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お酒と楽しく付き合うリーダーとは

元アイドルグループの40代の男が飲酒運転で事故を起こし、現行犯逮捕。
同年代男性として非常にショックです。グループメンバーにより新しい会社が立ち上がって、その男と再びバンドグループとして演奏できる、まさに準備が進んでいる中での報道は非常に無念でしょう。

と共に、私がびっくりしたのは、即座に後ろを走っていた車両のドライブレコーダーの画面が、蛇行する容疑者のバイクの映像を鮮明に映し出していた点。反対車線すれすれまで蛇行する場面は今まで見たことがありませんでしたので、改めて、飲酒運転はいかに酒が強くても、影響が出るのだなと思わされました。

飲酒の影響がここまでクリアに表された動画を見たことがなかったので、いまだに飲酒運転を許容している層には一定の警告になるでしょう。
 本来お酒は人を陽気にさせ、また消毒としての機能もあります。私は人類がこれまでしてきた発見の中でも10本の指に入る偉大なものと思うのですが、メリットが強ければ強いほどデメリットもきちんと理解したうえで人類はお酒と付き合う必要があります。

 さて、リーダーがお酒で気が大きくなって失敗する例を非常に多く見ています。自分も20代の若い頃は親に見せられない姿をさらしたこともあるのですが、失敗するリーダーというのは40代になっても、お酒との付き合いで惑っているといえましょう。
飲み会が遅くなり、帰りのタクシーの中で気が大きくなり運転手とけんかする。それを部下が必死に止めている姿。普段いかに立派なことを言っていても、やはり酒が入ると危険、というレッテルはプレイヤーではなく、マネージングサイドとしては、非常に危険です。自分を客観的に見ることが出来ないという評価をお付き合いする方から見られるのです。

金と酒と異性。メリットもデメリットも多い「酒」をどのようにリーダーシップの味方につけるのかもリーダーの務めともいえましょう。

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