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《まほやく雑記》ブラッドリー・ベインとかいう謎だらけの男

 こんにちは。師門ちゃんです。いあいあ。

 私はスマートフォン向けアプリゲーム「魔法使いの約束」が好きで日々ワーイとゆるく楽しく遊ばせていただいているんですけれども、前々からずっと思っていることがあるのです。

 ブラッドリー・ベイン、何???

 というわけで今回はまほやく七不思議(他六つは現在絶賛募集中)のひとつ、「ブラッドリーいろいろ謎すぎる」について考えてみようかなと思います。

※注意※
 今回は雑記ですので「謎を羅列するだけ」です。考察はのちのちやっていこうかなというつもりです。この記事だけでは何も解き明かされないのでご了承ください。
 あと銃についていろいろと抜かしておりますが、この記事のために調べた付け焼刃の情報ですので、詳しい方がいらっしゃいましたらご指摘などは喜んで受け付けます。裏を返せば、ここで言っていることをあんまり信じないでくれよな!! インターネット・リテラシー!!
 あとやっぱり一から百までオタクの妄言なので、ほかのところで絶対この話出さないでくださいね!!


そもそもなんでそんな話すんのさ

 そもそもなぜ私はこんな話を始めたのでしょうか。ブラッドリーくんはブラッドリーくん、それでいいじゃないですか。でもなんで? 話すと長くなります。いやなりません。
 その理由とはズバリ、「二次創作で書きたい話があるけどそこにその話が大きく絡んでくるから」です。オタクの考えることなんてこんなもんよ。
 というわけでその書こうと思っている二次創作のあらすじを乗っけておきます。ボスの魔道具はなぜ「銃」なのかという話。主人公はなんと数十年前の、晶ちゃんではない別賢者。こんな感じなので地雷含むかもしんないから気をつけて見てくれよな。

『月とM1895』
 「戦争が始まってからというもの、月は昇らなくなった。……いや、違う。ただ目に入らなくなっただけだった。」
 
 「風が、強く吹いていた。ふと、オレは今夜が満月であるのに気づいた。久しぶりに見た月はなんだかやけに大きくて、丸くて。塹壕の中であることも忘れて惚けたように見つめているうちに、気づくとオレは、見知らぬ男たちに囲まれていた。」
 
 時は1942年、ソビエト連邦陸軍のいち歩兵であるミハイル・ロマーヌイチ・フレーブニコフはナチスドイツとの戦争に駆り出されていたが、ある日賢者としてまほやく世界に召喚された。突然の出来事に怯える彼を出迎えたのは鏡写しの双子、妖艶な酒場の店主、怜悧で冷酷な紳士、そして、顔に傷のある盗賊団の首領。
 「そんな棒切れでこのブラッドリー様に向かおうたあ、なかなかいい度胸してんじゃねえか、え?」
 何もかもが分からないことだらけの世界で、ミハイルは始めは恐怖し、反発し、困惑する。しかし、『心を大切にする』魔法使いたちとの交流の中で、ミハイルの心はゆっくりと開かれていき、そして、彼は麻痺させていた自分の本当の願いに気付く。
 「……なあ、ムル・ハート。オレはあんたよりずっと頭が悪くて、短命で、先の見通しもない。だけど、そんなオレでも、あんたに何かを残せるのなら、たった一つ―――――――」
 なぜブラッドリーの魔道具は『銃』なのか。なぜあの世界には『魔法科学による携行可能な破壊兵器』がないのか。余白なら何を書いてもいい。二次創作が今暴れ出す。

 ちゃんとナレーションはツダケンで脳内再生してくれましたか?山ちゃんでもいいですけどちょっとコメディみが強くなりますね。
 とにかくそういうわけで、ブラッドリーが深く関わる二次創作を書こうと思ったゆえにブラッドリーの謎について一つでも多く解明しておきたいのでした。

ブラッドリーの謎①「元ネタ」

 ではさっそく本題に入っていきましょう。一つ目の謎は「元ネタについて」です。
 まほやくの登場人物はそれぞれ文学作品を元ネタにしているらしい……?ということは有名(こちらのブログ記事など是非参考に)ですが、その中でも我らがボスの元ネタ候補はリリースから約5年が経った2024年こんにちにおいてもそこそこ説が乱立している屈指の魔境。Twitterやブログ記事などざっと確認しただけでも
・『フェンデッセンの宇宙』/エドモンド・ハミルトン/主人公Bradley(最有力?)
・『黒衣の王子』/アイリス・マードック/主人公Bradley
・作家のマリオン・ジマー・ブラッドリー
と三つの説があります。(参考:新世界くしゃみラプソディ 様の記事
 これだけ説が乱立するのはひとえに「どれもいまいちしっくりこないから」。はたして彼の元ネタとはどれなのでしょう。そしてその元ネタ要素とは。

ブラッドリーの謎②「サワークリーム入りのチキンスープ」

 Q.謎なんですか?
 A.少なくとも私はそう思います。

 というわけで魔法舎中庭のスポエピ「ブラッドリーと魔法舎」でボス自身が話している「数十年前の賢者が作ってくれたサワークリーム入りのチキンスープ」についても謎のひとつだと思います。

