結果に、ズラーっと並べられたときに
お客さんにクリックしてもらえるような
自然な明るさの写真を心がけて
調整しましょう。


明るさは、トーンカーブを使って調整します。
トーンカーブは、
画像処理の基本中の基本なので、
ぜひマスターしてください。
フォトショで一番使う機能です。
超カンタンに説明します。

左の写真を右のような写真にすることを目指します。

それでは、説明していきます。

まず、補正したい画像をフォトショで開きます。

「レイヤー」「新規調整レイヤー」「トーンカーブ」
「OK」の順にクリックします。

トーンカーブのパネルが表示されます。

①トーンカーブの基礎

トーンカーブについては、まずは
次の 3 つを覚えてください。

・トーンカーブを持ち上げると、画像が明るくなる


・トーンカーブを下げると、画像が暗くなる


・トーンカーブの左側(青枠)が
 シャドウ部(画像の暗い部分)に影響し、

 トーンカーブの右側(黄枠)が
 ハイライト(画像の明るい部分)に影響する

そのため、シャドウ部のカーブだけを持ち上げると、ハイライトの明るさはそのままで、暗かった箇所だけが明るくなります。写真としては、やや眠たい感じの仕上がりになります。

トーンカーブに関して最後に1つだけ、
写真の仕上がりを良くするコツがあります。
写真は黒が締まっている方が
見栄えが良くなる
ので、
トーンカーブで、シャドウを締めましょう。
こんな感じです。

上図の黄色部分のように、
トーンカーブの左端のシャドウ部を
「5」ぐらいにすると、
黒色が引き締まって、
写真の見栄えが良くなります。


(2)コントラストを調整する

コントラストとは、写真の明暗さや
鮮やかさにメリハリをつけること
です。

強くすると、鮮やかで印象的な写真になり、
弱くすると、やさしくやわらかい印象になります。

画像のコントラストも
トーンカーブで調整
することができます。

シャドウ部のカーブを下げて、
ハイライト側のカーブを持ち上げると
シャドウが締まり、
メリハリのあるコントラストが強い画像になります。

下図のように、
「S字」を描くような曲線にすると
コントラストが強くなり、
鮮やかな印象
になります。

一方、シャドウ部のカーブを上げて、
ハイライト側のカーブを下げると
コントラストが弱まり
優しい印象の画像
になります。
下図のように、
「逆S字」を描くような曲線のイメージです。

実は、
(1)明るさと
(2)コントラストはもっと簡単に
調整することも可能です。

「明るさ・コントラスト」を使う方法です。

「レイヤー」「新規調整レイヤー」「明るさ・コントラスト」
「OK」の順にクリックします。

明るさ・コントラストのパネルが表示されます。

こちらの方がカンタンなのですが、
敢えて、「トーンカーブ」で説明しました。

理由は、トーンカーブの方が、
細部まで調整できる
からです。
「明るさ・コントラスト」の調整は、
大雑把なんです。

図のように調整内容が画面全体にかかるので、
微調整ができません。

ストックフォトで売る写真は、
立派な商品です。
だから、
細部までこだわってレッタチしましょう。

一度買ってくれたお客さんが
リピーターになってくれるかどうかは、
写真の品質で決まります。


(3)色味を調整する

写真の色味は、
「特定色域の選択」で調整します。

「レイヤー」「新規調整レイヤー」
「特定色域の選択」「OK」の順にクリックします。

特定色域の選択パネルが表示されます。

図のように、
「レッド系」
「イエロー系」
「グリーン系」
「シアン系」
「ブルー系」
「マゼンタ系」
「白色系」
「中間色系」
「ブラック系」と
各色味ごとに調整が可能です。

色を調整したいカラーを選び、
それぞれのスライダーを左右に動かすと
それぞれの色味が変わります。

今回は、空の色を
快晴の青空に変えてみましょう。

カラーは「ブルー系」を選択。
シアン、マゼンタ、イエローの
スライダーを左右に動かします。

空を青くしたい場合は、
シアンを+(プラス)
イエローをー(マイナス)側に
移動させると青くなります。

上図、赤丸の目のアイコンをクリックすると
補正の前後比較が確認できます。

空だけが青くなっています。

次は、コスモスの花の色を補正してみましょう。

例えば、花をピンク色にしたい場合は、
カラーは「マゼンタ系」を選択。

シアン・マゼンタをー(マイナス)

