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明日はジェンダークリニック

とうとう明日はジェンダークリニックの予約日です。結構緊張してますので、伝える事を思い出せるように要点を書き出してみたいと思います。

  • 性別違和を最初に感じたのは4歳。完全に認識したのは5歳くらい。認めることができたのは40歳。

  • 4歳(3歳の可能性もあり)の時、自分の性器に強い違和感。お風呂で裸になった時に見たくなかったから隠していた。

  • 5歳の時点で、姉や妹がいないにも関わらず、女の子向けのもの(例:玩具や服装)を好んでいる自分を認識する。そのため、ありとあらゆる場面で男性らしい選択を意識的に行わなければ『ついうっかり』女性的になってしまう。『男性シュミレーション』することの精神的な負担が大きく、とても疲れる。

  • 40歳で、認めたくなかった性別違和を認めざるを得なかった。父が亡くなり、死というものに初めて向き合い、「私はどのように死にたいか」ということを考え始める。後悔なく死ぬために、自分自身が抱える心の問題を真摯に解決したいと思うようになり、突き詰めていくと性別違和を今まで解決できなかったことが多くの問題の原因だと知る。

  • 親は私が女の子らしい行動を取ると、怒鳴ったり、殴ったり、恥をかかせるような行動を取った。これが一生のトラウマとなる。親から無理矢理、性別違和をねじ伏せて無いものにされたせいで、性別違和を認め解決する機会が大幅に遅れた。

  • 現在まで性別違和を軽減するためにやったことは、スキンケア、メイク、中性的な服装、中性的なヘアスタイル、髭の脱毛、全身の脱毛、中性的な髪の生え際を作るための植毛。これらから、ある程度の効果を感じることができた。だけど、根本的なところでの違和感は消えない。

  • 性自認は自分にとって全く重要ではない。40年以上男性を演じながら生きてきて、今さら『性自認は女性』だと公言したくない。言いたくないけど、あえて言うなら、私の思考回路は生まれつき女性寄り。だから男性側に寄せるようにずっと訓練してきた。今はそういった自己洗脳を意識的にやめるように努力してる。

  • エストロゲンの処方を希望。

  • 妻が中止を求めたら従う。

  • カミングアウトはしない。ヘイトを煽ることで民衆の支持を得ようとする共和党トランプ政権のやり方に対して屈するわけではないものの、現在の政治的状況を鑑みると自分や妻の身を危険に晒す行為は避けたい。

  • 名前と3人称(she/her)の変更はしない。

  • もし自分の体がエストロゲンに強く反応し、予想以上に女性化が進行してもカミングアウトはしない。でも、隠すこともしない。これを運命として受け入れる覚悟はできている。

  • 現在、比較的安定した仕事に就いている。企業内にLGBTQのグループもあり、表向きは性的マイノリティに協力的。

  • 上司との関係は非常に良好で、自分が性的マイノリティであることに薄々勘付いている。聞かれたら正直に答える準備はできているが、あえて私からカミングアウトはしない。

  • 経済的に安定している。住宅ローンはほぼ完済。その気になれば今すぐ完済できる。その他の借金はない。

ざっとこんな感じでしょうか。問診の時に言うべきことを思い出せるように書き出してみました。

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