OLYMPUS μ panoramaを買ったのでレビューなんぞしてみる
所有カメラの殆どがレンズ交換式なので、プラカメで十分だからコンパクト欲しいなーと思ってました。一応TRIP35持ってるのですが、個人的には絶妙に使いづらくて全く使ってませんでした。
TRIP35は、気軽に持ち歩くには微妙に重い、レンズ剥き出しで鞄やポケットに無造作に放り込めない、ゾーンフォーカスが地味に面倒でイマイチ手軽じゃない、という感想です。
欲しかったスペックは、レンズの防護機構がある、ポケットに入る大きさ、シャッター押すだけのオートで撮れる、28mmもしくは35mmの単焦点、そして安価であること。理想はGR系なのですが、ハッセル買った後の財布には厳しいので1万前後で手に入るものを探してました。まあ、言ってしまえば少し進化した写ルンですが欲しかったんです。
そんなときにカメスズで出会った、TRIP35の系譜であるμ panorama。少し触らせてもらったらこいつの操作性が抜群でした。右手で無理なく開くスライドカバー、ポケットにも入るサイズ、軽い、フルオート、そして1万円を切る価格。状態も良さそうだったので連れて帰りました。
そんなμ panoramaのファーストロールの写真を中心にご紹介します。フィルムはKodakのUltra Max 400です。青が綺麗に出るこのフィルムとOLYMPUSの組み合わせは前から試してみたかったのです。
良いですね。必要十分、よく写っていると思います。上を見ればキリがないですが、価格を考えたら良いクオリティ。何より勿体ぶらずに使い倒せるというのが最大のメリットですね。
別のロールなんですが、1枚見てください。被写体ブレしてますが、瞳の写り凄くないですか?これだけ写るポテンシャル持ってるなら文句なしです。
ただピントは外します。
今みたいな高性能AFがない時代ですから、これはもう割り切るしかないです。晴天下でISO400、室内や曇りならISO800くらい、敢えて高感度寄りでしっかり絞らせるようにするのが無難かもしれません。
最後のせっかくのμ "panorama"ですからパノラマを1枚。
パノラマで撮るつもりじゃなかったのですが、スイッチが入ってしまっていたようです。上がってきた写真を見てビックリwこのアスペクト比は映画みたいでドラマチックに見えますね。たまに使うとおもしろいかも。
μ panorama、買って損のない良いカメラでした。
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