カメラ講習 vol.3 構図について②
・写真の黄金(九)分割法
画面を9分割。
対角線上に空間が生まれ、被写体との関係がわかりやすくなります。
画面の中央にポイントを置くと、空間が均等になり、被写体は強調されます。
ポイントをどこに配置するかによって、写真状況の説明が生まれます。
構図のポイント
・不要なモノは、どのように取り去るか
が、構図を決定させる上の大きなポイントです。
・悪い写真の構図は、切り取った方がよいと思われる無駄が多い写真のことが大半であり、その反面で、
・削除したモノが、少し欲しいなと思うくらいが良い作品
とされています。
・写真は、視覚的に訴える表現である。
(形や線や明暗があって、それらをどう組み立てたらいいかと言うことが、
ポイントとされています。)
・カメラマン(作者)がそこで、
つかみ取った構図は、創造的な瞬間の現実で反映されなければならない。
・構図の種類
水平、垂直構図
水平構図は、静的な印象を与え、
垂直構図は、重量感がある。
斜めの線を組み合わせたり、曲線を組み合わせることで、
造形的なユニークさを表現した構成も可能になります。
トンネル構図
トンネルの中から写したような構図
を言う。
画面の周辺部を無意味科することによって、
意図する被写体を強調するため
に使う。
周辺部が、明るすぎたり周辺部の面積が多いと被写体が目立たなくなってしまうという点に注意すべきでしょう。
シンメトリー構図
画面の中央を中心として、
左右
あるいは
上下
が対称となるような構図。
画面中央の方向に、目を惹きつける働きがあります。
中央にポイントになる要素を入れて構成すると、
単調に成らずにすむ構図
となる。
三角構図(ピラミッド型)
三角構図は、
バランスが良く変化に乏しい平凡な画面になりがちである。
被写体を中心から
1/3程度どちらかに寄るような事で、画面に変化が出来るようになります。
逆三角形の構成の場合、
安定感はなくなり不安定感が強調され画面の中で動きが出てくる。
対比の構図
中央を挟んだ2つの被写体を対比の関係にすることにより、
お互いにお互い強調し合う関係
にする構成。
対比させることにより、おもしろさや相乗効果が生まれる。
以上で、一部の構図の種類については、終了となります。
他にも、さまざまな構図の種類があります。
ご参考に見ていただければと思います。
ご視聴ありがとうございました。
次回は、フレーミング(フレーム/枠・捉え方)について
ご紹介していきます。
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