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小さく始めてゆっくり育てる、リスク分散の為の収入ポートフォリオと複業についての考。

今日は、私の副業収入のポートフォリオを公開して、収入のリスク分散について解説していきたいと思います。

皆さん、副業、していますか?
私自身は「副業」という言葉そのものはあまり好きではなくて、どちらかというと「複業」という言葉をよく使います。
というのも「本業」「副業」という分け方、すなわち「本来の仕事」と「そうではない仕事」という分け方自体が、これからの時代の価値観には合っていないと思っているからです。

・日本の所得水準は低下して続けてきた。
・これからも低下し続けていく。
・上辺だけをなぞった欧米的個人主義の台頭により、勤労(や会社)が悪とされがちな日本の風潮。
・政府方針によって(良くも悪くも)労働者が過保護され、会社に頼ることのリスクがどんどん高まっている。
・先進国の中で唯一の横ばいGDP国家。
・少子高齢化社会で経済縮小。
・老後2000万問題。

この記事を読んでいる人は、20代後半〜30代が多いと思います。今、これを読んでいるあなたがどんな仕事をしているか分からないけれども、我々世代は「逃げ切れません」。
そういう時代に生まれたのだから仕方ないね。

「ひとつのカゴに卵を盛るな」という言葉があります。
卵をひとつのカゴに盛っていたら、そのカゴが落ちてしまったら全ての卵が割れてしまう。しかし、卵を盛るカゴをあらかじめ分けておけば、ひとつのカゴが落ちても他のカゴの卵は助かる、という「リスク分散の考え方」です。

これは、主に株式や債券などの投資の世界で使われる考え方ですが、実は「働き方」にも応用できます。
私たちが持っている最大の資産は何かというと「自分自身」です。
自分自身という人的資産を持っているからこそ、そのリソースを使って価値を生み出したり、お金を生み出したりできるんですね。
この人的資産の振り分け先をひとつの会社に依存していたらどうでしょう。それはつまりあなたという大切な卵をひとつのカゴに盛っているに他なりません。伝統的な大企業ですら倒産してしまう、変化の速度の激しい昨今、ひとつの会社に依存するのはとても危険です。
万が一、今は安定していても、20年後、30年後はどうでしょう?突然会社が潰れて、外に弾き出された時に、あなたの人的資産の価値は「その会社の外でも通用するもの」でしょうか?

「会社の看板」はとても大きいです。
もしもあなたが会社で良い成績を出していたとしたら、それはあなたの能力があるからではなく、会社の看板によるものだと考えた方が良いでしょう。

自分の力で稼ぐ力を身につけていくことが、これからの世の中には絶対必須なスキルだと考えています。

「本業」「副業」などという分け方をしていると、どうしても収入ポートフォリオが偏りがちです。「複業家」として、いくつもの仕事を掛け持ちして、それぞれの仕事の間に相互作用を発生させながら、唯一無二の人材価値を高め、自分自身という人的資産から多様な収入ポートフォリオを生み出せる人物になっていくことがとても大切だと思っています。

私自身、副業を作ることがとても大好きです。
一つのことに集中していると飽きてしまうという性格上の特性もあります。また、新しいことにどんどんチャレンジしたがるという好奇心も強いです。これまで、20種類以上の副業にチャレンジしてきました。うまくいくもの、そうでないもの、色々とありましたが、全て糧となって今に繋がっているな〜、と感じます。

ここまでで実は今日のnoteで伝えたいことの9割は書いてしまいました。
残りはおまけと言ってもいい位です。笑
ここからは、私がこの6年間ほどで、どんな副業に挑戦してきたか、それらをどのように育てていったか、を具体例・具体的な収入金額を交えて紹介・解説していきたいと思います。

Youtuberっぽくタイトルを煽ると
「5年間で16倍の副業収入!好きを稼ぎに繋げる副業の考え方」!

それではやっていきましょう!

はじめに

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