イエローを+(プラス)側に

移動させるとピンク色になります。

また、ブラックをー(マイナス)にすることで
明るくなります。

花の色が赤紫色から、ピンク色になりました。

色を補正するときは、
実際の色を忠実に再現することを
心がける
と良いでしょう。

いろいろ試してみて、
自然な色味になるように調整してください。


(4)彩度を調整する

彩度は、「自然な彩度」で調整します。

「レイヤー」「新規調整レイヤー」
「自然な彩度」「OK」の順にクリックします。

「自然な彩度」または「彩度」のスライダーを左右に動かして調整します。

彩度の調整に関しては、注意点があります。

彩度が強い方が、
見た人の印象に残りやすい気がしますが、
彩度が強すぎる写真は、
ストックフォトでは敬遠されます。

あくまでも自然な仕上がり
なるように心がけてください。


ここまでをまとめるとこうなります。

写真が売れるかどうかは、
次の4つで決まる。

この4つの要素をフォトショの3つの機能だけで見栄えよくする。

補正前と後の変化は、次のとおりです。

適切な明るさコントラストを付けることで、
検索結果に並んだ時、
お客さんの目に留まりやすくなります。

また、忠実な色味を再現し、
心地の良い彩度を表現することで
購入されやすくなります。


それでは次は、
面倒な現像作業を一気に終わらせる方法を解説します。


1.2.大量の写真を一気に処理する一括現像


写真の現像作業って、 めんどくさいですよね。

1枚1枚現像なんて
やってられないですよね。

ストックフォトで売る写真は、
商品なので、
1枚1枚丁寧にやるのが理想ですが、
どうせやることが同じなら、
一括で処理する時短テクを使いましょう。

一撃で全ての写真を
あっという間に 現像できちゃう方法を
ご紹介します。

【フォトショの操作手順】
1.写真1枚を普通に現像する

2.いったん フォトショを閉じる

3.フォルダ内のデータを
  すべて選択して フォトショで開く

4.1で現像した写真を クリック

5.写真のサムネイル右上の
   「•••」をクリック

6.「すべてを選択」 をクリック

7.もう一度 写真のサムネイル右上の
  「•••」をクリック

8.「設定を同期」「OK」をクリック

9.写真のサムネイル右の上から
  2段目↓を クリック

10.保存オプションを設定後、
 右上の 「保存」をクリック

11.一括現像が始まります。
 画面左下に進捗状況が表示されます。

明るさが揃っていれば、
一撃で作業を終わらせれます。

手間を省けることは、ラクしちゃいましょう。


1-3.不要な人物を一撃で消す神ワザ


写真を撮っていると、前に人が来たり、
空にカラスが飛んでいたりして
せっかくの写真が台無しになったこと
ありませんか?

ここでは、写真に写り込んだジャマ者を
一瞬で消し去る方法をご紹介します。

※まばたき厳禁です。


【フォトショの操作手順】

1.なげなわツールで消したい部分を囲う。

2.選択範囲を維持したまま
    画面最上段の
  【編集】⇒【塗りつぶし】
 の順にクリック。

3.【塗りつぶし】画面で
    【コンテンツに応じる】を選び、OK

4.一瞬でジャマ者が消える

以上が、選択範囲をコンテンツに応じて
塗りつぶす方法でした。


1-4.不要なものを一瞬で消す魔法のフォトショテク


ストックフォトでは、
会社のロゴなどが写っていると
審査の段階でNGとなり、
販売できない場合があります。

ここでは、
一瞬でロゴを消すテクニック
をご紹介します。

前編の散歩で撮影した写真の場合、
エアコンの室外機や物置きのロゴが該当します。

フォトショの
「スポット修復ブラシツール」
を使います。

【フォトショの操作手順】

1.作業しやすいよう、
   消したい部分を拡大表示する

2.「スポット修復ブラシツール」を選択

3.必要に応じて、ブラシの大きさを変更する

4.消したい対象をマウスを押した状態でなぞる

5.消したい対象を覆えたら、
    マウスを放すと消したい対象が消える


以上が、「スポット修復ブラシツール」による
ロゴなどを消す方法でした。

消したい対象が、スッキリしている場合に有効です。

他に、カメラのセンサーが汚れていて、
空に黒いポツポツが映り込んでしまった
という経験ありませんか?