『魔法使いの約束』育成スポット「魔法舎中庭」のエピソード「ブラッドリーと魔法舎」より

 これですね。なぜこれが謎なのかというと、「該当の料理がマイナーなわりに具体的過ぎる」ということです。
 「サワークリームが入ったチキンスープ」というかサワークリームのスープは欧米、特に東欧を中心にひろく食べられているようですが(ビーフストロガノフやボルシチなど有名なロシア料理にはサワークリームが用いられているようです)、日本ではさほどメジャーな料理とは言えません。いやどうだろう。少なくとも私は調べるまでビーフストロガノフにサワークリームが入っているということすら知りませんでした。
 おいしかった料理というだけなら、伝わりやすさを重視して別のスープだろうが別の肉料理だろうがなんでもいいわけです。それをわざわざ「サワークリームが入ったチキンスープ」と指定してきた。メタ読みになりますが、そこには何らかの意図があるのではないか、と考えることも出来るのではないでしょうか。

ブラッドリーの謎③「魔道具」

 三つ目は最も大きな謎、彼の魔道具についてです。
 ボスの魔道具は世にもカッピョイイウィンチェスター(?)ライフル(参考:こちらのツイート)ですが、もうこれはもったいぶってもしょうがないのでさっさと言っちゃうと、

 Why do you have that???????

 へい。そういうことです。
 歴史を勉強したことのある方ならお分かりかもしれませんが、基本的に「銃」と「騎士」はトレードオフの存在です。百年戦争しかり、武田の騎馬隊を破ったノッブの三段撃ちしかり(こちらは近年の研究でどうやら後世の創作っぽいとされているようですが、いずれにせよ鉄砲の導入が戦国時代の趨勢を大きく左右したのは事実でしょう)、銃という武器が誕生すれば華々しい剣と槍の一騎打ちの時代は終わってしまう、というのはほぼどの国でも例外ないことです。
 しかし我らがカイン団長に代表されるように、まほやく世界には未だ騎士という存在は現役大活躍中。つまりこの時代において基本的には「銃」というものはオーバーテクノロジーであると言えるのです。

 (なんですが……銃の歴史というのは意外と複雑で、必ずしも銃が出てきたらすぐさま騎士や剣が滅ぶという訳でもないようなのです。その辺はまだ調べ途中なのでまた今度。)

 あの世界でボス以外に「銃」を持っている人にも今のところ出会ったことが無い(こないだのイベント百本キャンペーンで解放されていたストーリーの八割くらいは読んだと思いますが、どれにも「銃」の記述は無かったと記憶しています)。
 そんな世界で、なぜブラッドリーは「銃」を魔道具としているのか。これは彼の持ついくつかの謎の中で最大のものであると言えます。

ブラッドリーの謎④「部屋」

 これは上の③の謎の一部と言えば一部なのですが、せっかくなので分けておきます。
 魔法舎では様々な魔法使いの部屋に遊びに行くことが出来ますが、その中でもやっぱりボスは一味違います。
 見てくださいよ、この部屋を。

『魔法使いの約束』より、魔法舎・ブラッドリーの部屋

 ああ! 棚に、棚に!
 入った瞬間卒倒するかと思いました。なんだこのオーバーテクノロジーっぷりは。
 なんとボスの持っている銃はあの一つだけではないのです。一番上にはいつものライフルと似た形状らしきもの、二番目にはフリントロック式拳銃、このへんまではまだいいとして三段目何ィ!?!? 1900年代に裏社会で大暴れした(出典:Wikipediaなのであんまり信用しないでください)アパッチリボルバー君がこんにちはです。そして四段目はどこからどう見てもコルトです。本当にお疲れさまでした。

 そう。こちらの世界での1800年代終わりごろ~1900年代半ばまでの銃があるのです。お前マジでどこから持ってきたそれ???
 オートマ式拳銃やAK47系のアサルトライフルが無い辺りには(開発者の)理性を感じますが、それにしてもオーバーテクノロジーすぎる。百歩譲って他三つはシンプルに技術の発展でできている可能性はありますが、アパッチリボルバーなどという凶悪かつ変態的な武器はそうやすやすと作られるものではないでしょう。

 そういうわけで、ブラッドリーくんはただ銃を持つにとどまらず、銃をたくさん持っているのです。震えが止まりません。明らかにオーパーツです。
 これがブラッドリーの謎延長戦にして裏ボス、「部屋」です。

まとまらないけどまとめよう

 というわけでブラッドリーの謎を大きく分けて四つ紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
 上記の謎はほとんど本編に関わるものではありませんが、言われてみれば気になって気になって夜も眠れないレベルのものです。当noteではこれからこの謎についてじわじわゆっくり調べて考察を進めていこうかなと考えています。
 たまに「そういやあいつどうしてるかな」と覗きに来ていただければ幸いです。
 それでは。

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