ES落ちたらアナスクで学んだことは役に立たない??
アナウンサーのES周辺に携わっていると、どうしても「不合理」と考える事が多くなる。それは「表に出せない」事があまりにも多いからである。
「おっ?ここでは表に出せないこと載せてくれるのかい?」と感じた人がいるかも?であるが「そんなことは載せない」のである。
そもそも有益な情報や裏(と言っては語弊があるが)情報などはそのあたりに転がっている訳ないし、そもそも真偽の程が定かではないと思う。
まあ、そんな状況なのであるが、表に出せるような「考え」を述べたい。
多くのアナウンススクールで「ES対策講座」は存在する。アナトレならば
学生の本音「実際に通過した方」より「実際にアナウンサーでやっている方」を見たいのでは?と思うが、もっとやってほしい事が
重要なポイントを教えてくれる・・・のはまあそれで間違いはないけど、本音を言うと「ES一緒に「創って」欲しいんだけど。お金は多少(人によって差があると思うが)払うから」という人もいそうである。
要は「ゼロからとは言わないが、ある程度の段階からESの作成を指導して欲しい」
と考えている人が多いと思う。
なんでこんなことを述べているかと言うと「アナスクでESの対策を徹底的にやっているところは自身が知る限りない」からである。
なぜなのか?アナウンススクール(アナスク)は「アナウンスのスクールなので」であると思う。いつも述べていることになるが「就活塾」ではないので、どうしてもES周辺は弱め(薄め)になる。拠り所は講師の方が実際に採用試験で提出したものか、そのスクールでアナウンサーになった人のES(動画)がベースになるので、データベースがそんなに多くないので「ES特講!(3日間)」みたいな「尖った」講座をまず見たことがない。
参加した!って良く聞くのは
3日間の講座なのであるが(詳しくはリンクを参照されたい)ES対策は1日目の「1」と2日目の「3」(項目で言えば22.2%)ほどである(実際の時間は不明なのであくまで項目ベース)。
1日目「2」と2日目「3」以外は「通過してから活用(運用)」する項目であると思う(間接的にESに役立っているパートもあると思うが)。
確かに「通過してから」は、とても大切なのであるが、本年度は
「キー3局は通過が異様に難しかった」
現実がある。そう
「ESが通過しないとアナスクでやった事が全く役に立たない」
のである。これはホント厳しいところである。「会ってくれもしない」のである。
これは他業種も同じではあるが応募者総数から考えて「参加出来る(ES通過の)人数がかなり少ない」アナウンス職では非常にツラいところである。
アナウンサーのES。重要な点は多くの考えがあると思うが、キー局の場合は
「写真」
であると考えて間違いないと思う。理由としては事務作業の都合が大きいのかと。「結構な数」の書類全てに目を通すなんて実際のところは難しいと思うし(本当のところはもちろんわからないが)目に留まった人だけを集中して中身(テキスト)をチェックして実際に参加した時に「どんなこと聞こうかな」なんて考えているのでないか?もちろん全員のESをじっくり見たいという意向は各社(局)あるとは思うが人員的な要因などで(キー局ES通過難易度が上がっている(通過者数が少ない)のもそれが理由かな?とも思ったりもする)その意向が叶わず、キー局では写真でまずチェック!動画でさらにチェック!(以前も述べたが同時に表示しているパターンもあると思う)が基本線なのか?とは考えている。
そんな本年度厳しいES選考なのであるが、どこか「ES特講!」みたいなものは実施出来ないのか?と思う。
1 良い雰囲気を出すには?(総論・方法論)
2 写真の映り方(表情・姿勢)
3 動画の映り方(同上)
4 動画 話すことの組み立て方(基本)
5 動画 上位通過者のキホン
6 ESの設問にどう対応するか?意図のくみ取り方
7 カメラテストの実際 対応力を提出動画との関係性を考慮して
これを「習熟度別」に分けて「1日でやってしまう!」みたいな講座はどこかでやらないか・・・と考えてしまった。
どこもやらないのなら・・・自身が近い将来やってみようかと思うが、個別対応なら期間限定で実施することにはしてみた(上記では除く6と7)。
2024年5月21日付け記事に載せているので必要だ!と考えている方いれば!である。(了)
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