【建築撮影 Before&After 】 ライティングあり/なし #003
「ライティングあり」と「ライティングなし」の建築撮影の比較
モールテックスのカウンターが特徴的なヘアサロンの店内全景
・ライティングなし
アングルを決め、室内の光を全部付けてシャッターを押すと、
下のような写真になります。
全体的にフラットな印象。モールテックスのテクスチャーも
もう少し強調したいところ、、。
光量調整できない手前3つのランプシェード内側が
白飛びしているので抑えたい。
※HDR(High Dynamic Range ハイダイナミックレンジ)調整済み
・ライティングあり
モールテックスの質感を強調させる。
木材やレンガの壁、扉、棚などの質感をだす。
手前の3つのランプシェードが飛ばないように明るさ調整。
建築写真は、
「広角のレンズで室内の照明全部点けて明るく撮るだけでしょ」と言われたことがあります、、。
確かに、高性能なカメラやPhotoshopなどのソフトの加工で
誰でもハイライトを抑え、シャドーを潰さない写真は作れますが、
アングルを含め、質感を出したり深みのある印象的な写真を撮るには
知識と経験がいる世界だと思っております。
例えば、この店内全景カット、
この1カットを撮るのに、アングルを探し、持ち込んだライトをセット、
店内の照明の明るさ調整などで、撮り終えるまで30分はかかります。
その後、PC作業で30分ほど、最低1時間はかかっています。
時間をかければ良いという訳ではありませんが、
簡単に1枚撮って、PCで歪みや明るさ補正した写真では
伝えることのできない質感だったり空気感だったりを
表現できればと思い、手間暇を惜しまず撮影を行なっております。
(撮影後のレタッチ作業も💻)
印象的な写真をSNS等で使用し、ライバルとの差別化、
顧客の増加を狙ってみませんか?
弊社は全国出張撮影に対応しておりますので、
お気軽にお問合せください。
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よければご覧ください。