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フォトグラファーへのNGワード!! 【美容師さんとの撮影編】

この記事を選んでくれてありがとうございます。

今回は、美容師さんのフォトコンテスト用撮影の現場で、美容師さんに言われて悲しくなった言葉を発表したいと思います。

店舗への出張撮影時の機材セッティングの様子
銀色のソフトボックスをメイン、
天井が低かったが、白色だったので天井バウンスで1灯使用。
紗幕と天井バウンスで影の濃さを調整しつつ撮影した。


コマーシャルフォト歴20年あるので、企業・代理店・芸能・作家等、色々なクライアントさんと仕事してきましたが、何故か美容師さんとの撮影でよく言われるワード。

美容師さん的には、たぶん褒めてくれていると思うんだけど、なんかな〜って思ってしまうワード。

そのワードとは、、、


「やっぱり、高いカメラだと綺麗に写りますね〜」    です。

高いカメラだと綺麗に、、、

高いカメラ、、、

美容師さん的には、全然嫌味とか悪気とかなく褒め言葉として言ってくれているのは分かるんですが、、、


レンズ側でも被写体の形やピントを調整できる、便利なシフトレンズ。

美容師
「そのカメラとボディ合わせていくらですか??」

カメラマン
「○十万くらいですかね〜」

美容師
「やっぱり高いカメラだと綺麗に写りますね〜」

カメラマン
「ははは、、、。そうですね、解像感とかね〜」   的な会話が😅

高いカメラで撮れば何でも良く撮れる訳では無いですからね〜、
高いカメラで撮るだけで、良い写真になるなら、フォトグラファー全員、
借金してでも高いカメラ買いますよね、、。
良い感じに写るよう、ライティングやアングル、露出を考えているのですよ、
機材じゃなく技術なんだけどなって思ってしまう。

PhaseOneやLeicaなどボディだけで3桁万円のカメラを使っているフォトグラファーには、
「めっちゃ高いカメラ使ってますねー」って言うのは効果的かもですが。

シルバーのオパライトで肌艶にパンチのあるビューティーフォトを狙う

美容師さんが日々カットの練習をしているように、こちらも
クライアントの要望+αの写真が撮れるよう、日々ライティングや、撮影の感覚等を磨いて努力してるんです。

美容師さんで例えるなら、
「やっぱり、高いシザーで切ると可愛い髪型になりますね〜」って感じですかね。
いやいやハサミじゃなく、カット技術でしょって思いますよね(笑)

他のクライアントさんだと、ほとんどこのワードは出てこないのですが、
美容師さんとの撮影時は「カメラ」「レンズ」というワードが入る事が多いですね。

多分、美容師さんも自らカメラで撮影するのが当たり前になってきていて、
カメラ機材に興味を持っているからでしょうね!


最近お気に入り、シルバーのリングライト
重たいから手持ち撮影はいつも腕がプルプル、、。

フォトグラファーは基本、高額な機材を褒められるより、技術を褒められる方が喜びます。特にライティング。 

テスト&トライ
を繰り返しながら、地道に腕を磨いているフォトグラファー多いですよ。

なので、これからフォトグラファーの撮影に立ち会う際には、
この言葉を言ってあげるとフォトグラファーは、調子に乗ってくることでしょう(笑)
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