リストの視認性を上げる|Microsoft Lists活用事例⑦
このシリーズでは、Microsoft 365の初心者向けに、導入のための解説をしていきます。
非エンジニアの方が”ざっくり掴む”ことを目的に書いておりますので、
プロのエンジニアの方からしたら、記述が厳密でないとか、正確には違うでしょ…みたいなことがあるかもしれませんが、ご了承ください。
この記事を読んでほしい人
管理職・チームのリーダー
自組織におけるICT/DX推進の担当者
仕事に追われて疲れ果てている人
※本記事では、Microsoft社のアプリケーションに言及するため、マイクロソフトの商標とブランド ガイドラインに準拠して製品名を記述しております。
※マイクロソフトの許諾を得て使用しています。https://www.microsoft.com/
※筆者の体験をもとにした記事であり、MicrosoftおよびGoogleの広告案件ではありません。
データバーで数値の大小を視覚的に理解
対象となるリスト
前回までの内容をもとに、顧客リストをMicrosoft Listsで作った状態からスタートします。
▼イメージはこんな感じです。
▼契約金額の列ですが、パッと見た感じ、どの顧客が大きくてどの顧客が少ないのか、わかりやすくしたいですよね。
列の書式設定
▼対象となる列のプルダウンから[列の設定]>[この列の書式設定]をクリック
▼[データバー]にチェックを入れて、[保存]
▼データバーが出現しました!
▼[テンプレートを編集]すると…
▼データバーの色が変更できたり、最小値・最大値の設定ができます。
条件で項目の色を変える
対象となるリスト
▼先ほどと同じ、顧客リストを使います。
今度は、契約状況に応じて顧客の会社名の欄の色を変えてみます。
列の書式設定
▼対象となる列のプルダウンから[列の設定]>[この列の書式設定]をクリック
▼「条件付き書式」の[ルールを管理]をクリック
▼今回は、「会社名」を「契約状況」に対応した色に塗りつぶしていきます。(どの会社がどのような状況か、会社名の列で識別しやすくする目的)
▼[+ルールの追加]をクリック
▼「列の選択」の欄は[契約状況]を選択(もし[契約状況]が●●だったら…)
▼「比較の選択」の欄は[等しい]を選択(もし[契約状況]が●●に[等しい]だったら…)
▼「値の選択」は条件として設定したい内容を選択(もし[契約状況]が[契約手続き中]に[等しい]だったら…)
▼「リスト アイテムを表示」ではどのような表示のさせ方をしたいか、色などを選択
▼[その他のスタイル]から細かい設定も可能
※[保存]クリックを忘れずに!
▼こんな感じで、今回は「契約手続き中」ステータスの顧客を特に気をつけてフォローするために、視認性を上げる処理をしました。
知りたい数字を表示
対象となるリスト
▼先ほどと同じ、顧客リストを使います。
今回は、ステータスごとの契約(見込み)金額を確認してみましょう。
合計
▼対象となる列(契約金額)のプルダウンから[合計]>[合計]をクリック
▼最下部に合計値が出現しました。
この状態だと、提案中も契約完了もごちゃ混ぜになった金額なので、フィルター処理をしていきます。
フィルター処理
▼右上のフィルターアイコンをクリック
▼絞り込みたい項目にチェックを入れる(今回は、「ITソリューション」という商材の「契約完了」の金額だけを知りたい)
▼他にも平均や個数の集計などもできます。
いかがでしたでしょうか?
Microsoft Listsには、他にも色々な機能が備わっていますので、今後も順次投稿していきたいと思います。
Excelよりユーザーに使いやすい設計になっているな~というのが、筆者の感想です。(ぶっちゃけ、Excelあまり得意ではない…)
まだの方は、是非触ってみてくださいね!
※感想や、扱ってほしいテーマなど、コメントいただけると嬉しいです!