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冷やし中華(ではないけれど)始めました

先日、共通の知人から、私が昔撮影をさせて頂いてた女性シンガーさんが末期ガンであるとの連絡を受けて、慌てて会いに行きました。

彼女と出会ったのはデジタル一眼レフを初めて買った頃(2003年かな?)だったと思います。その後、四谷天窓のpiano&womanという企画にハマったり、metrotripの追っかけ?みたいなことをしていたこともあって、すっかりご無沙汰をしてしまってました。

彼女はオリジナルをガンガン歌うよりは、カバーとかを好きで歌われることが多くて、そんなことも私が離れた理由だったのかもしれません。

久し振りに会った彼女はとても痩せていて、泣きそうになってしまったが、いつもの陽気なおしゃべりや仕草にこちらも笑顔を取り戻す事が出来ました。ただ、ステージ前に胸を押さえ何か祈っているかのようだったのは目に焼きつきました。

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バックバンドの一人もmetrotripのサポートもしていた方なので、気心されてましたし、私がアー写やジャケ写を撮っているママさんシンガーさんもサポートされているそうで、私のことも話題にされていたとか。お客さんの中にも私が古くから知るギターボーカルさんがいらしたりして嬉しかったのですが、私も心臓を病んでいる身なので、ファーストステージのみ聴いて帰って来ました。

別れがたく、外まで見送りに来てくれた彼女に、「また来るから」言い残して名残惜しく振り返りながらライブハウスを後にしました。

彼女が先なのか?私が先なのか?

人生は計算通りにはいかない。だからこそ、一期一会。後悔のない毎日を送りたい。

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