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「表現すること」について(1)

こんにちは。フォトセラピーのAkiです。

大切なことだと思いましたので、15年前の旧ブログより加筆して転載いたします。

さて「フォトセラピー」はちょっと置いておいて、

「表現すること」自体に焦点を当ててみたいと思います。

人間は本来、自分を表現したいという欲求を持っています。


ここでの「表現」とは自分の内側を外側に出して表面化することです。そのために例えば人と会話をして分かち合う、悩みがあれば聴いてもらう、助言を求めてカウンセリングを受ける、一人の場合は紙に思ったことを書いてみる・・・といった方法が思いつきます。

これらは全て言語による自己表現ですね。

こうしたことは勿論有効です。言葉にすることで気持ちに整理がつきますし、話をするだけでかなり気持ちが楽になります。

しかし、言葉によらない表現手段も是非実践していただきたいのです。


ちょっと極端な例えかもしれませんが、子供の頃など、怒ったときに大きな声をだして言葉にもならないことを叫んだ、むしゃくしゃしたときにペンで殴り書きを思わずした経験は誰しもあるのではないでしょうか。

これだって立派な表現。こうして内側にある自分の思いを外に出すことで改めてその存在を知り認めることができるのですから。

(叫んだり殴り書きをするのはあくまでも他に迷惑がかからない時間空間で行ないましょう笑)。

思いを溜め込むことは身体にも心にもよくないことです。

ネガティブな感情を解放するだけでなく、ポジティブな思いもオーバーに外に出してあげましょう。すると喜びは2倍3倍になります。

すごく嬉しいことがあったときに思わず踊りだしちゃった〜、などという光景も世界各地でに見られますよね。身体表現のわかりやすい例でしょう。

さて、もう1歩その表現を進め、「表現アート」を使って今の自分を表現してみましょう。

ナンバーバルな表現の中には、未知で得体の知れない、言葉にならない、できない思いを解放してくれます。
訳の分からないネガティブでもポジティブでもない思いに気付かせてくれる、不思議な力があります。

長くなりますので次回に続けます(*^▽^*)

参考文献:カウンセリング入門「鈴木柾道」著

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