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大人の手が入っているな?
大学には様々な入試方法がある。以前の記事で述べた。
ところで先日こんな記事があった。
その中に気になる箇所があった。
特に近年は推薦入試対策が成熟してきています。事前に提出するプレゼン資料や課題、志望理由書に『大人の手が入っているな』と感じられるものが目立つようになってきているのです。まるでプロが作成したような完成度が高い書類が提出されるんですよ。面接もそうです。事前に面接の練習をしてくるから、その学生の『素』のキャラクターが見えにくくなってしまっている。受験生本人の能力や資質を測るのが非常にむずかしいというのが現状なのです」(加藤氏、以下同)
「志望理由書」を「エントリーシート(ES)」、受験生を「就活生」と置き換えると「就活」と同じようなことではないのか?と考えた。
事前に面接の練習をしてくるから、その学生の『素』のキャラクターが見えにくくなってしまっている。
大学の推薦入試も就活も「素」をみたいようである。
ということなので
・過度な「面接対策」は本人の「素」が見えなくなる可能性が高い。
・よって「面接対策」も「ほどほど」が良いのではないか?
・ES添削もほどほどにしないと「素」が見えなくなりそう。
・写真も修正しまくると「素」が見えなくなる(肌質消すのもほどほどか?)
様々な経験で武装(?)しても選考側が実際見たいのは「作っていないあなた」。
「身についている力で採用についての評価をしたい」
と考えている選考側に対して他の学生の差別化を狙って
「過度なアピールの動画(関西多い)」
「張り切り過ぎの面接・カメラテスト」
を行っても「素」が見えにくいということならば「逆効果」になる可能性が高いということになる。
やはり本人の「素」における「表情」「話し方」「知識」をレベルアップ!が採用への近道なのかとは思う(ほどほどの対策は必要ではあると思うが)。
当日「頑張ります!」でも実はESを提出した時点で「ほぼ」評価が決まっているので提出するまでにしっかりと「準備」を行って「その時点でベスト」なES・動画を内定を得るためには提出する必要がある。
「大人の手が入っているな?」と思われた時点で「負け」なので自身の力を高めて普段の学習・経験を「力」に変えて頂きたいものである。 (了)