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ミャンマー旅行記(2019年9月)①

【今年2月にミャンマーで国軍のクーデターが起こり、3月に入った今もこれに抗議するデモ隊を軍が武力をもって弾圧し大変な事態になっています。一昨年の9月にミャンマーを観光旅行で訪れた時には、軍政から民主制に移行して10年が経ち、都市部の若者はこれからの発展に希望を持ち活気にあふれていました。ヤンゴンのスーパーで日本のインフラ系企業の駐在員と思われる男性が食料品を選ぶ姿を見たり、フェリーターミナルでは、これは日本のODAで作られたから、と日本人は無料にしてくれたり、日本との関係を実感しました。所詮、外国人旅行者の私には、人々が穏やかで桃源郷のようなところ、アジアの原風景としか映っていませんでした。そんな表面的な印象ですが、その時SNSに書き込んだ旅行記を転載します。】

2019年9月27日

ミャンマーを旅行しています。そもそも旅行先候補になかったのに、たまたまお話したジャーナリストのMさんにオススメされて突如思い立って来てしまいました。昨年から日本人観光客はビザなし渡航が可能になり、全日空が成田から直行便を運航しているので来るのは簡単。
知識ゼロから調べ始め、今回はヤンゴン、バガン、インレー湖の三ヶ所を巡ることにしました。
初めて訪れたミャンマーは、遺跡や風景もさる事ながら人が素晴らしい国です。ヤンゴンの渋滞や、土砂降りの雨の後の泥んこ道も、ミャンマーの人々の穏やかで優しい人柄に接していると、ストレスにならず不思議に安心します。やはり小乗仏教の国は、一人一人が徳を積む必要があるので心持ちが違うのでしょうか。男性は皆一度は子供時代に僧院に入った事があるそうです。 小さな尼さんたちが托鉢すること姿も多く見かけました。
ヤンゴンは活気のある大都会で、小さなストリートの店も最新のショッピングモールも夜まで多くの人で賑わい熱気すら感じます。

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