そんな時、
「スポット修復ブラシツール」を使うと
ワンクリックでゴミ取りができるので、
時短になります。

車のナンバープレートなど、
消したい部分の周囲がゴチャゴチャしている場合は、
次に紹介する方法が有効です。


1-5.車のナンバーを消して、売れる写真に変える方法


車のナンバープレートは
個人情報ですので、
そのままでは売れません。
撮る時に番号が写らないように
撮れればいいですが、
どうしても番号が入ってしまった時は、
後から画像処理で消すことができます。


先ほどご紹介した
「スポット修復ブラシツール」でも
できなくはないですが、
文字などが密集している時は
難しい場合があります。

ここでは、「コピースタンプツール」で
車のナンバーを消す方法をご紹介します。

実際のナンバーが見える車でやると
問題があるので、
個人ナンバーのないプレートで行います。

【フォトショの操作手順】

1. コピースタンプツールを選択

2. (Macの場合)optionキーを押しながら、
 (Winの場合)Altキーを押しながら
    マウスでコピーしたい部分を
 クリックする

3. option(Alt)キーを離し、
  消したい対象をクリックすると
     2.でコピーした部分が上塗りされる

4. ブラシの直径、硬さ、不透明度を
 変えながら、動画のように
 何回も繰り返す

 

以上が、
カンタンな画像処理だけで
ストックフォトで売れる写真に
仕上げる方法の説明でした。


それでは、いよいよ最後の
第3章 タイトル付けとタグ付けに入ります。

写真自体にはこだわるけど、
タイトルやタグ付けは面倒で、
テキトーに済ませていませんか?

実は、ストックフォトで
爆売れさせたかったら、
タイトルやタグ付けが
非常に重要な役割
をしています。

そもそも、
ストックフォトで売れるか売れないかのカギは、
検索結果の表示順位が大事です。


検索結果の上位に表示されれば、
売れやすく、
検索しても表示されなければ、
なかなか売れない。

というシンプルな世界です。

タイトルやタグの付け方には、
コツがあるので、説明します。


第2章:検索結果の上位表示を獲得し、写真を爆売れさせるタイトルとタグ付けの極意


次は、ストックフォトで
一番面倒な登録作業
です。

タイトルって、
なかなか思いつかないですよね。
「タグはたくさんつけた方がいい」
って聞くけど、

「50個も思いつかないよ」って
声が聞こえて来そうですけど、

安心してください。

この章では、前作
『カメラでパシャパシャしながら散歩するだけでお金がチャリンチャリン貯まるお手軽ストックフォト攻略法【前編:秋さんぽ 撮影編】』

で散歩して撮った写真の
タイトル案のカンニングペーパーをご用意したので、
それを参考にタイトルを考えてください。

また、
なぜそのタイトルが良いのか?
という解説をつけました。

そして、コピペできるタグ集もご用意しました。

こちらも、
なぜそのタグをその順番でつけるのか?
という解説もしました。

ストックフォトでは、
検索結果の上位に表示される写真ほど
売れやすい
という特徴があります。

今回のタイトルとタグは、ただの
タイトル集やタグの参考例ではありません。

検索結果の上位表示を獲得し、
あなたの写真を爆売れさせるための
タイトルとタグ
です。

これは、僕がストックフォトで
2,000万円以上稼ぐのに使ってきた
門外不出のSEO対策を意識した
タイトルとタグになります。

SEO対策とは、簡単に言うと
検索結果の上位表示を獲得し、
写真を売りまくる極意
みたいなものです。

解説するとすごく長くなるので、
今回の記事では、
SEO対策の大事な一部を紹介します。

それをもとに、
なぜそのタイトルが良いのか?
なぜそのタグを付けるのか?
を説明していきます。

そもそもストックフォトの
検索結果の表示順位は、
次の3つで決まる
と言われています。

ここでは、
検索結果の上位表示を獲るための
タイトルとタグ付けの原則
を公開します。

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