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今使うべきカメラについて考える(Fujifilm生誕祭に寄せて)

こんばんは。じゅぴ(@phoooutty)です。

写真を趣味にする人にとって「どんなカメラを使うか」は大事な問題ですよね。「写真の質にカメラなんて関係ねー!」と言っている人であっても、きっと「手に馴染むカメラ」っていうのはあると思うので、そういう意味でもカメラを選ぶ作業をしていると思うのです。

こと自分はと言いますと、2020年にもなってフルマニュアルの機械式カメラを好んで使っていたりするフィルム愛好家なわけです。一応デジタルカメラも所有してはいますが、今となっては息子の運動会とお遊戯会でしか活躍の場がありません。もっぱらフィルムで撮る日々です。

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minolta XD + MD Rokkor 50mm F1.4 + Fujifilm PRO400H

そんなフィルム愛好家にとってフィルムの値上げは死活問題ですが、これを止めることはもう誰にもできないと思います。ネット社会は類友なのでツイッターばかり見ているとフィルムはまだまだ人気に思えてしまいますが、視点をメタに変えて見れば、世の中にフィルムを望む人は少ないです。きっとこれからも値上げしていくのでしょう。

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OLYMPUS OM-1 + OM G.Zuiko AUTO-S 50mm F1.4 + Fujifilm Industrial 100

できるだけフィルムを長く使いたいと思っていますが、妻子持ちのサラリーマンが使える現実的な価格を超えてきたら諦めるしかありません。そろそろデジタルに戻ることも検討を始めないといけないのか?という考えが頭を過ります。

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SONY α7II + TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)

デジタルで撮った写真は綺麗だと思います。しかし、所謂撮って出しで納得できたことがなく、デジタルをメインに使っていた頃はRAW現像に多くの時間を使ってきました。場合によっては1枚に2〜3時間かけたりして。1日に何百枚も写真を撮って面倒くさくなって現像しなかった写真もたくさんあります。

デジタルへ移行するのか?という問いを持って、実際に量販店へ行って最新のデジタルカメラを触ってみてもあまり心が踊りません。心が踊らないカメラで写真を撮っていてもつまらないものです。

せめて撮って出しで好きな質感を出してくれるボディに巡り会えれば良いのでしょうが、それはもうボディを買って試すしかないので都度下取り交換したとしても軍資金がたいへんです。作例を見ていて欲しいと思うのは中判デジタルかライカです…

フィルムが買えるうちにデジタルへの移行を開始しよう…なんて考えているときに気付きました。フィルムが買えるうちならフィルムカメラを使おう。フィルムが買えなくなったら使いたくても使えなくなる。その時にはもうデジタルしか道は残されていないのだから、そのときにデジタルカメラを選べば良い。

もうこの悩みには殆ど答えが出ています。

Fujifilm創業の日

本日1月20日は、2019年にもなってACROSS IIを発売してくれ、フィルム文化を下支えしてくれているフジフィルム創業の日なんだそうです。

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Hasselblad 500C/M + Planar C 80mm F2.8 T* + Fujifilm PRO160NS

日本が誇るフィルムメーカー!これからも応援しています。最近Kodakばかりでしたが、フジも使います 笑

今こそ使うべきカメラ

いよいよ厳しさも増してきた感じのあるフィルム業界。そんな時代だからこそフィルムカメラを使っていきたいですね。


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