荒ぶる魂と神社
神社は、荒ぶる魂を鎮める役割も担っています。信仰に対する理解がない人には、きっと、ご理解いただけないことでしょう。
大陸の国家も、半島の国家も、今はロシアと仲良しみたいですが、南下政策を行ったロシアが軍事基地、軍事拠点を、大陸や半島の国家にも作っていたことを、せめて思い出していただきたいものです。彼らが軍事拠点を作らなかったならば、つまり他の地域への野心を実力行使していなければ、昔の私達の先人が、互いに戦うことはなかったかもしれないわけです。もちろん、それより以前にアメリカが日本へ開国を要求したり、イギリスと一部の藩が、ひと悶着あったり、外部要因があって、明治以降、日本が対抗手段を備えることになるきっかけがあったわけですが、そこに、さらにロシアの動きもあったことは、間違いなく、一つの大きな要因です。
今、北の半島の国家も、いろんな制裁を受けていますが、日本も、同じようなことをされています。だから同じことをされても、あなた達も耐えてください。ぜひ、お手本を見せてください。よろしくお願いいたします。
北の半島の国家には耐えることは難しいのかもしれませんが、大陸の国家の、あなた達には、きっと簡単なことでしょう。少なくとも、昔の日本よりは簡単なはずです。なぜならば、あなたの国家は、核兵器を数千発配備している軍事大国であり、誰も戦いたくないであろう、威圧的な存在だからです。しかも広大な領土をすでに持っていて、資源にも、それほど困っていない国家の一つであるはずです。
そんな威圧的な存在であるにも関わらず、友好関係を示すこと以上に、他国に威圧的な態度を繰り返してきたのだから、日本もフィリピンもアメリカを頼らざるをえないのです。日本に対して威圧的な態度をとってくださる、大陸の2つの国家のおかげで、日本とアメリカの同盟関係が変わることはなさそうです。なぜならば、大陸の2国家ともに、日本にことあるごとに、旧敵国条項は今も有効であると圧力をかけてくださってきたからです。もしもアメリカと日本が仲良くするのが、気に食わないのであれば、本来であれば、旧敵国条項は死文化しているから、日本の自主独立を支持すると、発言していただき、それを促すべきなのですが、それを促さないのが、大陸の2つの国家です。だから、きっと日本はアメリカとの同盟関係も、その他の国家との友好関係も崩すことはないでしょう。
それに加えて、尖閣や南沙諸島の問題、加えて領土を拡大を示すような地図を発表する、そんな行為がなければ、日本もアメリカとの関係性を見直しやすいだろうし、他のアジアの諸国も緊張しないと思うのだが、残念ながら、そうではない姿勢をとられてきたのが、残念です。
前提として、おそらく、ほとんどの国家の、ほとんどの一般市民は、常任理事国同士の争いを誰も望んでいないのです。なぜならば、大量の核兵器同士の戦いにつながるからです。彼らがお互いに核兵器を大量に持っていることは、ほとんどの世界の人たちは知っています。
ですから、大陸のどちらの国家も、他国に対する威圧的態度を、ぜひ止めていただきたい、そう願っています。
過去の経緯を知って、なぜ戦いに出向かれたのかを知ることも、また荒ぶる魂を鎮めることにも繋がります。それも鎮魂になることでしょう。
神社にはいろんな役割があることを、どうぞ、ご理解くださいますように。