ストックイラスト(イラストAC、ピクスタ、AdobeStock、シャッターストック)4社を徹底比較
大手ストックイラストサイトである
✅イラストAC
✅ピクスタ
✅Adobe Stock
✅シャッターストック
について、
それぞれのサイトの
✅特徴
✅稼ぐための攻略法
✅メリット
✅デメリット
を解説します。
ぜひ、あなたに合った
ストックイラストサイトを
見つけて下さい。
1. イラストAC
特徴
イラストACは、無料でイラストをダウンロードできる日本のストックイラストサイトです。ユーザーは無料でイラストを利用でき、クリエイターには広告収入に応じた報酬が発生します。新作が売れやすいという特徴があります。
稼ぐための攻略法
ダウンロードされやすいテーマを選ぶ:人気のあるジャンル(季節のイラスト、ビジネス素材、SNS用アイコンなど)を狙って投稿するとダウンロード数が増加します。
高頻度でアップロードする:新着イラストはダウンロードされやすいため、定期的に新しいイラストを追加することで、収益が増えやすくなります。
タグ付けの工夫:ユーザーが検索しやすいように、シンプルで具体的なタグをつけることが重要です。例:「桜」「春」「入学式」など。
【メリット】
日本国内での利用者が多い:企業やメディア、個人が利用しやすく、需要が高い。
収益化のハードルが低い:ダウンロード数に応じて広告収益が発生し、初心者でも始めやすい。
【デメリット】
1ダウンロードあたりの収益が少ない:無料ダウンロードのため、1枚ごとの収益は低め。
収益が安定しづらい:広告収入の影響を受けやすく、月ごとにばらつきがある。
2. PIXTA(ピクスタ)
【特徴】
PIXTAは、日本発のストックイラストプラットフォームで、
特に日本のユーザー向けに強い影響力を持っています。
販売可能な一番大きなサイズ(XL)がエクストラライセンス(Ex)で
購入されると、現在のストックサイトで最高単価の一撃8,000円が可能です。
【稼ぐための攻略法】
需要のあるトレンドを意識する:特にビジネスシーン、医療や教育などのシンプルで使いやすいイラストが人気です。季節やイベントに合わせてイラストを更新すると売れやすくなります。
セットで投稿する:アイコンやシーンごとのイラストをセットにしてアップロードすると、利用者の利便性が上がり、ダウンロードされやすくなります。
キーワードを最適化する:PIXTAの検索に引っかかりやすくするため、関連するキーワードや具体的なフレーズを加えると良いです。
【メリット】
日本向けの利用者が多い:特に日本の企業やデザイナーに人気があり、収益チャンスが多い。
ロイヤリティ率が高い:収益率が高いため、収入の安定化につながりやすい。
カテゴリが幅広い:イラストだけでなく、写真や動画の販売も可能。
【デメリット】
専属クリエイターが優遇される:ピクスタには、ピクスタだけで素材販売をするクリエイターを優遇する制度があり、専属ではないクリエイターは、審査が後回しにされたり、検索結果の表示順位も上位には表示されにくい。
初期の収益化が難しい:初心者の場合、最初の収益までにある程度のポートフォリオ構築が必要。最低でも3,000枚は必要。
新作が売れにくい:今回紹介したサイトの中で、最も新作が売れにくい。
3. Adobe Stock
【特徴】
Adobe StockはAdobe Creative Cloudと連携しており、デザインのプロフェッショナルや企業に多く利用されています。イラストを含むさまざまなクリエイティブコンテンツが販売可能です。一年間に規定の枚数を販売すると、Adobeのソフトが無料で使えるボーナスプログラムがあります。また、無料コレクションに採用されると、ボーナスが支給される。写真、イラスト、動画、生成AI(Adobe Firefly学習用)の年4回もボーナスが支給されるチャンスがある。
【稼ぐための攻略法】
クオリティの高いイラストをアップロード:Adobe Stockはプロフェッショナル向けのため、デザイン性や汎用性の高いイラストが特に評価されます。
流行を意識する:モダンで洗練されたデザインや、グローバルに人気のあるトレンド(例えば「サステナビリティ」や「リモートワーク」など)に合わせたイラストが売れやすいです。
Adobeユーザー向けのスタイルを研究:Adobe製品を使うデザイナーや広告業界のプロに響くようなスタイルを意識すると良いでしょう。
【メリット】
Adobeソフトとの連携:IllustratorやPhotoshopとの連携が便利で、利用者はそのまま作品を使えるため人気が高い。
グローバルな市場:世界中の利用者が多く、国際的に幅広い購入者層にアピールできる。
高いロイヤリティ率:今回紹介した中では、イラスト1枚あたりの平均収益率が高く、安定した収入が期待できる。
【デメリット】
競争が激しい:多くのプロが登録しており、他のイラストとの差別化が難しい。
厳しい審査基準:プロフェッショナルをターゲットにしているため、品質基準が非常に高い。
4. Shutterstock
【特徴】
Shutterstockは世界的に有名なストックフォト・ストックイラストサイトで、多くのユーザーがさまざまなジャンルのクリエイティブ素材を利用しています。自分のイラストが世界のどの地域で購入されたのかがわかるシステムがあり、マーケティングにも使えるサイトである。
【稼ぐための攻略法】
トレンドに即したテーマを取り入れる:最新のトレンドに関連したイラストをアップロードすることで、ユーザーの興味を引きやすくなります。
カテゴリを広げる:一つのジャンルにこだわらず、アイコン、パターン、背景などさまざまな種類のイラストを投稿すると収益が増える可能性があります。
高頻度でのアップロード:新着イラストは注目されやすいため、定期的に新しいイラストを追加してアクティブにすることが重要です。
【メリット】
圧倒的なユーザー数:世界中の企業、クリエイターが利用しており、販売チャンスが多い。
安定した収益チャンス:購入者が多いため、継続してダウンロードされると安定した収入を得やすい。
【デメリット】
1ダウンロードあたりの単価が低い:収益はボリュームで稼ぐ形になるため、多くのダウンロードが必要。
厳しい審査:審査が厳しく、品質の低いイラストは承認されにくい。(2023年途中から審査がゆるくなった印象はある)
まとめ
いずれのサイトもそれぞれの強みを活かし、
目的や対象ユーザーに合わせて使い分けることで、
収益を最大化できます。
また、複数のプラットフォームに
並行して投稿することで、
売上を最大化させることができます。
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