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Teamsのメンバー全員にPlannerタスクを個別で割り当てる - その3|Microsoft Power Automate活用事例⑨
このシリーズでは、Microsoft 365の初心者向けに、導入のための解説をしていきます。
非エンジニアの方が”ざっくり掴む”ことを目的に書いておりますので、
プロのエンジニアの方からしたら、記述が厳密でないとか、正確には違うでしょ…みたいなことがあるかもしれませんが、ご了承ください。
この記事を読んでほしい人
管理職・チームのリーダー
自組織におけるICT/DX推進の担当者
仕事に追われて疲れ果てている人
※本記事では、Microsoft社のアプリケーションに言及するため、マイクロソフトの商標とブランド ガイドラインに準拠して製品名を記述しております。
※マイクロソフトの許諾を得て使用しています。https://www.microsoft.com/
※筆者の体験をもとにした記事であり、MicrosoftおよびGoogleの広告案件ではありません。
今回のテーマ
Microsoft 365グループ(Teams)メンバーに対してPlannerタスクを個別一括割り当て
▼フローの全体像はこちら
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今回は最後にタスクに参照リンクを添付する部分を解説します。
早速、いってみましょー!
アクション:Plannerタスクの詳細の更新
▼「タスクID」は、「タスクを作成する」アクションから「ID」を引っ張る
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▼「説明」は、「項目の取得」から「Details」を引っ張る
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▼「参照設定」を表示し、次のとおり入力
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エイリアス:テキストで「詳細はこちら」など任意の文字列を入力
リソース リンク:「link」で検索して「項目の取得」から引っ張る
参照の種類:Other(参照するファイルが毎回同じなら該当するものを選択)
※Word/Excel/PowerPoint/OneNote/PDF/Project/Visio/Otherから選べる
▼実際に割り当てられたタスクはこんな感じ
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Teamsにメッセージを投稿
アクション:データ操作「作成」
▼「アクションを追加」で「D」の部分を目を皿にして探すと見つかる
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▼以下のように記述し、「Link」部分は「項目の取得」から引っ張る
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<a href="{Link}">クリックして確認</a>
これでただのURLがテキストリンクに変換されました。
アクション:Teamsチャットまたはチャネルでメッセージを投稿する
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▼実際のTeams投稿画面はこんな感じ
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保存してテストしよう
SharePointリストにテスト項目を作成
▼リストに新しいアイテムを追加
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▼Teamsに投稿される
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▼TeamsチャネルのPlannerタブから、メンバー1人ずつタスクが割り当てられていることを確認
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▼グリッド表示にすれば、誰が終わっていないか一覧で確認可能
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いかがでしたでしょうか?
これでTeamsのメンバーが入れ替わっても、連動してPower Automateのフローにより自動でタスクが割り当てられます。
フロー内でメンバー管理をするのはしんどいので、ぜひ試してみてください!
※感想や、扱ってほしいテーマなど、コメントいただけると嬉しいです!