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【幹部紹介】主将新四年 田村滉紀
このブログを見ていただいている皆さん、学習院男子ラクロス部を応援してくださっている皆さん、いつもありがとうございます。
今年度、主将を務めます、田村滉紀です。
よろしくお願いいたします。
22チームの主将を務めることになりましたが、今までの人生でも2回主将を務めたことがありました。
1回目は小学生の時、少年野球チームで主将を務めました。この時は、主将という自覚は全くなかったですが、ひたすら野球が好きだったので、誰よりもひたむきに野球と向き合っていたという面では、良い主将だったかなと思っています。
けど周りを見るとか、仲間のことを考えるとかは全くせず、お父さんに、「毎日責任持って行動しろよ」と言われましたが、「責任」というのが何か分からず、「毎日持て」と言われたので、明日から持つために家中「責任」を探し回ったくらいあほでした。
2回目は、高校生の時、硬式野球部で主将を務めました。正直、自分のせいでこのチームは勝てなかったと思っていて、その頃のことが思い出したくないのに時々頭をよぎるくらい辛い思い出です。
主将を任された直後からイップスになり、それは最後の夏の大会まで治らず、新チーム開始からずっと自分のことしか考えられませんでした。
先生に何度も「このチームにはリーダーがいない」と言われ、その通りだと思い、途中で代わってくれた方がチームのためになると思っていました。
ラクロス部の部員にも話したことないことでしたが、自分にはこのような主将歴がありました。
そして、この新チームが始動する時。
主将をやりたくない自分がいました。
母にも自分の高校生の頃の姿を見ていたのか、「主将はやめときな。」と言われました。
じゃあなぜ今主将をやっているのか。
それは、それ以上にみんなと日本一になりたかったから。
みんなと日本一になるためには、俺が主将をやるしかないと思ったからです。
主将が苦手だから、主将でチームを引っ張っていく自信がないから主将をやらないより、精一杯主将をやり切って、みんなと日本一になりたい想いが勝ったからです。
自分の代は、まだ入部してから1部リーグで1度も勝ったことがありません。
勝つ喜びを知りません。勝った先に何があるのか、どれほどの感動があるのか、どれほどの達成感があるのか。知りません。
勝った後の喜びや感動を、みんなと分かち合いたい。
スタッフに笑いながら「ありがとう」と言いたい。
私たちは必ず、目標に掲げた「Final4進出」を達成します。
そして、スローガンにもあるように、この代で学習院を"変えます"。
変わった先に、もしかしたら憧れの日本一があるかもしれない。そんかワクワク感も持って、ラストイヤー走り切りたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
最後にプレイヤーに向けて少し想いを伝えて終わりにしたいと思います。
この大学4年間、みんながどう過ごすかは、本当に人それぞれだと思う。
だけど、どうせなら、みんなで1つの最高の想い出を作ろ
一生自慢できる想い出を作ろ
でも、そんなのやっぱりそう簡単に手に入らない。
辛いことたくさんある。
でも神様は見てる。
頑張ったら頑張った分だけ報われる。
努力したら努力した分だけ最高の瞬間を味わえる。
それは、誰よりも努力して世代別日本代表になった俺が保証する。
最高の想い出作ろう。
以上。