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【引退ブログ】 4年MF 副将 知久健人

学習院大学男子ラクロス部を支援して下さっている全ての方に感謝申し上げます。

コーチ、先輩
ラクロスで悩んでアドバイスを求めると動画や長文で解決策を一緒に考えてくれたり、リーグ戦では応援に足を運んで下さりありがとうございます。

保護者、OBの方々
練習時間を少しでも増やせるように強化費を支援して下さったり、練習に顔を出してアドバイスして頂きありがとうございます。

本当に沢山の人に支えられてここまできました。

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振り返ると本当に濃い4年間だった。
ブログを書く機会はこれが最後になるだろうから、恐縮だけどカッコつけて4年間を通した想いを綴ろうと思う。

楽しかった事、苦しかった事沢山あるけど、主に3つの事をこのブログでは伝えたい。少し長いけど読んでくれると嬉しい。

①ラクロスの醍醐味
②副将になってから意識した事
③みんなへ

①新歓の決まり文句の通りだが、ラクロスの醍醐味は4年間で可能性を広げられる事だと思う。
入部当初、自分は辞めた人含めたプレイヤー20人近くの中で1番下手だったと記憶してるし、朝練に行っても上手くいかなくて辛いなと感じる事の連続だった。実際2年のリーグ戦も同期が半数近くボックスに入る中で自分はまだBチームにいたし、2年最後の早稲田戦をスタンドから見て、来年自分が活躍しているイメージがどのポジションでも湧かなかった。それでも部活を続けられたのは、最後の4年生の時だけでもリーグ戦でチームに貢献したかったから。
毎回の練習で改善を繰り返す中で、とにかく自分の課題に優先順位をつけて取り組む事を意識した。自分の1番の課題は身体がとにかく細かったからコロナ禍で部活がない数ヶ月は、クロスを触る事を後回しにしてでも沢山ご飯を食べて筋トレした。体重は入部してから20kgくらい増えて3年のリーグ戦前に大介さんにSSDMを勧められて自分の活躍できそうな場所が初めて出来た。けど正直その時は、まだ自分が点をとって目立ちたかったからOFできなくて悔しい気持ちが大きかった。けど3年のリーグ戦SSDMでフルで出て、地味だけど自分が活躍出来るとしたらここしかないなと思った。結果、最終学年もSSDMとして1年間専念した事で大分自信がついて、練習が楽しくなった。リーグ戦でも1部相手にも自信をもって1.1に挑めた。長々と語ってしまったが、伝えたい事は今伸び悩んでいたり同期の中で劣等感を感じていても、ラクロスは考えてやり続けていれば最後は逆転できるという事。また、辛いと感じる練習を少しずつ楽しめるようになる事。その過程すら楽しむ為に、長い目で最後になりたい姿をイメージして、自分の為にミスを恐れず挑戦し続けて欲しい。最後に自分がそれを結果で証明する為にも個人として1.1の強さを見せつけて、中央戦の勝利に大きく貢献したい。

②主将のこうきは言わずとも技術でチームを引っ張ってくれて、もう1人の副将のあやせはチームで1番発信力があって裏方としての仕事もできる。そんな中で自分に求められる事は何かについては1年間何度も考えた。その中で自分が意識した事は、幹部紹介ブログでも書いたが、意識次第で出来る事を誰よりも徹底する事。当たり前を当たり前にやる事。
運良く朝練開始の時間に3人の中で自分だけギリギリ間に合うので、その最初の挨拶で部員の誰かの心に響かせられるような内容を考えたり、こうきがアップを終えるアジリティまでの雰囲気上げは自分の責任として、人一倍他人に声掛けする事を意識した。当たり前だけど遅刻とか、極力練習休まないように生活リズムも意識してオフの日は朝練より早い時間からバイトを入れるようにした。副将としてチームに与えられた影響は微力だったと思うが、周りを見る癖がついたので仲間のいいプレーにも気がつきやすくなった。仲間のいいプレーを積極的に褒める事で自分の機嫌も上げる事ができた。1人1人の良さを知ってるからこそ、最後はそれを勝つ為の強さに変えて、このチームで勝ちたい。

③横国戦の敗戦を受け、気持ちが沈むのは分かるがリーグ戦はまだ1試合残ってる。あと数日しかないけどやれること最大限やって、最後にチームスローガンである執念を体現して、強気な攻めるラクロスをしよう。
最後にこのチームの意地を見せよう。
やりきるよ!

#18 知久健人


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