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[鳥ィさんの名曲セレクション]月曜日/amazarashi

今回は、amazarashiの月曜日という曲について書いていきたいと思います。

日曜日が終わって月曜日が来ると、会社や学校に行くのが億劫になりますよね。
未来が今日になるのと、日曜日が終わって月曜日になるというのをうまく掛け合わせた曲だと思いました。

支柱に縛られた街路樹 まるで見せしめの磔
好きに枝を伸ばしたいのに 同じ制服窮屈そうに
右向け右で左見て 前ならえで列に背を向け
救いなのだその幼さが 君だけは大人にならないで

日本の学校や会社は、規則やモラルに縛られがちな気がします。
接客業では相手に非があってもペコペコしてなくてはいけないし、学校や会社では決められた服装で通勤通学しなくてはならない。
そんな中で、未熟さが唯一の救いであるということを表現されています。
社会の厳しさを知らない、純粋な心を持ち続けてほしいといったメッセージが込められているのではないでしょうか。

月曜日蹴飛ばしたら ゴミ箱にも嫌われて
転がって潮風に錆びた
息苦しいのは ここが生きる場所ではないから
僕ら地球外生命かもね
好きな事好きっていうのこんなに難しかったっけ?

大人になると、子供の頃よりも縛りは強くなります。立場の違いや大人だからという事で、言いたい事も言えなくなる…。
ゴミ箱にも嫌われるほど社会にとっては不適合者だという事でしょうね。

ゴミ箱にすら入れず、それでも特別でありたかった
そして特別な人間にすらなれなかった僕らには認め合う人間が必要だった

大まかに言うと、こういった感じで曲は締めくくられます。

例えあぶれた人間でも、認め合える仲間が居ればそれだけで救いなのです。
一人ぼっちになるよりは、僅かでも分かり合える友達が居れば十分だと思います。

一番怖いのはさよなら
それなら約束しよう 永遠に別れはないと
永遠なんてないと知って誓った
それが愛や友情には 遠く及ばないとしても

「永遠に別れはない」ことはわかっていても、永遠を誓った。
認め合える人間が居なければ、また孤独に戻ってしまう。

人生って本当に儚いですね…。

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