カメラ講習 vol.9 感度(ISO)について
こんにちは。
休日カメラマンのyanoです。
この講習は、大阪モード学園 ファッションフォトグラファー科 夜間コースでの講習に基づいて、お話しさせて頂いています。
今回、9回目となります、感度(ISO)について触れていきたいと思います。
感度(ISO)
感度(ISO)とは、フィルムが感光する時の速さを表したもの。
ISO表示例
ISO25、50、100、200、400、800、1600、3200、6400、12800、25600、51200、102800
ISO100〜200を標準感度として、ISO400以上の数値を【高感度】
ISO100〜200を標準感度として、ISO100以下の数値を【低感度】
ISO感度を高感度にしていく事で高速シャッター速度でも十分露出させることができます。ISO感度を高感度にしていくと暗い場所でも明るく、手振れが少なく撮影できるということです。
ノイズ(粒状性)
光量が少ない環境下で感度を上げて撮る場合は、ノイズの多い画像になってしまいます。
感度の
数字が大きくなれば高感度(ISO800〜)=ノイズの割合も多くなる。【粒子が荒い】
数字が少なくなれば低感度(〜ISO100)=ノイズの割合も少なくなる。【粒子が滑らか】
ノイズの発生する原因はCCDの発する熱にある。ISO感度を上げて撮影する場合に、CCDに多めの電流を流す事で熱が発生して、それがさらにノイズを増加させる。
まとめ
【高感度(ISO800以上)】は、粒状性が悪くノイズが発生しやすく発色も悪くなってきます。
スポーツ写真やストロボ撮影が出来ない舞台撮影での動きのある写真などは、手ぶれや動体ブレを防ぐために、少しでも高速シャッターが切れる高感度設定にする必要がある。
ポートレートやスタジオでのストロボを使用したファッション写真や商品撮影には、粒状性と発色の良い【ISO100相当】を使い、シャープで解像力の高い写真撮影にするべきである。
以上
カメラ講習 vol.9 感度(ISO)についてでした。
次回は、カメラ講習 vol.10 露出についてです。
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