あなたは素晴らしい存在
＼Hello／
こんにちは、『フォニックス筋トレ®︎』の生みの親ナツキです。
今日は昨年アメリカに行った時の話を。
私がアメリカの大学生だった頃、
elementary educationを専攻していたので、
学校の先生をしていた友達や、
友達のお父さんが先生だったら、
「見にくる？」と誘ってくれて、
実際の授業風景を見学したんだよ。
ということを
話したことがあるんですが
今回渡米した時も、
友達が公立小学校でP.E.の先生をしているんですが、
その子に誘ってもらって、見学に行ってきました！
今回は私は学生でも、
小学生の教育に普段携わっているのでもないのに、
先生の友達というだけで見学させてくれる
懐の大きさは、やっぱり好きだなと思いましたね。
その小学校では、体育は週１回しかなくて、
だから友達は手が空いている時は、
他の授業のお手伝いなんかをしていました。
そこにも参加させてもらったんですが、
"reading group" というのに初めて参加したんです。
普通に字を読める子は自分達だけで読んでいるけど、
私が参加したのは字を読むのが困難な子たちの集まり。
読むのが困難と言っても
色々レベルはあると思うんですが、
アルファベットの理解すら難しいかも？！
という子たちが小学校一年生〜六年生まで居て、
１グループ５〜6人で一緒に読む練習をするんです。
突然友達である先生に、
私も当てられて、初見で、英文を読まされたり・・・
普段使わないような単語もあるので、
発音が合っているか不安でしたが、
読み終わると生徒たちが
拍手をしてくれたり、褒めてくれます。
これが本当にいいところだなと思ったところでした。
本人が読めない・・・と凹んでいても
「この間より、これだけ読める様になってるわ！
（本当は1単語だけ多く読めただけでも）すごい！！」
と言って、皆で盛り上がるんです。
本を読める様になるというより、
本を読むことは楽しいんだよということを教えている感じ。
しかもね、
これって、日本でいう「仲良し学級」とかになるのかな？
と思うんですけど、
彼らは、そのクラスに割り当てられていることを
全く恥じていなくて、
自分には他の人よりできることもあるけど、
字を読むのは苦手だから、仕方がないって感じ。
たまたま、これが苦手なだけ
そう思えるってすごくないですか？
日本なら、ダメなところだけを突き詰めて、
「ダメな子」ってなりそうでしょ。
それは本人だけでなくて、周りもそうだから、
私が先にreading groupに参加させてもらって、
そこにいた子たちと顔見知りになった後、
P.E.の授業を見に行くと、
「あー！！なつきじゃん！」
「誰？なんで知ってるの？」
「あー、先生の友達で日本からきてるらしい。
俺、reading group参加してるやん？あれにきてたんよ。」
とかってなんでもないことの様に言ってしまえる、
彼らと、そんな風にさせている家や、
学校の環境が
素晴らしいんだなと思ったんですよね。
だから、私も
あなたは素晴らしい存在であると伝えたいなと
思っています。
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