見出し画像

LUMIX S9で彩る家族写真とストリートフォト

「忙しい日々の中で、家族の大切な瞬間をどう残すか?」

そんな悩みを持つカメラ、写真好きのパパママは多いのではないでしょうか?
その解決のヒントがLUMIX S9にあるかもしれませんよ。

みなさん初めまして。なかなかです。
普段はサラリーマンとして働きながら子育てに奮闘しています。
この記事では私が出会ったカメラ「LUMIX S9」についてレビュー(とまではいかないけど)させてください。その魅力の一端でも伝われば嬉しいです。

なお、カメラに詳しい方はご存知でしょうが、このカメラはストックフォトというサービスの画像を公式HPに使用して炎上してしまった機種です。
しかし、今回はその炎上には一切触れません。
なぜならそんな炎上を忘れさせてくれるほど、とても良いカメラだからです。

紹介に入る前に私のS9の用途とその他に持っているカメラを置いておきますね。

『用途』
・就学前の子供を連れて子供や妻の家族写真を撮る
・通勤中などにストリートフォトを撮る
『カメラ』
α7Ⅳ + 24-70 GMⅡ

では、その魅力を早速お話ししていきましょう。
作例も少しだけ載せてあります。

1.見た目(と重量)
コンパクトなフラットデザインは正面から見た時の美しさがたまりませんね。ジェットブラックを使用していますが、防湿庫から出すたびにニヤニヤします。
プラ感が強いため高級感は他のフルサイズ機と比べて少々劣りますが十分です。
SONYのα7Ⅳをメイン機として使用していましたが、S9を手に入れてからはほとんど使っていません・・・。24-70GMⅡは最高の写りですが、やはり重いのです。(大三元の中では最軽量だとしても)

2.リアルタイムLUT
おそらくパナソニックが本機で一番推している機能でしょう。
LUTについて説明すると長くなるため省きますが、要するにiPhoneの色フィルター機能ですね。
S9では自作したものや他人が作成したLUTを撮影する時から適用できます。
このリアルタイムLUT機能、私はそこまで期待していませんでしたが、実際に使ってみるととても楽しいのです。
LUMIX LabというスマホアプリがS9では使用できますので、初心者でもとっつきやすいはずです。そしてリアルタイムLUTによって撮影段階から自分の色にすることで写真の色編集する時間を省くことが可能です。

なお、S9にはデフォルトでLUTが3種類入っていますが好みは別れますのでLUMIX Labアプリ内でLUTをダウンロードしてたくさん試してみてください。
また、S9ではLUTを2つ混ぜることができます。
イマイチなLUTも2種類混ぜると大抵良い感じになりますので、是非まぜまぜしてください。
※LUTの混合はマイフォトスタイル上で行いますので注意してください。最初、私はやり方が分からなかった。

3.Lマウントアライアンス
LUMIX S9はレンズマウントにLeica社のLマウントを採用しています。これが私には魅力的でした。
なぜならばLマウントアライアンスに参画しているシグマ社のレンズを使用することができるから。
特に魅力的なのがIシリーズ。このシリーズについては公式HPやプロモーション動画を見ていただくのがその魅力を理解するのに一番早いです。
コンパクトなレンズながら光学性能に妥協せず、所有欲を満たすデザインと手触りを目指しているシリーズです。
まさにLUMIX S9のためにあるレンズといっても過言ではありません。(SIGMA fpのために作られたレンズだと思いますが)
私はソニーEマウントユーザーでもあり、Iシリーズの一つである45mm f2.8 DG DNのEマウント版を持っていました。
その独特の描写性能とレンズ外観に惚れ込んでおりましたが、Eマウントではサードパーティ製レンズは動画での手ぶれ補正性能に制限がかかるため使用頻度が落ちてしまい、最終的には売却しています。
そう、LUMIX S9ならLマウントアライアンスの力によりシグマのレンズが制限なしで使えるのです。
皆さん、これはすごいことですよ。制限なしです。ソ○ーとは違うのですよ。

S9はそんなシグマのレンズ使いたい私の前に降りてきた蜘蛛の糸でした。

※fpはAF性能や手振れ補正に課題があるため、軽量コンパクト、ミニマルなコンセプトはS9と被る点がありますが購入には至っていませんでした。

4.SNSとの連携の良さ
私が最も重宝している機能でしょう。
子育てしていると「みてね」というアプリを使っている人が多いのでないでしょうか。
みてねを知らない人に簡単に説明すると招待制の身内用写真・動画共有SNSです。親戚内に写真を共有するのはタイムリーさが大事。
LUMIX Labアプリ内には即時画像転送機能もあるため撮影したら自分のスマホ内に即時画像が転送されます。すごいですね。
そしてリアルタイムLUTで色編集を省くことで、まさにその場でSNSに共有可能です。

5.作例
全て撮って出しのJPEGです。
ストリートフォト中心で家族写真はありませんが参考になれば嬉しいです。カラーは自作LUT、モノクロはカメラのフォトスタイルです。

LUMIX S9 / LUMIX 26mm f8
LUMIX S9 / SIGMA 45mm DG DN f2.8
LUMIX S9 / LUMIX 26mm f8
LUMIX S9 / SIGMA 45mm DG DN f2.8
LUMIX S9 / LUMIX 26mm f8
LUMIX S9 / LUMIX 26mm f8
LUMIX S9 / LUMIX 26mm f8
LUMIX S9 / LUMIX 26mm f8
LUMIX S9 / LUMIX 26mm f8
LUMIX S9 / LUMIX 26mm f8


6.悪いところ
良いところだけじゃなくて悪いところもあります。
①モードダイヤルが敏感すぎる
 誤操作多発します。他機種で分かってる改善点なのになぜ変えないの?
②ダイヤルが少ない
 あと1つ欲しかった
③EVFとホットシュー
 やっぱり欲しかった
 なくて困ったことは今のところないけど撮影体験としてファインダーを覗く動作が欲しくなる時があります

電子シャッターは気になりません。むしろメカシャッターの耐久性を考えなくて済むので気持ちが楽です。
関西圏ですが今のところフリッカーに出会ったのは1回だけ。

人によっては他にも気になることはあると思います。それでもLUMIX S9はストリートフォトや家族写真を撮る私にとって最高のカメラでした。
きっとこのカメラはあなたの生活に刺激と彩りを与えてくれるカメラになるはずです。

LUMIX S9の良さは伝わったでしょうか?
是非、子育て中のママパパにオススメしたいカメラです。
合わせるレンズはSIGMA 35mm f2が良いと思います。
45mm f2.8が使いたくて用意しましたが子供を撮るにはやっぱり画角が狭かったです。
また、動画の手ぶれ補正クロップも考えると35mmがベストでした。

自作LUTの無料配布企画もしたいな、とか思ってたり。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?