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採用傾向の変化

在京キー局、本年度の本採用が佳境を迎えている。様々な情報を得るたびに

「以前と選考される人の傾向変わった?」
「過去のデータ・経験則が変わって来ているのか」
「採用側の好みが変わって来たのか?」

などの印象を受ける。何が変わったのか?

以下個人的な想像・感想・印象である。

(1)2〜3年前はフジテレビとテレビ東京のベクトル(採用傾向)が同じ方向を向いているような印象を受けたが、違って来た。フジテレビES落ちでもテレビ東京上位、またその逆のケースも見かけた。
(2)フジテレビ・テレビ東京の秋実施本採用では、春インターンの通過状況が芳しく無い人でも上位進出があった(ここが2〜3年前とは違うところ:ただし4局全落ちで上位進出は今のところ見聞きはしていない)。
(3)上記は目安としてはキー局インターンでは比較的通過しやすい(通過人数が多い)「日本テレビインターン」通過が目安になるのか?

このあたりなのか?と思う。特に(2)ついてはキー局春インターンで上位後半にいた人が秋以降「追いつかれた」「追い越された」のではないか?と思う。上位後半〜中位との差がそんなになかったのではないか?と本年度については感じている。

一番現在厳しいのでは?言い方を変えると「ガックリ」感じている人が「春かなり良い所まで進出して決めきれなかった人」で「今キー局で手持ちの駒(次回選考日程)が無い人」と想像している。春インターンで上位(目安としてはTBS・テレビ朝日2回目参加者)の人が秋を迎えても「そんなに伸びていない」人が結構多いのではないか?アナスクに毎週のように通っても伸びないのは何故か?(これについての考察は控える)

そんな状況のもと、現在2年生の人は27年卒。キー局内定した先輩の話、またはアナスクで現役キー局アナウンサーの話を聞く機会がこれからあると思うが

「内定者の全てを参考にするのは難しいのではないか?」

と思う。現在学生の人から見たら内定者は「輝く」ものにあることは間違いないと考えるが「微妙に傾向が変わって来ている」ので「話はしっかり聞いて取り入れるべきは取り入れる」ことをおすすめする。

ただ「本年度の傾向だけ」で来年度を予想するのも非常に難しいのではあるが、係る状況下では前に進むためには「基本的事項」をしっかりと学んでおくことをおすすめする。

先日載せた「語学」もその一つであるし「自身のスペック(語学力・会話力・様々な経験)」を上げておくのが良いと思う。

ここで「スペック」などと記しているが「ミスコン」「事務所所属」では無いことを付しておきたい(それらは客観的な能力が判断される場所では無いので)。

特に2027年入社の人は2年目に2028年に「ロサンゼルスオリンピック」が開催される。2年目でも実力がある人はキー局では現地レポーターとして派遣されるのでは無いか?そういうことを踏まえて「英語力」をアップしておくことも良いのでは?と考える。

いずれにしても「先輩の話を聞いた」だけで「その気になるのは危険」なのでしっかりと「努力」を重ねた上で「先輩の話をしっかりと聞く」ようにして頂きたいと思う。(了)


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