カメラ講習 vol.11 スタジオライティングの基礎ついて
こんにちは。
休日カメラマンのyanoです。
この講習は、大阪モード学園 ファッションフォトグラファー科 夜間コースでの講習に基づいて、お話しさせて頂いています。
今回、11回目となります、スタジオライティングの基礎について触れていきたいと思います。
今回をもちまして、大阪モード学園 ファッションフォトグラファー科 夜間コースでの講習に基づく内容は、最終となります。
ライティングとは
単に照明の技術であるばかりでなく、
被写体をどのように表現するかという写真家の感性そのものです。
また、写真が目的通りの仕上がりになるよう、被写体に当たる照明をコントロールすることをいいます。
ストロボや写真電球による照明以外に、白や銀のレフ板で光をコントロールすることもライティングの一種です。
光源を反射させて被写体を照らすレフ板の活用もライティングには欠かせません。
ストロボでは、
①カメラに内蔵されたストロボのように被写体に直接当てる照明。
②横や斜め方向からの光でコントラストを調整する照明。
③背景との輪郭を際立たせたり主題を引き立たせたりする照明等に分類できます。
ライティングポジション(光の方向性)
①フロント・ライト
被写体の正面から当たる光である。
立体感のあまりないフラットなライトと言える。
被写体の輪郭部が落ちて(暗くなって)独特の効果を上げることもある。
②プレーンライト
被写体の斜めから当たる光をクロスライトというが、
斜め上方(45℃)からのクロスライトを特にプレーンライトという。
被写体の7割程度が明るく、3割がシャドウという適度な立体感を作り出す
もっとも一般的なライティングポジションである。
人物撮影から商品撮影までの基本的なメインライトになる。
③サイドライト
被写体に対してほぼ真横から当たる光である。
人物撮影の場合、顔の半分がシャドウになるのでインパクトの強い描写となる。特殊な表現になるので乱用は避けるべきであろう。
また、フレアーを起こしやすい。フレア対策として、レンズフードを付けること。
④ラインライト
被写体の後ろからのライトで、
主として被写体の輪郭を出すアクセントライトとして使われる。
特に人物撮影では、モデルの髪を輝かせる描写するのに使うのでヘアー・ライトとも呼ばれる。
後方からのライトであるから被写体の全面は暗くなる。
⑤トップライト
被写体の上方からの光をトップライトという。
やや後方よりアクセント気味に使うのが一般的である。
高い位置から使うと背景と全体を照らしてくれるので、背景を明るくするバックグラウンドライトとしても使われる。
⑥フットライト
被写体の下方からのライトである。俗にいうお化けライトで、
不気味な効果を出すのに使われる。
下から当てる光によって生まれる影を不気味と感じます。
しかし、この非日常的な光をうまくコントロールしてやるとファンタジックで神秘的な光を作り出すこともできる。
最後に
カメラ講習 vol.11 スタジオライティングの基礎についてでした。
本講習を見て頂き、誠に有り難うございます。
気に入って頂ければ、スキ•フォローをよろしくお願い致します🙇♂️
また、温かく応援して頂き、感謝しています。
次回は、カメラ講習ではなく、違った形で撮影のことや写真について
お話しさせて頂ければと思っています。
それぞれが良い写真となりますよう
今後ともご参考にしていただければと思います📷🙇♂️
引き続き、次回もよろしくお願いいたします。